津波に対する事前の対策!事前にどのような備えが出来るの…?

地震災害発生時に発生することのある
津波はとても恐ろしい自然災害です。

場合によっては東日本大震災の際のように
地震そのもの以上に大きな被害を出す可能性も
あるために、最大限の注意が必要です。

では、そんな津波に対して
事前に備えておくことはできるのでしょうか。

どのような備えをしておけば良いのでしょうか。

その点について
それぞれお話をしていきます。

自分のできる範囲でしっかりと備えをしておくことは
いざという時のための、大切な力に
なってくれるかと思います。

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事前にできること

津波に対して、事前にしておくことが
できることは少ないです。

例えば、海の側に自宅が存在する場合、
どんなに自宅の耐震対策などを進めたとしても
大津波がやってきてしまえば、自宅を守ることは
困難です。
堤防などは行政が動かなければどうにもなりませんし、
個人レベルでできることは、かなり狭い範囲に
限られています。

が、それでも、何もできないわけではありません。
もしもの時のために、
自分自身に可能な範囲で、色々と備えておくことは
もしもの時に、自分を助けることにも繋がりますから
しっかりと備えておきましょう!

では、どのような津波への備えが出来るのでしょうか。
それを見ていきましょう。

避難場所を確認しておく

上でも書いた通り、津波が発生した場合に、
津波が届く範囲に住んでいる場合、
家を守りきることは非常に難しいです。

そのため、避難することが大切になりますが
”避難場所がどこか”
”安全な場所はどこなのか”
これを知っておかなくては、いざとなった時に
避難を開始するのが遅くなってしまったり、
安全な場所ではない場所に向かってしまったりと逆に自分の
身を危険にさらすことになってしまう可能性もありますし、
避難場所を知らないゆえに、避難の開始が
送れてしまったりすれば
その”遅れてしまった数分”があだとなって
津波に巻き込まれてしまう可能性も0ではありません。

安全な施設や高台をしっかりと把握しておき、
いざという時に、迷わず避難できるように
しておくことはとても大切になります。

津波発生時は本当に1分1秒を
争うことですから
最低限避難場所を知っておく、ということは
非常に重要なことですし、
知っておくべきことです。

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避難経路を確認する

避難場所を確認したら、次は
避難経路も確認しておきましょう。
避難するべき場所がどこだか分かっても、
そこに向かうことができなければ、
津波に巻き込まれてしまう可能性もありますし
避難する目的地を知っていても、やはりロスに
繋がってしまいます。

そのため、避難するまでの経路については
しっかりと把握しておきた方が
良いかと思います。
ただし、地震災害発生時には、
思い通りに身動きが取れない
(交通渋滞・道路の亀裂など)可能性もありますから
その点も考慮に入れて、いくつかのルートを
頭の中に描いておけるとより良いかもしれません。
この道は大丈夫だろう、と思っていても
実際の地震災害の際に必ずしも思い描いた通りに
なるとは限りませんから、その点は本当に
注意しておいた方が良いかと思います

ハザードマップなどを確認する

津波の影響がどの程度まで及ぶのか、
自分の住んでいる地域は安全なのか、危険なのか。
それもしっかりと把握しておくことができれば
より良いかと思います。

津波の災害範囲を予測した
津波ハザードマップと言うものも公開されていますから
そういったもので、自分の地域が
どのような影響を受けるかの目安を立てておくのも
1つの知識としては有効です。

が、これは”鵜呑みにはしない”ように気を付けて下さい。
あくまでも目安でしかなく、
実際の自然災害発生時には、
想定以上の津波が発生する可能性も十分にあります。

地震も津波も人間が発生させているわけではありません
ですから、ハザードマップの通りに
津波が発生し、津波の被害を受けるとは限りません。
実際に東日本大震災の際にも、
このハザードマップでは危険性が訴えられていなかった場所にも
津波が到達しており、
これを鵜呑みにしてしまうことは大変危険なことです。

事前にできる対策の一つとして、
こういったものの存在を頭の中に入れておくことは
大事なことの一つになると思いますが、
あくまでも参考程度にしていおくことは大切になります

防災グッズを用意しておく

緊急時に、すぐに貴重品などを持ち出せるように
準備をしておくのも良いかもしれません。
人間が手で持っていくことのできる用具や
防災グッズは限られていますから
自分自身でしっかりと、本当に必要なものを
判断し、避難時の防災グッズと貴重品を
用意しておくことができれば良いかと思います。

地震が発生してから大事なものをかき集めたり
していたのでは、遅すぎます。
津波からの避難は、本当に1分1秒の世界に
なってきますから、
本当に地震が発生してしまった際には
荷物をかき集めたりしている時間はありませんし、
どんどん身の危険が高まって行ってしまいます。

そんなことになってしまわないためにも
予め、必要最小限のモノは持ち出せるように準備しておき、
すぐに行動を開始できるようにしておくことが、
大事なポイントの一つになります

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知識を深めておく

津波がどんなものかどうか。
漠然としたイメージだけで、大したことないだろう、と
甘く見てしまうのは非常に危険です。
津波がどんなものなのか、ということは
しっかりと知っておいた方が良いと思いますし、
津波から身を守るための方法や
対策の知識も、専門的なレベルにまで覚える必要は
ありませんが、ある程度は身に着けておいた方が良いでしょう。

知識がまったくないのと、津波について知っているのでは
その安全性も大きく異なってきます。

また、東日本大震災当時、それを経験した方や
テレビで見ていた方は
津波の恐怖がよく分かっていると思います。
が、あれから年月は流れてだんだんと津波のことを
知らない世代の人も増えてきているのは事実かと思います。

ですので、津波について何も知らない、だとか
なんとなく漠然としたイメージだけがある、だとか
そういった状態ではなく、しっかりと津波について知っておく、
ということはとても大切なポイントになるのではないかと思います

海から遠い場所に住む

津波に対する最大の対策方法。
それは「海から遠い場所に住む」ことです。
津波に対する安全性だけを考えて住む場所を
選ぶのであれば、本当に、これだけで解決します。

ですが、なかなかそうもいかないこともあるでしょう。
もちろん、海が好きな人もいるでしょうし、
そもそも海の側に住んでいる人は、
簡単に引っ越し!なんてできないでしょう。

もしも引っ越しを近くに控えていて、
特に住む場所にこだわりがないのであれば
海から離れた場所を選ぶことで、津波の危険は
0になりますが、
わざわざそのために引っ越す、というのは
なかなか難しいことだと思います。

ただ、ちょうど引っ越すタイミングや予定が
あるのであれば、そういった津波のリスクも
考えて、住所を選ぶのは
良いことであると思います。

まとめ

津波は本当に恐ろしいものです。
そして、事前にすることのできる対策にも
限りがあります。

ですが、何もしていないのと、
例え小さなことであっても、何か少ししてある、
ということでは、これは、大きく意味合いが異なってきます。

自分の命を守る為、
周囲の命を守るためにも
津波の恐ろしさについてはしっかりと把握をしておき、
自分たちにできる範囲内での備えをしておくことを
おすすめします。

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