雷の時に傘を持っているのは危険なの?安全を確保するために…

雷が鳴っている際には
雨もセットになっている可能性が
非常に高いです。

雷だけ鳴っている、ということも
当然あるかと思うのですが
大雨が降っているケースも多いでしょう。

そんな場合に
「傘」をさしている人も多いかと思います。

ですが、この傘。
雷が鳴っているときに使うのは
安全なのでしょうか。

傘に雷が落ちたりしないのかどうか、
という点についてを
お話していきたいと思います。

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傘は危険?それとも安全?

雷が鳴っている時に傘を
利用することは安全なのかどうか。
それとも危険なのかどうか。

結論を言うと、雷が鳴っている時に
傘をさす、ということは
危険性が増す行為になります。

確かに、強い雨が降っている場合、
傘をさしたくなる気持ちは分かりますし
その行動は別に間違えとは言えないのですが
傘をさすことによって
雷が直撃してしまうような可能性は十分に
ありますから、
注意するようにして下さい。

大雨の場合、傘をさしても
濡れてしまうようなことも
あると思いますし、
できることであれば、傘をささないほうが
落雷の危険性としては低くなります。

では、安全のためのポイントを
いくつかご紹介していきたいと思います。

傘で落雷の危険性は上がる

まず、傘をさすと落雷の被害に遭う可能性は
髙くなります。
勿論、人間が雷の影響を受けてしまうこと自体の
確率が低いので
傘をさしたら雷に打たれる、ということではありません。

年間を通してみても、落雷被害を受ける
人間の数はそれほど多くはなく、
交通事故などによって犠牲になっている人間の方が
遥かに多い、というのは事実です。

しかしながら”0”ではありません。
雷に打たれる可能性は誰にだってあるのです。

そして、傘をさしていることによって
その確率は高まります。

もちろん、それでも低い確率であるのは確かですが、
傘をさすことによって、背も高くなりますし
”高いものに落ちる”雷にとって
落ちるポイントのひとつになってしまいます。

「傘をさしていると、さしていなかった場合よりも
 少し雷が落ちやすくなってしまう」と
いうことは覚えておいた方が良いでしょう。

少しでも身の安全を確保するためには
傘をそもそもささない方が
落雷に対して言えば、安全なのです。

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材質によって変わる?

傘にも先端部分がプラスチックのものもあれば
金属のタイプのものもあるかと思います。
これによって雷の落ちやすさが
変るのかどうか、と言われれば
特に目立つ変化はありません。

落ちた雷は金属の部分を
流れますが、落ちないわけではなく
傘の材質がプラスチックであろうと金属で
あろうと、落ちる時には落ちてしまうものになりますし
プラスチックであっても、電気を通します。

落ちやすさという点においては
金属でもプラスチックでも変わりませんし
万が一落雷した際には
どちらの場合も被害を受ける可能性は十分に
あるので、注意しなくてはいけません。

屋外は危険

そもそもの話になってしまいますが
雷が鳴っている時に屋外にいる、ということ自体が
もう既に危険なことなので、その点に関しては
覚えておかなくてはいけません。
外にいる限り、雷に打たれる可能性は”0”ではありませんし
危険な場所にいる場合はなおさらです。

一番の安全対策は「頑丈な建物に避難すること」であり
可能であれば建物に避難することを推奨します。

万が一、屋内に避難できないような場合は
傘をさしている、さしていないに関わらず
なるべく危険な場所に近寄らないようにする、ということは
とても大事なことですし、
身の安全を守るために、油断せずしっかり行動していきましょう。

なるべく避けるべき場所としては
・木のすぐ近く
・広い場所
・高い場所
・水辺

などになりますね。
これらの場所については雷が落ちる可能性が高く
危険な場所になりますから、
”近寄らないようにする”ということが大切になります。
これは、傘を持っていようと、そうでなくても
危険な箇所になりますから、しっかりと注意を
行うようにして下さい。

自分が雷に打たれるなんてありえないから、
などと思い込んでしまうようなことなく、
「誰にでも雷に打たれる可能性はある」と
しっかりと雷に対する危険性を認識して
行動していく、ということが大切になります。

くれぐれも油断はしないようにしましょう。

傘を持っているだけなら…?

傘を持っているだけであれば
特別打たれる可能性が上がったりだとか
そういうことはないでしょう。

傘を空に向けて突き上げていたりだとか
傘をさしているような場合に
雷に打たれやすくなってしまう、ということです。

もしも傘を手に持っていたとしても
傘を捨てなくちゃ!だとかそういった反応まで
する必要はありません。
その点は覚えておきましょう。

ただ、先ほどから書いている通り、
傘をさすことによって、
自分の背が結果的に高くなるわけですから
雷に打たれてしまう可能性は
わずかではありますが上がってしまいますし、
そもそも傘をさしていようと、さしてなかろうと
外にいる以上、雷による影響を受けてしまう可能性は
充分にあるわけですから、
その点はしっかりと覚えておき、早めに
屋内に避難するようにすることが大事な点になります。

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雨はどうやって防げばいいの?

傘をさしていると雷に打たれてしまう
可能性が(若干)高まる、と言われても
じゃあ雨はどうすればいいの?と
なるかと思います。

一番良いのは、上でも書いた通り
「屋内に避難すること」になりますが、
どうしても外を移動しなくては
いけないこともあるかと思いますし、
雷が鳴ったらすぐに屋内、ということも
なかなか難しいかとは思います。

では、雨はどうやって防げばよいのか。

まず、傘に関しても
傘をさす=雷に打たれる、というわけではありません。

”雷に打たれる可能性がわずかに高まる”
というだけのお話です。
可能性としてはそれでもまだ低いのも事実。

”100パーセント安全”と断言することはできませんが
その時の雷の状況などから
自分自身で判断して、大丈夫だろう、と思うのであれば、
傘をさしても良いかとは思います。
(ただ、周囲の状況などはよく判断するようにして下さい)

また、レインコートなどを利用するのも一つの方法です。
雷雨発生時には、傘だけでは防ぎ切ることのできないような
大雨になっているようなケースも十分に考えられます。

そのため、傘をさしても、どのみちある程度
濡れてしまう、ということは否めません。
レインコートであれば、高さ的な観点から
雷に打たれやすくなる、ということはないかと思いますし
大雨にもある程度は
(絶対に濡れないわけではない)対応できるかと思います。

雷の時にはレインコートを選択肢に入れるのも
一つの方法でしょう。

傘=雷に打たれるわけではない、
ということは覚えておいた方が良いですし、
逆に傘をさしていない=雷に打たれないわけではない、
ということも覚えておいた方が良いでしょう。

外にいる限り、雷に打たれる可能性は
決して「0」ではありません。
やはり、一番安全な対策方法としては
なるべく早い段階で屋内に避難するようにする、
ということですね。

まとめ

傘をさすと必ず雷に
打たれるわけではありませんが
その可能性は若干上がってしまいます。

まぁ、とは言え、人間が
雷に打たれる可能性自体が低いので、
そこまで神経質になる必要はありませんが
0.1パーセント⇒0.2パーセント
ぐらいのレベルのお話で、
雷の被害に遭ってしまう確率としては
上がって行ってしまいますから、
その点に関しては注意するようにした方が良いですし、
雷を甘く見ることのないように、注意していきましょう。

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