雷でブレーカーが落ちる!原因と対処法を解説!

雷が鳴っているときに
時々起きてしまうことの一つが
「ブレーカーが落ちてしまい停電になる」
と、いうことです。

雷が鳴っている最中には
ブレーカーが落ちる以外にも停電を
引き起こす可能性がありますが、
停電を起こす理由の一つとして
「ブレーカーが落ちてしまうこと」が
挙げられます。

では、雷が鳴っている最中に
ブレーカーが落ちてしまう原因とは
一体何なのか、
もしもブレーカーが落ちてしまった場合には
どのように対処していけばよいのか、
それぞれ詳しく解説していきます。

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雷が鳴っている際には色々な停電リスクがある

雷が鳴っている際には
いきなり停電する可能性があります。

この点は、ブレーカーに関してもそうですし
ブレーカーが落ちてしまうこと以外による
停電に関しても、注意をしなくてはいけません。

特に、精密機器(パソコンやゲーム機などデータを
やり取りするようなもの)に関しては
停電になるタイミングによっては
最悪の場合、故障を招くことにもなりかねないので、
その点もしっかりと注意しておかなくてはいけません。

今回は、落雷等発生時に
「ブレーカーが落ちて停電してしまう」ということについて
解説していきます。

ブレーカーが落ちる原因とは?

ブレーカーには3種類のブレーカーが
存在しており、基本的に各ご家庭のブレーカーには
それぞれ、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーと
呼ばれる部分がついています。

このうち、雷を原因として落ちる可能性のあるブレーカーは
「漏電ブレーカー」が中心となります。

漏電ブレーカーが落ちる原因として

・雷を原因として家電製品から漏電などが発生する
・雷を原因として漏電ブレーカーが誤作動を起こす
・雷の直撃などにより大きな力が加わった

などが考えられます。

こうなってしまうと、漏電ブレーカーが落ちてしまい
一時的に停電することになってしまうのです。

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ブレーカー以外の原因で停電する可能性も

ただし、勘違いしてはいけない点として
「雷が鳴っている最中の停電は、必ずしもブレーカーが
原因とは限らない」と、いうことですね。

ブレーカー以外が原因の可能性も十分にあり、
落雷などが原因で特定の地域の電気が
全て消えてしまう場合もあります。

この場合だと、これから解説する
雷でブレーカーが落ちた場合の対処法を行っても
効果がありません。

この見分け方としては

・近隣の電気はついているか確認する
・ブレーカーが落ちていないか直接確認する

の、どちらかになります。

例えば、近隣住人の家も全て停電しているような
ことになっていれば、ブレーカーが原因ではなく
落雷などが原因でその一帯の地域で
停電が発生している可能性の方が高いです。
ただ、逆に自分の家しか停電していないような
状態であれば、あなたの家のブレーカーか
あなたの家だけ停電するような問題が
発生しているものと考えられます。

とはいえ、
ブレーカーを直接確認できるのであれば
直接確認するのが一番です。
ブレーカーを目視すれば、
漏電ブレーカーを含むブレーカーが落ちているかどうかは
一目で分かるはずです。
もし、落ちていればブレーカーが落ちたことによる停電ですし
落ちていないければブレーカー以外の原因による
停電だということになります。

ブレーカーが落ちた場合はどうすれば?

誤作動によりブレーカーが落ちた場合に関しては
落ちた箇所のブレーカーを上げることで
すぐに復旧します。

ただし、雷の影響などにより本当に漏電が
発生している場合に関しては、
再びブレーカーが落ちますし、
そのまま使い続けるのは非常に危険です。
この場合に関しては「どこ」が漏電しているのかどうかを
確認する必要があります。

一方で、ブレーカーを上げても、電気がつかない、復旧しない、
という場合は、雷の影響により、
一時的に周辺地域が停電になってしまっている
可能性が考えられます。

この場合は、自分では
どうすることもできませんので、
電力が復旧するのを待つしかありません。

その場合に備えて、雷が酷いときなどに
関しては、万が一停電してしまっても
すぐに電気を使うことが出来るように、
懐中電灯やライトなどを用意しておくことが
出来ると、安心であると思います。

漏電が考えられる場合は?

雷の影響による
誤作動でブレーカーが落ちたのではなく
本当に漏電が起きていると思われる場合は
注意が必要です。

漏電ブレーカーを上げても、再び落ちたり
するような場合は、雷の影響により
何らかの家電製品で漏電が発生した可能性が高いです。

その場合は”漏電しているのはどの機具なのか”
ということを突き止める必要があります。
これが分からないと、そのまま使い続けることは
非常に危険ですし、場合によっては大きな事故に
繋がります。

安全ブレーカー(部屋ごとにスイッチがあるやつ)を
一度全部落として、漏電ブレーカーをあげたあとに、
安全ブレーカーをひとつずつ確認していくと、
「どのあたりで漏電しているか」をある程度絞ることができます。

例えば、「リビング」の安全ブレーカーを上げた時は
大丈夫なのに「寝室」の安全ブレーカーを上げた時には
ブレーカーが落ちてしまう、となれば

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他の原因でブレーカーが落ちたのではないかを確認

雷が鳴っているからと言って
必ずしも雷によってブレーカーが落ちたとは限りません。
例えば、雷に関係なく漏電が発生した場合は
当然、漏電ブレーカーなどが落ちて、
停電が発生します。

また、契約アンペア数を超えて
電気を使うようなことがあれば
「アンペアブレーカー」と呼ばれる部分が
落ちてしまい、停電します。
これに関して言えば
契約している量以上の電気を一度に使ったことにより
停電してしまった、ということですね。

この場合は、使っていない家電の電源などを
切ってからブレーカーを上げることで回復します。

加えて、特定の部屋で電気を一度に集中して
使ったりした場合に関しては
安全ブレーカー(部屋ごとにたくさん存在するブレーカー)が
落ちてしまいます。

この場合に関しては、落ちた場所の電気の使用量を減らし
(例えば「リビング」と書かれた場所のブレーカーが落ちた場合は
リビングの電気の使用量を減らす)
再度ブレーカーを上げることで、回復するかと思います。

このように、”雷が鳴っていても”
絶対に雷が原因とは限りませんので、
その点は、決めつけてしまわないように、注意しましょう!

備えをしておくことは大事

雷が鳴っている際には、
ブレーカーが落ちる・落ちないに関わらず
停電するリスクは高まります。

特に、落雷が多く発生しているような日は
停電する可能性もかなり高くなりますので
この点は、頭に入れておき、
備えをしておくことが重要です。

備えとしては、急に停電しても良いように
懐中電灯でもLEDライトでも良いので
しっかりと周囲を照らせるもの(特に夜は)を
用意しておくことをおすすめします。

また、スマホなどを使いたい場合は
モバイルバッテリーを用意しておいたり、
落雷による家電の故障を防ぐために
使っていない家電は電源を切り、コンセントを抜いておく、
などの大作が大事になりますね。

まとめ

雷によってブレーカーが落ちてしまうことは
どんな家でも起こりえることです。
急に停電してしまった場合は
慌てず、ブレーカーを確認し、
ブレーカーが落ちている場合は
ブレーカーの対処、
そうでない場合は、雷が鳴りやむまで
しばらく様子を見て、
電気の復旧を待つようにしていきましょう。

いずれにせよ、雷が鳴っている際には
停電リスクがあるので、注意が必要です。

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