雷恐怖症の人にとっては、
バイト選びもなかなか大変なことの一つだと思います。
例えば、外での作業を伴うバイトの場合、
その途中に雷が鳴ってしまったりすると、
雷恐怖症の人には耐えられないと思いますし、
そうなってしまうと、仕事に支障も出てしまいます。
また、屋外での作業がないようなバイトであっても、
出勤のための移動などのタイミングで
雷が鳴ってしまうと、やはり怖いと思います。
では、そんな”雷恐怖症”の人は、
どのようにバイトを選ぶのが良いのでしょうか。
”少しでも不安を感じないようにするための”ポイントを
解説していきます。
配慮をバイト先に求めるのは難しい
私自身も店長経験がありますが、
現実的に考えて、雷恐怖症に対する配慮を
バイト先に求めるのはなかなか難しいです。
と、言うのも、
やっぱりバイト先と言うのは
”職場にとって、どのぐらい戦力になるかどうか”で、
採用する人を選びます。
そのため、雷恐怖症に対する理解があったとしても、
”私情”と”採用する側としての採点基準”は別物であり、
”雷恐怖症の人を優先して採用する”ということはできません。
例えば、採用したバイト全員が雷の日に出勤できない人だったら
バイト先も困ってしまいますよね?
ですので、面接の時にそれを伝えれば
どうしてもマイナスになってしまいます。
かと言って、面接の時に隠したまま採用されて
採用されたあとに”雷恐怖症なので雷の日には来れません”と言っても
認めてもらえない可能性もありますし、
最悪の場合は、退職することになる可能性もあります。
ですので、バイト先に雷恐怖症への配慮を求めることは
現実的にはなかなか難しいのです。
私自身、雷は得意ではなく、雷の時は出来るだけ外に出たくない人間ですが
それでも面接で”雷恐怖症なので”と言われたら
採用時に、躊躇してしまったと思いますし、
気持ちは痛いほど分かるのですが
採用する人間は、”できるだけ職場で力になってくれる人”を見極めて
選ぶのが仕事ですから、その点に関しては
私情を挟まずにマイナス評価を付けざるを得ないのは事実です。
”雷恐怖症…辛いよね、採用!”も、できるのですが
みんな雷恐怖症になってしまったら
職場は持ちませんし、そうじゃないスタッフにしわ寄せが
行くことになって
”どうしてそういう人ばかり採用するんですか?”ということにも
なってしまうので、仕事としてここは、雷恐怖症に理解があったとしても、
採用する側としても、割り切らなくてはいけないのです。
そのため、それを理解した上でバイト選びをしていくのが
攻略法となります。
では、どんな風にしていけば良いのでしょうか。
雷が鳴っても問題ないバイト先+面接では言わない
基本的な戦術はこうなります。
雷が鳴ったとしても、特に仕事上に問題が生じない場所を
バイト先に選び、
かつ、そのバイトに採用される前の面接では
”雷恐怖症”であるということを言わない、ということです。
これが最大の攻略法であり、一番大切な部分になります。
例えば、屋外での仕事だったりして、
雷が鳴るたびに「今日は仕事できません」となってしまうのであれば
面接の時に隠されては困ってしまいますし、
後々トラブルになる可能性も高まります。
しかし、だからと言って、
面接の時に「自分は雷恐怖症なので…」と言われれば
やはり、人員確保の観点から、なかなか採用することは難しいです。
が、”仕事上、雷が鳴っても特に影響がない”バイトであれば
雷恐怖症のことは言わなくても構いませんし、
言わなければ分からないことです。
バイト先に行くまでの移動については別途考えるとして
”雷が鳴ってもあなたが大丈夫”なバイト先を見つけることができれば
面接の時に”雷恐怖症”は隠して頂いて大丈夫なので、
わざわざ言わないようにしましょう。
”バイトに影響が出ない”のであれば、
バイト先としても、それを知る必要はありませんし、
逆に面接中にそれを言われてしまうと、
採用する側も”うちの仕事とは関係ない”ということは
分かっていても、他の人を採用しようかな…?ということに
なってしまう可能性は十分にあることです。
そのため、バイト選びでは
”雷が鳴っても仕事上影響が出ないところ”を選ぶようにして、
かつ、面接中にそのことを言わないようにする、
と言うのが大きなポイントになるのです。
残りの課題は通勤
雷が鳴っても、仕事自体に問題のないバイト先を
選んだら、後は問題になるのが”通勤”と”退勤”ですね。
これに関しては、”極力外を移動する時間を減らす”ことを
重点的に考えていくと良いと思います。
雷恐怖症の場合、仕事自体とは直接関係なくても、
通勤退勤の途中に”雷”が鳴ってしまうと、
外も歩けなくなってしまう…なんてこともあると思いますので、
それを防ぐために、”外を移動する時間を減らせる”ような
バイト先を選んでいくことが重要になります。
例えば電車で通勤するのであれば
駅からなるべく近いバイト先を選んだり、
駅の中のお店などをバイト先に選んだり、ということをすれば
”バイト先に向かうまでの間”に外を移動する時間を
かなり削減することができます。
そして、残りの”家から最寄りの駅まで”という点に関しては
雷が鳴りそうな日に関しては雷が鳴る前に
駅まで移動してしまえば何とかなると思いますので、
そのように対応していくと良いと思います。
自宅から駅までは、雷が鳴る前に移動、
駅からバイト先までは極力移動時間が短いバイト先にする、
ということです。
まとめ
最終的にまとめると、
・仕事中に雷が鳴っても関係のないバイト先を選ぶ
(外仕事がない、雷が気にならない建物内など)
・雷が関係ないバイト先の場合、雷恐怖症を伝える必要はない
・移動の際、なるべく短距離で済むようなバイト先を選ぶ(できれば駅の中など)
・電車で移動する場合は、交通費が出るとなお良い
あたりになるでしょうか。
雷恐怖症でも、できるバイトはありますので、
まず”雷が関係のないバイト先”を見つけていきましょう!