地下鉄を利用中に地震災害に遭遇したらどうすれば?地下は安全なの?

いつどこで発生するか分からない地震。
当然のことながら、
地下鉄などを利用して、地下に居る際にも
地震災害が発生する可能性はあります。

そんな場合は、どのように
身を守って行けば良いのでしょうか。

普段から地下鉄などを利用する機会がない!
と言う人には関係ありませんが、
地下鉄を利用する人にとっては
大きな関係のあることです。

”自分は大丈夫”と考えるのは過信です。
地下鉄を利用する限り、誰にだって
地下で地震に遭遇する可能性はあるのです。

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地上とは異なる注意点

地下鉄利用時に地震が発生してしまった場合に
関しては”地上とは異なる注意点”が発生します。
地上にいるときとはまた違う、
注意しなければいけない点があるということですね。

基本的に、火災などが発生しなければ、
地下鉄は安全と言われています。
地下が崩落して、地下鉄の利用客が犠牲になってしまった!
などというニュースは聞きませんよね。

そのため、地下全てが崩れてしまって出れなくなってしまう、
だとかそういうことは、
100パーセントないとは言い切れませんが、基本的に
それほど深く心配する必要はないでしょう。

ただ、地下に居る人々の行動によっては
危険が生じてしまう可能性もあります。
その点に関しては、注意をするようにしましょう!

では、注意点を一つ一つ見ていきたいと思います。

過去の震災の際にはどうだったのか?

過去にも日本で多数の地震が発生しています。
それらの地震の際に、地下鉄はどうだったのか…

現時点での災害で、地下鉄に大きな被害をもたらしたものは
存在していません。
地下そのものが崩落したり、火災で、利用者が、だとか
津波が流れ込んできた、だとかそういう事例は
今までにないため、地下鉄は比較的安全な場所と言っても良いでしょう。

ただし、今後の自然災害でも、必ずしも
同じようになるかと言えば分かりません。
大規模火災が発生する可能性もありますし、
津波が流れ込んでくる可能性だって0ではありません。
さらには予想以上に強い地震に襲われる可能性もありますから、
そのあたりは、何とも言えないのが実情ですね。

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パニックにならないこと

地上の地震でも地下の地震でもこれは
同じことです。
”パニックを起こすこと”は地震災害において、大きな障害に
なってしまいますし、
場合によっては、それによって、二次災害が
起きてしまうような可能性も否定はできません。

例えば、地下から全員が一斉に外を目指そうとすれば
そこは無法地帯になってしまいますし、
本当に大変なことになってしまいます。
これだけは、注意しなくてはいけません。
そうなってしまわないためにも、
パニックにならないこと、
これは、心がけておきましょう。

もちろん、地震災害の際に慌てるのは仕方のないことです
全くいつも通りにしていろ!という方が無理でしょう。
しかしながら、それでも理性を失うほどにパニックを
起こしてしまえば、プラスの要素は何もありませんから、
注意するようにしてください。

窓ガラスに気を付ける

車両に乗っていた場合、地下鉄車両は
ある程度以上の地震を検知した時点で、
停止することになります。

しかしながら、この際に窓ガラスが割れてしまう
可能性があります。
窓ガラスが割れてしまうと、それによって怪我をしてしまいますから
割れる(かもしれない)窓ガラスから身を守るための
行動をすることが、大切なポイントになります。

基本的には、可能であれば、窓ガラスから離れるようにして、
なるべく車両の中央部に向かうようにするのが良いようです。
また、混雑時や、座席に座っている場合に関しては
とにかく頭を守ることを優先して、姿勢を低くするのが
大きなポイントになるようですね。

いずれにしても、頭を守ることが最優先になります。
可能であれば窓から離れる、
それが無理であれば頭を守る、
ということは覚えておきましょう。

急な飛び出しはNG

電車内で地震に遭遇した場合、揺れが落ち着いた後は
係員の指示に従って行動するようにして下さい。
まだ他の車両が走っている可能性も否定できませんし、
当然線路上に飛び出すことで、思わぬトラブルに
巻き込まれる可能性があります。

地下の場合、真っ暗になってしまうなどして
より恐怖心が強まる場合もあると思いますが
くれぐれも理性を失った行動を
しないように、日ごろから心がけておくことをおすすめしおます。

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係員の指示に従って避難する

基本的には、係員の指示に従って避難することになります。
揺れが強かった場合、そのまま電車を運行させることは
できませんから、係員の指示に従って避難をしてください。
基本的に、火災や水没などが発生していない場合に関しては
地下鉄は安全ですから、焦ることなく冷静に係員の指示に従うことが
大切になります。

かえって、そこでパニックなどを起こすことで、
二次災害を引き起こすことになります。

避難としては、地下鉄の車両から出て、一番近い
最寄駅まで歩き、そこから避難する、というのが一般的なようです。
駅に居た場合も、係員の指示があった場合は、その指示に従いながら
避難を進めていきましょう。

自分勝手な行動をしたりすることで、
危険な状況に陥る可能性もありますから、
指示通りに動くのが、一番安全かと思います。

また、避難の最中には足元に注意しましょう。
そもそも、線路の上を歩くことに慣れていないと思いますから
そういった面でも心配ですし、
線路の上で、転倒してしまったりしないように
注意することも必要になるかと思います。

慌てて走ったりだとか、そういうことのないように
気を付けていきましょう。

火災や水没など…

地下鉄での火災…
基本的には、地震の際に、地上で起きた火災の
影響は受けにくいとされています、
まず、地上の火が燃え移るようなものが地下にはありませんし、
煙は上に行く性質を持っているため、
例え、地上が大火災になっていたとしても、
地下にそれが流れ込んでくる可能性は低いでしょう。

しかしながら、地下の施設内で火災が発生する可能性も0ではなく、
その場合は迅速な避難が必要になります。

また、水没に関しては、地震災害の際に水没する可能性は
限りなく低いかと思います。
地下鉄のある場所が都市部などが多く、
津波が流れ込んでくる可能性は比較的、
そもそも低い場所に存在しています。
そのため、津波が流れ込んでしまって地下鉄が
水没してしまった、だとかそういう話はありません。

ただ、これに関しても津波以外の原因で水没したり
する可能性は0ではありませんから、
対策はしておくことに、越したことは
ないかと思います。

ただ、火災や水没などの二次的災害については
それほど心配しなくても大丈夫だと思います。
全体的に色々な事情を考慮すると、地下鉄な比較的
安全な場所であると言えると思います。

大きな地震であった場合は、余震などもあると思いますし
”暗い場所に居る”ということは大変大きな負担に
なってしまうかとは思いますが、
慌てず、ゆっくりと行動していくことが大切になります。

まとめ

地下鉄な危険そうなイメージを持っている人も
いるかと思いますが、
実のところは、地上にいるよりも、案外安全なケースも
あるのです。

ただ、地震災害においては何が起こるか
人間の想像を超えるようなことが起こる可能性も
充分にありますから、そういった点に関しては
注意していかなければならないと思います。

地震災害での”想定外”は良くあることです。
そのため、マニュアル通りではないことも
起きる可能性が。
いざというときは臨機応変に
対応できるように心がけておきましょう!

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