本棚の安全対策!地震発生時に本棚や本で怪我をしないために…

本棚は地震が発生した際に
凶器となる可能性のあるもののひとつです。

ご存じのとおり、本は非常に重いものですし、
そんな本がたくさん入っている本棚が
倒れてきてしまい、そこに人がいた場合は
大変危険なことになります。

場合によっては、倒れてきた本棚によって
命を落としてしまうようなこともあるでしょう。

そのようなことになってしまわないためにも
「本棚」の安全を考える、ということは
大切なことになります。

地震が発生する前に備えておけることは
人間には限られています。

しかしながら、本棚に関していえば、
地震が発生する前に、しっかりと安全を確保
しておくことは可能ですから
やるべきことは、しっかりとやっておくようにする、
ということが大切になります。

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本棚の耐震対策!

本棚から身を守るためには
どうすれば良いのでしょうか。

地震が発生した際に本棚から
身を守るためのポイントとしては
主に「4つ」になるかと思います。

「本棚自体への対策」
「本への対策」
「配置の対策」
「場所の対策」

この4つになるかと思います。

これらをしっかりと見直して
万が一地震が発生してしまった際に
自分が大怪我をしてしまったり
命を落としてしまったりしてしまわないようにしていく、
ということは大切になるかと思います。

では、それぞれの対策について、見て行きましょう。

本棚が倒れないようにする!

まず、本棚の安全対策で大事になってくるポイントは
”本棚の安全確保”ですね。
本棚が倒れてしまうと、非常に危険ですから
この安全確保をすることはとても大事になります。

どういうことかと言うと、
地震の揺れで本棚が倒れないように、
移動しないようにする、ということですね。

つっぱり棒を利用して本棚を固定したり、
本棚が移動しないようにテープを利用したり
いろいろな方法があります。
自分の利用している本棚、設置している場所などに
応じて、一番最適な方法を選ぶようにしましょう。

ただ、つっぱり棒などを利用しても
強い地震の場合は本棚が100パーセント
倒れないとは限りませんから
本棚に対する対策だけでは不完全です。

また、本棚が倒れなくても、中の本が
飛び出してきてしまったら、
大変危険です。
本棚だけではなく、本の方もしっかりと
対策しないといけない、ということになりますね。

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本が飛び出さないようにする

上でも書いた通り、本棚を固定しても
次は本自体の対策を考えなくてはなりません。
どういうことかと言うと、本棚が固定
されていたとしても、本棚に入っている
本が飛び出す可能性がある、ということですね。。

本が飛び出してしまわないように
しておく、ということも本棚から身を守るために
大事なポイントになります。

仮に本棚が倒れなくても
本棚に入っている本が大量に落ちてきた場合
それで怪我をする可能性は十分にありますし、
当たり所が悪ければ命に関わる可能性も
充分にあるでしょう。

本棚から本が落ちないようにするためには
本棚に紐をつけるなどして、本が飛び出しそうに
なった場合でもそこに止まるようにする、
落下防止用のテープを利用する、などなど
色々な方法があります。

また、戸がついた収納に本を入れるのも
一つの方法ですね。
戸が閉まっていれば、それが開いたりしてしまわない限り
本が飛び出す心配はありません。

いずれの方法を使った場合でも
普段の本の出し入れで考えると
面倒な部分はあるかと思いますが、
それでも、身の安全を守るためには
大事なことになってきますから、
しっかりと本が飛び出さないように対策を
しておくことは大事なことになるかと思います。

位置を考える

本棚を設置する位置を考える、
ということも大事なポイントになります。
例えば、就寝している場所のすぐそばに
本棚を設置する、ということは
寝ている間に地震が来た場合に危険で
あることは分かると思います。
そういった”普段、自分がいることが多い場所”の側に
本棚を設置する、ということには危険が
伴いますから、なるべく避けるようにした方が
良い、というのは事実であると思います。

また、本の位置を考えることも
一つの大事なポイントになりますね。

これは、どういうことかと言うと、
重い本を下の方に設置するようにする、
ということですね。

もちろん、本が落ちてくるだけでも危険なのですが
その落ちてくる本が重ければ重いほど、
怪我の危険性は高まりますし、
場合によっては命にも影響を及ぼすような可能性は
出てきてしまいます。

そうなってしまわないためにも大事なことは、
出来る限りその危険性を排除しておくことになります。

本にも色々な種類があります。
軽い本、重い本…
もしも落下してしまった際に、
危険な本はどの本か。
それをよく考えながら、重たい本などに関しては
本棚の下の方に設置するなどの工夫を
することも、安全性を高めるための
ひとつの方法になるのは事実です。

重い本が本棚の下の方に置かれていれば
少なくともそのあたりに関しては
心配する必要もなくなるわけですからね…。

「上の方に置いてある本が軽い本だから」と
言って確実に安心できるわけでもなんでもありませんし
可能であれば本が落ちてこないようにすることが
第1ですが、地震の際には想定外の出来事もつきものです。

そのため、少しでも安全性を高めるために、
万が一のことも考えて対応しておく、
ということは身の安全を守ることにも繋がるかと思います。

重たい本を下に設置する、というのは
そこまで難しいことではないと思いますから、
可能であれば本の配置についてもしっかりと考える、
ということは大事なことになります

完全に過信してはいけない

事前に本棚にどのような耐震対策を
しておいたとしても
「100パーセント」の過信をしてしまってはいけません。
上でも書いた通り、実際に地震が発生した際には
「数々の想定外」に見回ることも
頭の中には入れておかなくてはいけません。

もしも地震が発生した場合、
「この本棚は固定してあるから大丈夫」などと
考えるのではなくて、
しっかりと安全のための対策は取るようにしましょう。

くれぐれも本棚の側でぼーっとしていたりだとか
そういったことはないように、注意するようにして下さい。
もしも過信していて、本棚が倒れて来たりでもしたら
大変なことになってしまいます。

本棚の固定や、本が落ちてこないようにすることも
大事ですが、それをした上で、
地震発生時には身の安全のための行動を
しっかりと取ることが大切になります。

本棚の近くにいる場合は、すぐに本棚から
離れるようにし、身の安全を図るようにしましょう。
本棚に対して何の対策もしていない場合は
当然、すぐに本棚から離れた方が良いですし、
本棚を固定などしてある場合であっても、
本棚からなるべく早く離れるようにする、
ということが大事なポイントになります。

当然のことですが、本棚から離れた場所にいる場合は
そのまま本棚に近寄らないようにして下さい。
いかなる理由があったとしても、です。
例え、耐震対策してあっても、
100パーセント安全とは限らないわけですから
その点には注意するべきですし、
耐震対策は油断するためのものではありませんから
そこのところは忘れないようにしておきましょう。

まとめ

本棚は、地震発生時には
人間に対する凶器になってしまいます。
そのようなことになってしまわないように、
出来る限りの耐震対策は
行っておくようにした方が良いかと思います。

地震が発生する前に出来ること、というのは
限られてはいますが、本棚への対策は
その数少ない地震発生前にすることのできる
対策になりますからね…。

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