雷のことをツイートする危険性。大体の住所がばれる可能性も。

雷が鳴っていると
「雷すごい」とか「今、雷落ちた！」とか
ツイッターなどでツイートしている人も多く見かけます。

もちろん「リスクを理解した上で」ツイートしているのであれば
別に良いのですが
何も考えずに、そういうツイートをしている場合は
ちょっと考えてから行動するようにした方が良いです。

「雷」のことをツイートする危険性について解説します。

住所がバレる
まとめ

住所がバレる

「雷が落ちた！」とか、ツイートすることは
あなたの大体の住所を全世界に向けて
知らせることと同じ、と思ってください。
住所を自分で明かしていたり
どのあたりに住んでいるのかを明かしている場合は
構いませんが、そうでない場合、
雷が落ちた！だとか、雷が鳴ってきた！だとか
そういうツイートなどをすることによって、
あなたの大体の居場所が、それだけで分かってしまいます。

場合によっては、かなり地域を絞ることが
できてしまうために、本当に危険な行為です。

どうして住所がバレてしまうのか、
どうすれば良いのかを、それぞれ解説していきます。

どうして住所が分かってしまうの？

気象庁のサイトなどを中心に、
今、どこで雷が鳴っているか、どこで落雷が発生したかなどを
確認することのできる「雷レーダー」というものが
存在しています。

”雷が落ちた”とツイートする、ということは
”今現在雷が鳴っている箇所のどこか”にいる、ということが
（あなたが嘘をついて、雷が落ちた！とツイートした場合は別ですが）
見る人全員に分かってしまいます。

全国各地で雷が鳴っているようなタイミングであれば、
そこまで地域を絞ることはできませんが、
例えば、日本全国の”一定の場所”でしか雷が鳴っていないような
タイミングで、そういうツイートをしてしまうと
あなたの居場所が、かなり絞られてしまいます。

この点は、本当に注意したほうが良いですし、
住所などを知られたくない、という人は、
絶対に「雷が落ちた」ツイートはしないほうが良いです。

「この人、このあたりに住んでいるのか」が
一目瞭然の状態になってしまいます。

他の情報と組み合わせることで、住所まで特定される危険

もちろん、落雷ツイートだけでは
あなたの確実な住所を絞り出すことは不可能です。

ですが、少なくとも、上で書いたように
”雷が特定の箇所でしかなっていないようなタイミング”で
ツイートしてしまえば
都道府県は確実に絞ることができてしまいますし、
雷の範囲が狭い場合、大体の市区町村まで
特定されてしまうことになります。

もちろん”どの家に住んでいるか”までを
落雷ツイートで判断することは、まず不可能だと思いますが
普段の日常的なツイートから組み合わせられてしまうと
”かなり範囲が絞れてしまう”可能性も
十分に考えられます。

”今、雷落ちた！”みたいなツイートは
そこまで知られてしまう可能性もある
危険なものである、ということは
頭に入れておくことをおすすめします。

もうツイートしてしまっている場合の対処

既に雷ツイートをしてしまっているんだけど！？
という場合の対処法をご紹介します。

まず、”特に何も問題が起きていない”のであれば
必要以上に気にしなくても良いと思います。
過去のツイートまで遡って、
その時の雷の状況をわざわざ確認し…
なんてことまでやる人はまずいないでしょう。

ただ、どうしても不安なのであれば
そのツイートを削除しておくと良いと思います。

また、ツイート削除では不安な場合の別の方法としては
「雷落ちた！」というツイートを
”本当は落ちてないのに”してしまうのも
有効的な手段です。

全国各地でどこも雷が鳴っていないような
タイミングでこれをやってはダメですが、
例えば自分が東北に住んでいて、
今、九州で雷が鳴っている！という場合に
”雷が落ちた！”と嘘のツイートをすれば
もし、あなたの雷ツイートから住所を読み取ろうとしている人が
いたとしても、”ん？今度は九州にいるのかな？”と
思わせることができます。

仮に一度、雷ツイートをしてしまって
それを誰かに見られていて、
かつ、その誰かが、あなたの大体の地域を絞っていたとしても、
ニセの雷ツイートをすることによって、
相手を混乱させることができますし、
”よく分からない”という状況を作り出すことも可能です。

ただ、先ほど書いたように日常のツイートから
総合して、住所がかなりの範囲で絞られてしまう
可能性がありますので、最初から
雷ツイートはしないほうが良いです。