発雷確率とは?雷が鳴る確率が分かる予報!活用法と注意点。

「発雷確率」とは
雷がどのぐらいの可能性で鳴るかどうかを
示した予報です。

雨が降るかどうか、ではなく
「雷が鳴るかどうか」の予報になりますね。

雷が怖い!と感じている人や
パソコンなどを使った作業をする人、
外出予定のある人などにとっては
助かる予報の一つだと思います。

では、そんな発雷確率を活用する際の
ポイントなどを解説していきます。

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どこで見れるの?

発雷確率は、
色々な気象予報系サイトなどで
見ることができますが、
一番分かりやすく、確実性のあるものが
「国際気象海洋株式会社」が提供している
発雷確率の予報になりますね。

気象庁発表による予報になっており、
三時間ごとの発雷確率が、数日先まで
記されている、と、いうものになっています。

通常の天気予報の場合は
例えば「山沿いは雷に注意してください」みたいな
感じの予報に留まることも多いですが、
この発雷確率の予報は、
”雷が鳴るか鳴らないか”の予報になるので、
より詳しく「どのあたりで、どの時間帯に、危険があるのか」
ということを知ることができるものになっています。

色がついていても必ず鳴るとは限らない

発雷確率は色で示されており、
赤っぽい色になればなるほど、発雷確率が
高いことを示しています。
(実際に発雷確率のサイトに、どの色だと何パーセント
発雷するのかも記載されています)

ただし、発雷確率はあくまでも
天気予報と同じように「予報・予測」の類であり、
未来予知ではありませんから、
例え、発雷可能性の高い色がついていたとしても、
必ずしも、発雷する、ということではありませんので、
その点は注意してください。

仮に100パーセント近い数字で表示されていたとしても
雷は人間が鳴らしているわけではありませんから
「絶対」と、いうことではありません。
その点は忘れないようにしましょう!

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色がついていなくても「絶対鳴らない」ということでもない

逆に、色がついていない状態(上のサイトで言うと黒の状態)は、
雷が絶対に鳴らない、ということでは
ありません。
この点も勘違いしないようにしましょう。

実際に見てみると分かると思いますが、
発雷確率のページで「黒(色なし)」は0-10パーセントを示す色です。
そのため、「絶対に鳴らない」と、いうわけでは
ないわけですね。

実際に、私の地域も「発雷確率」の色がついていなかったのに
雷が鳴ったようなケースはこれまでにも何度かあります。

そのため、発雷確率の予測を見て”色がついていない”=雷が鳴らない
ということではありませんので、
その点は勘違いをしないようにしましょう。

発雷確率が低く表示(あるいは無)されていたとしても、
発雷する可能性は0ではありません。

発雷確率が高い日に気を付けるべきことは?

発雷確率が高く表示されている日には
当然のことながら「雷が鳴る可能性が高い」と、
いうことを示します。
上でも書いたように、発雷確率が高く表示されているからと言って、
必ずしも雷が鳴る、ということではないのですが、
発雷確率が高く表示されている場合には、
当然雷が鳴りやすい、ということは事実なので、
ある程度の目安にするとよいでしょう。

まず「どの時間帯の発雷確率が高いのか」を
確認し、その上で
外出の予定がある場合は、場合によっては時間をずらしたり、
移動手段を変えたりするなどの対策をし、
不要不急の外出(行先が屋外)がある場合は
その予定を変更するなども、検討すると良いかと思います。
(仕事の場合は「雷で休みます」はさすがに無理なので
時間をずらしたり、交通手段を変えたりするなどして対策しましょう)

外出の予定が無い場合などは、
雷が鳴った場合に備えて
(もしも雷が鳴ったら)家電製品のコンセントを抜くなどの
対応を、すぐにできるようにしておくと、
より安心できるのではないかと思います。

また、パソコンなどを使った作業がある場合は
雷が鳴り始める前に早めに済ませておくか、
予め(充電できるものであれば)充電しておくことをおすすめします。

スマートフォンや携帯ゲーム機、タブレットなど
使いそうなものに関しても、
雷が鳴り始める前に充電しておくと安心ですね。
(※充電した状態で、アダプターを外して使っている分には
コンセントに直接つながっていないため、万が一落雷などが
発生しても、影響を受けることはありません。
ただし、充電していると、コンセントに繋がった状態のため、
雷の影響を受けて、機器の故障などを招く可能性がありますので、
その点は注意をしなくてはいけない部分になります)

「雨」の予報ではない

発雷確率はあくまでも「雷が鳴るかどうか」の予測です。
例えば、発雷確率が0に近い表示になっていても
「雨が降るかどうか」はまた別問題になります。

全国的に発雷確率が低い=今日は雨が降らない
と、いうことではないので
その辺は勘違いしないようにしましょう。

例えば、梅雨前線による雨は、
全線からある程度離れている地域では、
1日中雨だったとしても雷を伴わない
しとしとした雨になる可能性が高い、などなど
”雨が降る=雷”とは限らないので
「雨が降るかどうか」と「発雷」は分けて考えるべき部分です。

まとめ

当然、発雷確率も天気予報と同じように
「100パーセント的中する」わけではありませんが
ある程度の参考にはなるかと思います。

ただ、発雷確率のレーダーだけでは
天気のほうは、分からないことも多いので、
天気予報と組み合わせつつ、活用していくことを
おすすめします。

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