海外の地震が日本に影響を与えることはあるの?注意点は…?

地震は、日本に限らず、海外でも発生しています。

地球上の色々な場所で日々発生していて、
大きな地震だと、海外の地震でも
ニュースになったりすることはありますよね。

では、海外で地震が発生した場合、
日本に影響を与えるような可能性はあるのでしょうか。

その点についてを解説していきます。

直接的に影響するようなことは
限定的ではありますが、
海外の地震も決して「無関係」ではないこともあるのです。

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影響が出てくる場合もある

海外で発生した地震も
間接的に・直接的に問わず、
何らかの影響を日本に与える可能性は
決して0ではありません。

まず、小さな地震程度であれば、
日本に影響を与える可能性はほぼ0であり、
現地でも、日本と同じように被害が出るようなことは
まずないでしょうから、
気にする必要はありませんが、
発生した地震が「大きな地震」となってくると
また話が違ってきます。

どのぐらいの規模の地震なのか、
どこの国で発生したのか、によっても異なりますが
場合によっては、
色々な影響が出てくることが懸念されます。

揺れが届く可能性も0ではない

日本の領域以外で発生した地震でも
大きな地震である場合、揺れが届く可能性は
0ではありません。
例えば、日本周辺の、日本の領海以外の場所の海を
震源とした大きな地震が発生した場合、
離島や、その海に近い地方などは
「ある程度」の揺れが届く可能性はあります。

大きな揺れになる可能性は低いですが
(距離が離れているため、地震の規模が大きかったとしても、
到達する揺れは限定的になります)
それでも、地震であることには変わりはありませんし、
地震発生直後に「これは遠くの地震だから」と
判断することは難しいですから、
地震が発生した場合で、揺れを感じた場合は
しっかりと身の安全を守るための行動をかかさないように
して下さい。
油断していると、思わぬ事故につながります。

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海面に影響が出る可能性

海外で発生した地震の震源地が
海である場合、海面に変動が生じる可能性があり、
例えば、海に漁に出ている船や、
何らかの目的で海や海岸などで活動している人は
注意する必要があります。

地震の規模が大きかった場合に関しては
”揺れは届いていないけれど、津波が到達する”という
可能性も否定はできませんので、
海外で大きな地震があった場合は、
揺れそのものよりも、こういった情報に
細心の注意を払っていく必要があります。

海沿いなどに入る場合は特に注意し、
必要であれば、安全のための行動をただちに
取るようにしてください。

海外旅行や出張中の人への影響

海外旅行や海外出張をしている人は、
当然、その現地で地震が発生すれば
影響を受けることがあります。

特に、海外赴任などで、一時的に海外に
滞在しているような人にとっては
かなり大きい影響が出ます。

自分の家族や知り合いなどが
海外に行っている、という場合は
間接的にではありますが、影響は出ますし、
現地に友人や知り合いなどが住んでいる、という場合も、
自分自身には影響なくとも、
人生に関係のある人が影響を受ける可能性はあります。

海外旅行などの「短期間」のタイミングでも
地震は、地球上にいる限りいつ発生するか分からないものですから、
当然”巻き込まれる可能性が0パーセント”ということはなく、
偶然の一致で巻き込まれてしまう可能性は、十分にあります。

流通などに対する影響

海外で発生した地震によって、
日本国内での製造や流通などに影響が
出る可能性はあります。

日本国内で販売されているものは
全てが日本で作られているわけではなく、
海外から輸入しているような商品もたくさん
存在しています。
また、日本製の商品であっても、
素材などは海外から輸入したものを使っているような
ケースもあり、
そういった”重要な拠点”が地震などによって
ダメージを受けた場合、
一時的に商品の入荷が滞ったり、
生産自体ができなくなったりしてしまい、
品薄になったり、そもそも店頭に並ばなくなるなどの
影響が生じる可能性は、十分に考えれます。

それに伴い、商品の値上げなどが起きることも
可能性としては決して0ではありません。

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イベントなどへの影響が出る可能性も

海外で地震が発生した場合、
イベントなどに影響が出る場合もあります。

また、地震を題材とした映画やドラマ、ゲームなどは
地震が発生したのが海外であっても、
その地震が大規模であったり、
被害が大きい場合に関しては、
国内向け商品・作品であった場合でも
発売日・公開日・放送日などが若干の延期になる場合もあります。

「自粛」というやつですね。
それが良いか悪いかは賛否両論あると思いますが
海外の地震でも、このようなことが起きる可能性は十分にあるのです。

ビジネス面での影響

商品の入荷などが滞るなどの点でも
ビジネス面の影響も生じますが、
会社の場合、それ以上に、
例えば「海外にも支社があったり、出店したりしている」
企業の場合は、当然、海外にも社員がいるわけですから、
そういった人たちが被災したことにより、
色々な対応を行うことになります。

また、先ほども書いたような、
物流・製造などにも影響が出て、
その点でも、ビジネス上の大きな影響を
受けることになるでしょう。

業種などによっては
「ほとんど関係ない」と、いうところも
ありますが、
逆に「かなり影響がでかい」というところもある、というのが
現実です。

海外とどのようなつながりがあるか、
あるいはないのか、によって影響は
大きく変わってくると思いますが、
ビジネス上、海外が関係しているような
企業の場合は、その影響は
かなり大きなものになる場合もあるのです。

政治的な影響

国同士の関係性にもよりますが、
他国で地震が発生した場合、
国としては「完全無視」というのも
なかなか難しいものです。

場合によっては、直接的な支援を
するようなことも出てきますし、
一般の人にとっては、あまり関係がないことだったとしても、
国としては色々な対応に動くことになる場合はあります。

特に、関係性の深い国で大きな地震などが
発生してしまった場合は、
ある程度の規模の影響を受ける場合もあるのです。

世界的なイベントへの影響

世界的なイベントなどが行われるタイミングと
地震発生などが重なった場合、
そのイベントが中止になったり、延期になったりすることは
十分に考えられることです。

世界的なイベントの時に都合よく地震が発生する
可能性は割合としては低いですが、
地震は人間の都合など考えてはくれないので、
偶然タイミングが一致する可能性は十分にあることです。

覚えておくべきポイントは?

自分や知り合いが、海外にいなければ
直接的に影響する可能性は限りなく低いですが、
自分の仕事が「海外と関係している仕事」の場合、
仕事上に影響が出る可能性は否定できません。

また、身の安全を守るポイントとしては、
自分が海外にいるような場合でなくても、
地震の震源地が海底である場合、
場合によっては津波などが到達する可能性はあります。

そこまで大規模な津波が到達する可能性は低いですが。
海沿いに立っていれば巻き込まれる可能性もありますので、
最新の情報はしっかりと確認して、
危険な場所にいるのであれば、念のため避難はしておきましょう。

まとめ

海外の地震が、直接的に
日常生活に与える影響は少ないですが
仕事が海外の関係などなど、そういった一部の人には
影響が出る可能性があります。

また、上でも書いた通り、身の安全を守るために
「津波の発生」にだけは注意しておき、
最新の情報をしっかりとチェックするようにしましょう。

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