雷注意報が頻繁に出る理由は何故?外れることが多いその理由は?

「雷注意報」は
気象庁の警報の中でも特に発表されることが
多い注意報の一つです。

真夏など、雷が多いシーズンになると
「え?!また!?」と思うぐらいに
頻繁に雷注意報が出されています。

が、地域によっては
”今月ほとんど雷注意報外れてますけど…”と
思ってしまうぐらいに、
雷注意報が出ても雷が鳴らない、ということは
非常に多いです。

もちろん、天気予報とは未来予知ではありませんから
外れることはあるものです。
こればっかりは仕方のないことですし、
それでも十分、天気予報は日々の生活の助けになっていると思います。

しかしながら、雷注意報の場合に関しては
”通常の天気予報など比べ物にならないぐらい”
よく外れます。

雷を気にする人からすれば
”何でこんなにいい加減に注意報が出るんだ!”と
思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

その点について、解説していきます。

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どんな基準で注意報が出るの?

雷注意報が出るのはどんな時なのか。

気象庁の公式に明記されている運用基準を引用すると

”落雷または雷に伴うひょう、突風などによる災害が予想される場合”

と、明記されています。

こうなると、やはり、雷自体を示して注意報が出ていることが
分かると思います。

ですが、実際には鳴らないことも非常に多いのも事実で、
首を傾げてしまう人もいるのではないでしょうか。

かなり低い発雷確率でも注意報が出る

実際に”発雷確率”というものも、
世の中には存在していますが
雷注意報は、”発雷確率が10パーセントなど”きわめて低い日でも、
”少しでも発雷確率があれば発表される”ものになります。

当然、発雷確率10パーセントの日には、
もちろん、発雷することもありますが、
多くの場合、その数字通り、実際には雷が鳴らないことが
多いです。

しかし、そういった日でも”雷注意報”は出されていることが多く、
場合によっては”発雷確率”では、一番低い確率(色すらついてない)
にも関わらず、周辺地域である程度発雷確率が高いと、
それだけで「雷注意報」が出ていることもあり、
”発雷確率がかなり低い状態でも雷注意報は出る”というのが
現実です。

具体的にどういう基準で雷注意報が出されているのかは、
↑で引用した内容しか明かされていないため、
具体的に何らかの数字で基準が明確に決まっているのか、
それとも「とりあえず出しておくか」ぐらいの感じなのかは
不明ですが、
いずれにせよ
”かなり低い確率でもとりあえず雷注意報は出る”
ということは覚えておいた方が良いでしょう。

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注意はしておいた方が良い

もちろん、”何の理由もなく”雷注意報が出ることは
ありませんから、
ある程度”そういう危険性はある”日であることには
違いはありません。

上でも書いたように”かなり低い発雷確率”でも
雷注意報が出ているようなケースはありますが、
それでも”全く鳴る可能性がない”と言う日には
流石に出ませんから
雷注意報が出るということは、
その確率は”晴天の日よりは高い”ということです。

念のため、頭の片隅に入れるレベルでも良いので、
注意自体はしておいた方が良いでしょう。

ただし、ここまで書いてきた通り、
雷注意報は”ほぼ確実に雷が鳴る”ということではなく
案外”もしかしたらなるかもしれない”レベルでも、
発表されるので、
”今日は雷注意報が出ているから外出しないようにしよう”とか、
”雷注意報だけで”そこまで真剣に考えすぎる必要はありません。

他のものと組み合わせて判断する

雷注意報は、これまで書いてきた通り、
かなり低い確率でも発表されてしまうので、
これだけだと、なかなか判断が難しいこともあります。

実際に、”雷注意報は出てたけど、全然雷が鳴らなかったし、
近くを雨雲が通過することもなかった”みたいな日は、
”かなり多い”です。

なので、雷注意報だけで物事を判断することなく、
天気予報などと組み合わせながら総合的に
物事を判断していく、ということが
大切になります。

天気予報や、天気予報の解説、発雷確率
雨雲レーダーなども合わせつつ、
”本当に注意するべき雷注意報なのかどうか”ということは
見極めるようにした方が良いです。

雷注意報だけ見ていると、”今日は雷注意報が出ているし
大雨になったり、雷の危険性が高いのかな?”と
思ってしまうこともあると思いますが、
しっかりと天気予報なども含め、色々な情報を把握していれば
より正確に、その危険性を把握することが
できるのではないかと思います。

総合的に判断していくためにも、
雷注意報だけではなく、天気予報など
活用できるものは色々と活用していくことが
大切になります。

過剰に心配しすぎないのも大事

上でも書いた通り、雷注意報が出ている、ということは
それなりに雷が鳴る可能性のある要素は
揃っている、ということにはなります。

しかし、一方でこれまで書いてきた通り
”雷注意報が出た日に雷が鳴るのかどうか”と
言われれば実際には雷が鳴らないような日は
非常に多いために
”雷注意報が出るたびに気にしている”ということに
なってしまうと、精神的にも疲れると思いますし、
雷に対する恐怖心が強い人の場合、
十分に日常生活を送ることができなくなってしまいます。

真夏などに関しては
毎日のように、雷注意報が出ることも
かなりありますので、
”雷注意報が出ても、必ず雷が鳴るわけではない”ということは
しっかりと覚えておき、
警戒はしても、過剰に不安に感じないように
注意することが大切です。

実際に、私も仕事でパソコンを使うことなどから
雷の動向は毎日確認していますが、
”雷注意報が出ている日”に雷が鳴らない人の方が
寧ろ多い気はします。

もちろん、鳴ることもありますが
鳴らないことも多いので、
この点に関しては頭の片隅に
入れておくと、良いと思います。

雷注意報は、発雷確率の予報で発雷確率が10パーセントなふぉ、
かなり低い数字であっても、
発出されることがある、ということは
覚えておきましょう。

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あくまでも目安に

ここまで書いてきた通り”雷注意報”は、
あくまでも、目安であり
これが出たから雷が必ず鳴る、ということではありません。

特に夏場になると、
”雷注意報の乱用”と言えるぐらいに
”少しでも鳴りそう(感覚的には十中八九大丈夫な日)”なだけでも、
雷注意報が出て来ることは、よくあることです。

そのため、天気予報や、予報士の方の解説、
当日の雨雲レーダーなどを見ながら
総合的に判断していくことが大切になります。

実際に、雷注意報が出ても”雷が鳴らない”ことは
決して珍しいことではなく
地域によっては”注意報が出ても鳴らないこと”の方が
多いこともよくあります。

雷注意報だけを見て、それを鵜呑みにしていると、
正確な情報を把握できずに
振り回されてしまう結果にもなりますので、
雷注意報はあくまでも”一つの目安”として
参考にしていくぐらいが、ちょうど良い付き合い方に
なると思います。

本当に夏場は”異常なぐらいに頻繁に出る”ので、
そういうものだと、ある程度頭の中に
入れて置いた方が良いです。

まとめ

夏場は特に雷注意報が頻繁に出ますし、
地域によっては
アタリか、ハズレかで言えば
”頻繁に外れる”ことも多いです。

実際に発雷確率が限りなく低いパーセントで出ている日にも
雷注意報が出ることはあるので、
本当に”念のため気をつけましょうね”ぐらいの
意味合いであると認識しておいた方が
気持ちも楽だと思います。

夏場は”かなり簡単に出てしまう注意報”なので、
そういうものだということは理解し、
上手く付き合っていきましょう。

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