地震の将来はどうなる?予知の未来と被害を0にすることはできるのか?

現代において、大きな脅威となっている「地震」。

大きな地震が発生するたびに、大きな被害が出ている現状なのは事実です。
この地震は、今後、どうなっていくのでしょうか。
地震を予知できる日が来たり、地震の被害を0にしたり
することはできるのでしょうか。

そのことについて、考えていきたいと思います。

予知ができるようになったり、
地震そのものに対する何らかの対策が出来るようにもしもなれば、
日々の生活の不安が一つ消えますし、
言うことナシだと思います。

予知の未来と被害0について考えます。

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将来的にどうなるの?

まず、地震活動そのものは、地球の現象ですから、
今後も無くなることはないでしょう。
地震活動が活発化したり、逆に鎮静化したり、
そういう変化はあると思いますが、地震そのものが自然と
無くなる、ということは無いと思われます。

そのため、地震災害は今後も、どこかで起きるでしょうし、
今まで地震災害が起きると予想されていなかった場所でも
地震災害が発生し始めたり、そういうこともあるのでは
ないでしょうか。

ともかく、人間が何らかの対応をしない限り、
地震災害による被害は0にすることは難しいでしょう。
では、どのような対策をできるのか、
現代からすれば、非現実的なものをいっしょに
考えていきたいと思います。

予知は出来るようになるの?

まずは、地震予知はできるようになるの?というお話ですが、
地震予知を確実な方法で可能にするのは
なかなか難しいかと思います。

現代は「緊急地震速報」などがありますが、
あれは、”地震予知”では無く発生した地震の揺れが到達する前に
知らせるシステムであって
”これから発生する地震”を予知しているわけではありません。

また、地震雲、動物、虹、月、耳鳴り、頭痛など
色々前兆と言われるものは存在しますが、
これらは全て科学的根拠はないものであり、
これらを確実な予知に使うのは難しいことだと思います。

実際のところ、現代での予知はまったくと言っていいほどできません。
今後、予知が可能になるかどうかと言われても、
こればっかりは何とも言えません。
ただ、実用可能なレベルで予知できるようにするのは
本当に難しいことだと思いますし、
出来たとしても、かなり時間はかかるでしょう。
地震予知の未来は、暗いものだと思います。

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予知ができるようになったとしても…

地震予知ができるようになったとしても、
被害を0にすることはできないでしょう。
まず、建物的な被害を防ぐことはできません。
全ての建物を耐震住宅にすることは費用的にも難しいでしょうし、
津波などが発生した際に対する備えも、
満足に出来ていない、というのも事実でしょう。
仮に、地震を100パーセント予知できたとしても
(それがそもそも難しいことではありますが)
建物まで守る、ということは非常に難しいことです。

予算的、時間的な問題で、全ての建物に対する
被害を無くす、ということは事実上、困難な
ことであると考えます。

また、台風などを見ても分かると思いますが
「事前にどのタイミングでやってくるか」分かっていても
被害は出るものです。
それは、地震においても同じことが言えるかと思います。

100パーセント地震が発生する時間や場所、規模を
特定できたとしても、それでも犠牲者や被害を
0にすることはできないでしょう。
現在の台風がそれを物語っています。
恐らくは地震が来ると予知されていても、
一部の会社は出社を要求したりもするでしょうし、
避難しない人も、できない人もいるでしょう。

予知が可能になった=犠牲者0、とはならないのです。
事前に来ることが分かっている台風などを見れば、
それは分かることだと思います。

もしも犠牲者0にするなら…

もしも、地震による被害者を0にするのであれば
どのようなことをすれば、可能性があるのでしょうか。
考えられるものをまとめてみました。

が、下記を読んで頂ければわかると思いますが、
いずれも”非現実的”なものばかりです。
つまりは、地震による被害を0にすることは
かなり難しい、ということですね。

ただ、100年前の人間が、現在の暮らしを見たら
驚くのと同じで、今生きている人間が100年後の
暮らしを見たら、きっと驚くでしょう。
そういう意味では、もしかしたら遠い未来に
実現しているかもしれません。

では、犠牲者0にするには、どのような方法が考えられるか、
見て行きましょう。

・完全な備え
地震予知100パーセント、徹底された避難、
建物の完全な耐震化、そして津波などにより、堤防などの備え。
これらが全てカンペキに揃えば、被害も犠牲者も0に
することはできるでしょう。
ただ、現実的に考えて、今の時点では不可能ですし、
強制力のある処置を行うことができなければ、不可能でしょう。

・地震のない場所に行く
これは、つまり「地球」から出る、ということです。
SFじみた話にはなってしまいますが、
宇宙空間で仮に人間が暮らすことが可能になれば、
もう大地が揺れる心配もないわけですから、地震による
犠牲者は0になるでしょう。
別の問題は色々とありそうではありますが。

・陸地から離れる
地震災害の揺れは、地面から1ミリでも離れていれば、
全く感じなくなるわけです。
そのため、人間の生活圏を空中に作ることができれば
地震災害による被害も犠牲者もなくなるでしょう。
もちろん、これも現実じみた話ではないですし、
仮に実現するとしても、今の生活基盤を全て
覆さなければならないわけですから、
相当難しいでしょう。現実的でない方法なのは確かです。

・地球の活動に干渉する
これもほぼ不可能な方法だとは思いますが
何らかの方法で地球の活動に干渉することが
出来るようになれば、地震の発生そのものを抑えることが
できますから、地震被害も0になるかとは思います。
が、地球や宇宙そのものに人間が干渉する、ということは
相当難しい事でしょうし、最悪の場合、
地球や宇宙に悪影響を与えてしまい、重大な結末を
招いてしまうことになる可能性もありますから、
かなり慎重にやっていく必要はあるかと思います。

こんな感じでしょうか。
他にもあるかもしれませんが、地震による被害を
完全になくす、ということは本当に難しいことですし、
いかに困難なことだか、分かるかと思います。

できる限り被害を減らすこと

人類に出来ることは、「できる限り被害を減らすこと」だと思います。
地震による被害を完全に0いすることは困難でしょうし、
もしもそれを目指すとしたら、非現実的なことを実現しなくて
いけないので、難しいことです。

出来る限り被害を減らすこと。
これが今できる唯一のことだと思いますし、
やはり一人ひとりの行動や備え、知識が大切になると思いますし、
自分たちで身を守る知識や準備をしておくことが、
とても大切なことになると思います。

今後、数百年数千年すれば、地震災害による被害を0にすることも
できる可能性はありますが、相当長い時間がかかるでしょうし、
そんなことに期待していては、いざというときに
地震から身を守ることはできません。

まとめ

地震の未来…。
どうなっていくかは分かりません。
しかしながら、地震活動が無くなることはないと思います。
一人ひとりが知識を学び、備えをしておくことが
一番大切になるのではないかと思います。

地震の予知ができるようになるだけではダメですし、
技術力などが上がるだけでもダメです。
本当に、今の時代では想像もつかないような方法を
実現できなければ、地震災害による被害を0にすることは
難しいのではないでしょうか。

仮に被害0にすることができたとしても、
まだまだ長い年月がかかりそうです。

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