積雪予報が外れるのは仕方のないこと!心に余裕を持って!

積雪予報が出ていたのに
全然積雪しなかった…

逆に、積雪はしないと言っていたのに
予報をはるかに超える積雪になってしまって
大変なことになってしまった…

そのようなことも、あるかと思います。

そんな時に必ず見かけるのが
「積雪予報を外した天気予報に対する怒り」ですね。

確かに、積雪の予報が外れてしまって怒る気持ちも
分からないでもないですが、
これは自然現象によるものですし、
そもそも”天気予報”自体が
100%天気を的中させられるようなものでは
ありませんので、そこのところを理解しておく必要があります。

積雪予報が外れてしまうのは仕方がない、
ということを理解し、
心に余裕を持っていくようにしましょう。

スポンサーリンク

天気予報自体が万能ではない

天気予報自体、そもそも100%当たるものでは
ありません。
これは、雪に限ったお話では
ないことは、皆さんもご存じのことだと思います。

もちろん、100%当てることができるのであれば
当たった方が良いでしょうけれど、
それは今の技術では難しく
”今の状態が、今できる限界”だということです。

雪に関してもそうで、
100%天気予報を当てることは至難の業、
ということになります。

天気予報はあくまでも予報であり
”未来予知”ではありません。
予報士の方も外したくて外しているわけではない、
ということは、頭の片隅にでも良いので、
入れておくようにしてください。

「雪」か「雨」かの判断は非常に難しい

天気予報自体が万能ではない、ということに
加えて、「雨が降る」「降らない」の予想以上に
遥かに難しいのが「雨が降るのか」「雪が降るのか」ということです。
特に都心部などでは”様々な要因”が重なってくるために
そもそも予測が非常に難しくなっており、
”雨or雪が降る”まではかなり正確に予想できても、
実際に降ってくるものが、
雨なのか、雪なのか、という部分になってくると、
飛躍的に難易度が高まってしまいます。

都心の雪の原因として多いモノが
「南岸低気圧」と呼ばれるものになりますが、
この南岸低気圧がどの程度、内陸部にまで被るように
やってくるのかどうか、ということもそうですし、
上空の寒気の強さや、地上の気温など
”あらゆる不確定要素”によって、
それが”雨”になるのか”雪”になるのか、と
いったことが変わってきてしまいます。

そのため、都心部などで雪の予報が出ている際に
特に多いパターンが
「雨だと予報が出ていたのに雪が降った」
「積雪への注意が呼びかけられていたのに大したことはなかった」
などのパターンになります。

この部分の判断は現代の技術をもってしても、
「難しい」ものであり、不確定な部分であるために、
「何かが降る」「降らない」まではだいぶ正確に予想することが
できても、その降ってくるものが
「雨」なのか「雪」なのか「みぞれ」なのか、
という点に関しては、まだまだ難しい部分も多い、
というのが現実になるのです。

スポンサーリンク

どっちにしても文句を言う人が一定数いる

天気予報の大変な点は、
「正確に的中した」場合以外、どちらにしても
一定数の人に文句を言われてしまう…
ということですね。

例えば
「雨の予報」だったけど「雪が降ってしまった」
という場合、困る!という人は当然出てきますし、
”雪が降るなんて一言も言ってなかったから、備えをしてなかった”だとか
”積雪するなんて言ってなかったじゃないか!”という人が
出てきます。
まぁ…そう言いたくなってしまう気持ちも分からなくもないですが、
↑でも書いた通り天気予報はあくまでも「予報」であるという
大前提を忘れてしまっています。

その逆のパターンもそうで、
「雪の予報」だったけど「実際には雪は降らなかった」という場合、
例えば、ある程度の積雪などが予想されていると、
予め電車の運行本数を減らしたりするような対応を
する鉄道会社などもありますが、
それをやった場合に、”実際には雪が降らなかった”となると、
必ず批判の声が集まります。

予報を当てない限り、必ず”批判する人”は一定数存在しており、
”天気予報を利用する側が、天気予報に過剰に高いレベルを
要求しすぎている”という状態になっています。

あまり、こういうことが続くと天気予報自体が
やりにくい状態になってしまったり…という弊害も
考えられますので、
”天気予報に現代の技術以上のレベルを求めないようにする”
ということも大切です。

気持ちに余裕を持って参考程度に

天気予報はあくまでも「参考程度」に考えておき
”必ず当たる”というものではない、ということは
理解しておく必要があります。

鵜呑みにするのではなく、
”この可能性が高い”ぐらいにとどめておいて、
気持ちに余裕を持つこと。
これが、天気予報を利用する際の
最低限必要な気の持ち方です。

天気予報が外れるたびに、いちいちカッカッしていたら
自分が色々な意味で疲れるだけですから、
そのようなことにカッカッせずに、
ある程度気持ちに余裕を持って行動するようにしましょう。

雨の場合も雪の場合も想定して行動を

ここまで書いてきた通り、雨か、雪かの予報は
非常に難しく、特に都心部などでは
さらに難しい、というのが現実です。

そのため、雪が降るかも、降らないかも、の
話になってきた場合に関しては
”雨”だった場合も”雪”だった場合も
どちらも想定した上で計画を立てていくことをお勧めします。

例えば
”雪が少し混ざるかもしれませんが積雪はしません”という
予報の場合でも、実際には積雪してしまったような事例は
過去にもありますから、
”雪かもしれまない”というワードが出てきている時点で
”もしかしたら積雪するかもしれない”と、
頭の中で考えておいた方が良いですし、
”10cmほど積雪するかもしれません”という予報の場合でも
逆に”積雪しない可能性もある”ということは
頭のどこかに入れておいたうえで、行動することを
強くおすすめします。

”雨”にも”雪”にも”積雪レベルの雪”にも
どれにも転ぶ可能性があるため、
このあたりはしっかりと、両方の可能性を視野に入れて
行動していく必要があるのです。

スポンサーリンク

外れたら許さない、では天気予報はなくなる

天気予報が外れたら許さない…
ということになってしまうと、
”それなら、天気予報はできません”と、いうことになってしまい、
天気予報がなくなってしまいます。

”できる範囲内”で物事を要求したり、希望したりすることは
悪いことではありませんが、
”実現不可能なレベル”まで、過剰な要求を突き付けたり、
クレームを入れることは、してはいけないことです。

そういったことまでしてしまうと
”天気予報自体ができなくなってしまいます”

そうなってしまえば、困る人もたくさんいると思いますから、
外れることはあれど、
天気予報とはそういうものだし、
今の技術ではこれが限界であり、
見る人を騙したくて騙しているわけではない、
と、いうことは理解しておく必要があります。

”外れたら許さない”と、いう声が大きくなれば
当然、企業としては、じゃあ天気予報なんてしませんよ、
ということになってしまいかねませんからね…。

まぁ、それは大げさな言い方としても、
あまりに高い要求を突きつけすぎてはいけない、
と、いうことです。

まとめ

積雪するのか、しないのか、
降ってくるものが雨なのか、雪なのか、
と、いうことに関しては
予測が難しいことであり
”よく外れること”になります。

天気予報とはそういうものである、
ということは頭の中に入れておき、
降ったものが、雨でも雪でも、対応できるようにしておく、
ということは大事なことです。

タイトルとURLをコピーしました