台風中継の必要性とは?今後の在り方を考えるべき。

台風中継。

台風の際に現地に赴き、
リポーターなどが現地の様子を伝える…
というものです。

確かに台風の影響を受けている場所の
現在の状況を知る、という意味では
役に立つものかもしれません。

一方で時代は変わりつつあり、
台風の現場に直接リポーターが
足を運ばなくても現地の情報は
SNSなどから入手できる時代になっているのも事実です。

そういった意味では「台風の中継」というものは
ある意味では時代に逆行したものである、
と言っても良いでしょう。

今後の台風中継の在り方、
中継は必要なのか、という点についてを
考えて行きたいと思います。

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中継は必要?不要?

これに関しては何とも言えません。
確かに現地の状況が伝わりやすい、というのは事実でしょう。

その一方で「限られた場所の映像を映されて
リポーターが苦しんでいる映像」を見たところで実用性が
あるのかどうか、と聞かれれば答えは、なんとも言えない、
というのが事実となるでしょう。

昔は本当にネットもないような
時代もありましたから、そういった
中継も現地の様子を知るためには
役立ったと思いますが
今は正直なところ、そういった中継よりも
SNSなどで情報を集めた方がよほど早く、
生の状況が届くことになるかと思いますから、
そういった意味では、
”古い”やり方であるのも確かであるかと思います。

今後、さらにネットなどが発達すれば
台風中継は”不要”になるでしょう。
少なくとも、リポーターが強風に襲われながら
中継するような必要性は
今後、まったくなくなって来るのではないかと思います。

実用性は薄い

台風による影響は地域によって
本当に異なってきます。
そのため、実際のところ、リポーターが複数個所から
中継をしていたとしても「あまり意味がない」というのが
現実になるかと思います。

中継しても、映し出されているのは
その地点だけですから、他の場所の状況は
大きく異なる可能性もありますし、
その地域にいる人にとっては現状がよく
分かっていると思いますし、
他の地域に住んでいて、テレビなどでその映像を
見ている人は「うわぁ」と思うぐらいで
別に実用的な意味はないでしょう。

そういった意味では、
台風に吹き飛ばされそうになりながら
リポーターが中継している、という光景は
さほど意味がない、と言えるかと思います。

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やらせ疑惑も?

ネット上などではリポーターが
吹き飛ばされそうになっているリアクションは
やらせだという情報なども出たりしています。
大げさに吹き飛ばされそうになっているような
リポーターもいますからね。

これについては、例え一人が「あれはわざとだった」と
言っていたとしても、全員がそうしているとは限りませんし
何とも言えないのが事実です。

が、少なくとも
リポーターの方が飛ばされそうになっている状況が
危険であるのは事実ですし、
その状況を報じられても「実用性」の点で
考えればあまり実用性はない、というのも
事実になるでしょう。

やらせであるにせよ、
やらせでないにせよ
そのリポートは役に立っていない、ということです。

安全確保は上層部の責任

リポーターやカメラマンも含めて
安全確保は上層部の責任です。
基本的にリポーターやカメラマンなど
現場に向かう人間は、指示に従って
現場に向かっているだけであり、
自分自身で「台風の様子を映して来よう!」だとか
そういうことではないかと思います。

そのため、安全確保の責任は
「上層部」の人間が全て抱えることになります。
上層部の人間はスクープだとか
そういった面ばかりを重視するのではなく
しっかりと現地に赴く人間の
安全についても判断する必要があります。

台風の現場に直接足を運ぶことが
本当に必要なのかどうかも含めて、
この点は、上層部の人間が、自問自答
していく必要があるのではないでしょうか。

少なくとも、”安全”を無視した
報道は、必要ないでしょう。

今後はどうするべき?

今後は、台風中継の在り方について
やはり考えていくべきであると思います

「前はこうだったから」だとか
そういう古臭い考えは無用です。

時代は着々と変わっています。
既に、台風の情報も
ネット上などで、より鮮明に、
その現地にいる人間が発し、
その情報を得ることができる時代に
なっています。

わざわざ現地の人間でもない
リポーターがその場所に行って
わざわざ身を危険に晒してまで
報道する必要があるのか、と言われてしまうと
正直な所「疑問」であるかと思います。

そういった情報は、特に身を守るためには
役に立たない情報ですから、
危険な中継するのではなく、
もっと実用的な内容を報道していくような、
そんなスタイルに切り替えていく、
ということも、今後は重要に
なってくるのかもしれません。

いずれにせよ、
今後何十年もしないうちに、
今のスタイルでは、やっていけなくなる、
ということは事実であると思います。

まとめ

報道にしてもそうですし、
他の物事にしてもそうですが
時代と言うものは、その時によって
変って行くものです。

いつまでも、古いやり方では通用しない、
というのは常識の中の常識ですね。

台風の報道に関しても、
やはり、今後のことをしっかりと見据えて行く
必要はあるかと思いますし、
もしも今のまま何も進歩しないのであれば
テレビではなくネットなどで情報を
集める、ということが
これからもどんどんと主流になっていく、
ということは疑う余地のないことであると思います。

しっかりと時代に合わせたつくりをしていく、
ということは大切なことになりますね。

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