夜中に地震があった場合の注意点!昼間とは異なる点に注意!

地震がある時間は、分かりません。
早朝に発生することもあれば、
昼間に発生することもありますし、
夜間に発生することもあります。

こればっかりは、何とも言えません。

中には、夜中に起きる場合もあるでしょう。
もしも夜中に地震が発生した場合に関しては
明るいうちに地震が発生した場合とはまた別の
注意点があるのです。

その注意点について、しっかりと覚えておき、
怪我などをしないよう、
安全第1で行動できるようにしておきましょう!

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暗いうちの地震!注意するべき点は?

明るいうちの地震ももちろん危険なのですが、暗い時間帯の
地震には、明るいうちの地震とはまた別の注意点も存在します。
周囲が暗いわけですから、暗い時間帯に発生する地震の方が
より危険度が増してしまうのも事実です。

では、通常気を付けるべき部分以外に
どのような点に気を付けていけば良いのでしょうか。
それについて、紹介していきます。

安全対策をしっかりと覚えておき、
いざという時に危険な行動をしないように
注意しましょう!

慌てて行動しない

慌てて行動することは昼・夜関係なく危険なことですが、
夜はそれ以上に危険です。
特に寝ていた場合に関しては、寝惚けていたりと、
判断力が鈍っていたりする場合もありますから、
下手に動かないようにすぐことも大切です。

慌てて動いたりすると、転倒したり、
予期せぬ怪我に繋がります。

また、これは昼間でも言えることですが、
慌てて階段を駆け下りたり、
慌てて玄関から飛び出したりだとか、
そういうことも控えるようにしましょう。

とにかく、落ちついて行動することが大切です。

地震のキホンとして、危険な場所に居る場合はそこから離れ、
可能であれば出入り口が開かなくなってしまうことを
防ぐため、脱出経路だけ確保しておくのが良いと思います。
ただ、無理な場合もあると思いますから、
そういった場合は自分の安全を優先するようにして下さい。

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足元などに注意する

揺れが収まったあとも夜間の場合は、
昼間以上に注意しなくてはなりません。

昼間とは違い、周囲が暗くなっているため、
足元などにはより注意しましょう。
思わぬものが落ちていて、
転倒したりする可能性もあります。
また、揺れが大きかった場合に関してはガラス片などが落ちている
可能性もありますから、足の怪我などにも注意しなくてはいけません。

停電してなければ電気をつければ良いのですが、
揺れが大きな地震だった場合は、停電している可能性も高いです。
そんな場合は、懐中電灯やスマートフォンのライトなどを
用いて、周囲の安全を確認しながら、移動するように
しないといけません。

寝ている場所に注意する

就寝場所に注意することも
夜間にやってくる地震の対策になります。
例えば、寝ている周囲に倒れるようなものが置いてあったり
する場合は、非常に危険ですし、
割れる危険性のある窓ガラスの側で寝るのもとても危険な行為です。

「寝室の安全を確保する」
ということは、夜間の地震に備えることにもなりますし、
いざと言うときの安全対策にもなります。

割れるようなものも、倒れるようなものもなければ
問題はありませんが、
そういったものがあったり、
倒れるもののすぐ横で寝ているような場合は、
寝室の配置を今一度考え直してみたほうが良いかとは思います。

場合によって寝室を変更したり、
家具の配置を変更したりするのも、
大切なことになります。

「もしも地震が来たら危険な場所から離れればいいだろう」と
楽観的な考えを持っている方も居るかもしれませんが、
そうではありません。
寝起きは本当に感覚が麻痺していますし、
瞬時に「地震だ!」と判断できる保証もないのです。

予め寝室の安全は確保しておくことが
絶対条件といえるでしょう。

防災グッズなどを用意しておく

防災グッズなどを寝室に用意しておくことも
防災対策の一つになります。
防災グッズを備えてあったとしても、
それが、玄関の側だったりする場合は、
寝室で地震に遭遇した場合、役に立ってはくれません。

そのため、寝室の方にも、
最低限の防災対策グッズは配置しておくと
良いかもしれません。
ヘルメットなどの頭を守るための道具、
懐中電灯などの足元を確認するためのもの、
そういったものを用意しておき、
いざというときのために役立てられるように
しておきましょう。

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揺れが収まるまではどうすれば?

その時、自分が寝ているのか、起きていたのかにもよります。
起きていた場合、揺れが落ち着くまでの行動は
基本的に昼間と同じです。
出入り口を確保し、何かモノが倒れてこないような場所で、
頭を守りつつ、揺れが収まるまで待機しましょう。

玄関付近で、扉だけ開けておいて
様子を見ているのも比較的安全な方法です
(玄関に倒れるものを置いている場合などは例外です)

揺れている途中に慌てて外に飛び出すと
思わぬ怪我をする可能性がありますから、
基本的には出入り口を開けておくだけに、
留めておくと良いと思います。

が、寝ている場合は、少し話は変わってきます。
寝ていた状態から目を覚まして、いきなり
俊敏に行動する、というのはなかなか難しいかと思います。
判断力も鈍っている事でしょう。
そんな状況で無理に動こうとすると、
予期せぬ怪我や転倒などに繋がってしまう可能性もあります。

そのため、布団などに潜って、頭などを隠すのが
ベストであるかと思います。
ただ、倒れやすいものをもしも周囲に置いてしまっている場合は、
そこからは寝惚けていても離れるべきですし、
できることであれば寝室の扉が開かなくなってしまう、という
最悪の事態を避けるために、
可能であれば寝室の扉だけでも開けておくことは大切に
なるのではないかと思います。

臨機応変に対応することが大切になります。

揺れが収まったあとは…

揺れが収まった後は、上でも書いたとおり、
足元などに注意する必要があります。
また、暗い状態というのは恐怖心をあおりますから
中にはパニックを起こしてしまっているような人も
居るかもしれません。
パニックは伝染する可能性もあります。
可能な限り、落ち着いて行動するようには心がけましょう。

また、停電している場合は、足元に注意をしながら移動
するようにし、身の安全を図ってください。

情報収集に関しては、停電している場合は
テレビのニュースなどを見ることはできません。
その場合は充電式ラジオや、
スマートフォンなどで情報収集をするようにしましょう。
各種ニュースサイトやSNSなどでは、
地震の情報がすぐに出てくると思います。

ただし、地震直後は、夜中の場合、昼間以上に
混乱していることが予想されます。
そのため、間違った情報に惑わされたりして
パニックにならないように注意して下さい。

その後、どうするべきかは地震の規模にもよります。
被害が出ていないような地震であれば、
少し様子を見て、また寝ても良いと思いますが
大きな地震だった場合は、なかなかそうもいかないと思います。
また、中規模以上の地震の場合に関しては余震が
続く可能性もありますから、そこのところも、
注意しなくてはいけません。

まとめ

夜中に地震が起きてしまった場合に関しては、
昼間と大きく異なる部分としては、
「周囲が暗い事」ですね。
この点だけで、大きく安全性にも関わりますので、
より注意して行動するようにしましょう。
また、寝ている時に地震が発生すれば、
それだけ初期の行動に遅れが出る、
ということも、覚えておかなくてはなりません。

昼間、夜間関係なく「安全第1」で行動することは
とても大切なことなので、覚えておきましょう。

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