学校で地震に遭遇したらどうする?場面別の安全な行動!

学校にいる際にも
当然地震は発生する可能性があります。

いつどこで発生するのか分からないのが
地震というものですから、
学校の授業中だろうと、通学中だろうと
体育の授業中だろうと、
どんなタイミングでも地震が発生する
可能性があるわけです。

では、学校にいる最中に地震が発生してしまった場合は
どのように行動していけば良いのでしょうか。
安全のための行動をしっかりと覚えておき、
身の安全を守れるようにすることが大切です

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地震から身を守る!

学校で地震に遭遇する…と言っても、
色々なパターンが考えられます。
授業中に地震に遭遇する可能性もありますし、
体育館にいるときかもしれませんし、
校庭にいるときかもしれません。

場面場面によって、身の安全を守るための
行動というのは変わってきますし、
どんな風にすれば、安全な状況を
作り出せるかも、いる場所によって
変わってきます。

それぞれの場面ごとに、自分を守るための
行動を知っておく、ということは
とても大切なことになりますので、
よく覚えておくようにしましょう。

教室にいる場合

まず、教室に居る場合は、
基本的には、避難訓練などでも行うように
机の脚の部分を持って机の下に身を隠す、
というのがベストであると思います。

学校によって、違う方法を避難訓練などで
教えている可能性もあります。
その場合は、学校の避難訓練などで習った
方法を優先して下さい。

授業中であれば、先生がいると思いますから
基本的には先生の指示に従って
行動していれば問題はありませんが、
授業中以外の場合は、先生がいない場合も
あると思いますから、慌てたりせずに、
とりあえず避難訓練の行動通り(基本は机の下になるかと思います)に
行動するように心がけましょう。

大きな地震であれば、すぐに先生がかけつけるとか
校内放送で指示があるかと思います。

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校庭にいる場合

続いて、体育の授業などで校庭にいる場合。

地震が発生した時にいる場所としては
一番運の良い場所であるかと思います。

とは言え、絶対安全なわけではありません。
校舎などの近くにいる場合、
窓ガラスが割れたり、何らかの落下物が落ちてくる可能性もありますから
充分に注意するようにして下さい。

移動できる状況であれば、
できる限り校舎や建物、遊具などの側から離れて
校庭の中心をめざすのがポイントになります。

体育の授業中や朝礼中など、
先生がいる場合に関しては、先生の指示に従って
行動していくようにしましょう。

体育館にいる場合

体育の授業中、卒業式や始業式などの行事中。
この場合は体育館にいるケースもあるかと思います。
体育館に居る場合に関しては、
天井が剥がれたり、照明器具が落下してくる可能性があります。

しかしながら、教室などとは違い、
机などが体育館に置かれていることはないと思いますし、
広々としていますが天井からの落下物に関しては
非常に危険な場所でもあります。

ただし、慌てて体育館の外に飛び出す、という行為は
それはそれで危険な行為なので、
慎重に行動しなくてはいけません。

体育館に生徒・児童だけでいるケースは少ないと思いますから
先生の指示に従って
その時その時の状況を見ながら行動していく必要が
あるかと思います。

頭上には、注意しましょう。

通学路にいる場合

通学路、と言っても、色々な場所がありますから
これに関しては一概に言うことはできません。
1つ言えることは、建物や塀など、倒れてくる可能性のあるもの、
落下物の危険がある場所からはなるべく離れるようにする、
ということですね。

また、車などとの接触にも注意しなくてはいけません。

できるだけ広く、周囲に建物や塀が無い場所で
しゃがむなどして、揺れが落ち着くのを待つ、
というのがベストな方法になるかと思います。

ただ、色々な場所があるので、その場所その場所に
よって、状況を臨機応変で判断していくことが大切になります。
ポイントとしては
周囲に落下する危険性のあるものや、倒れるものが無い場所、
かつなるべく広い場所に移動するのがベストであると思いますが、
その際に慌てて移動したりしてはいけませんし、
広くても、車などが通る場所の場合は
交通事故に巻き込まれてしまわないように
注意する必要があります

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プールサイドにいる場合

プールサイドにいる場合も、
注意が必要です。
大きな地震が発生した場合、
プールの中の水が激しく揺れ、
非常に危険な状況になりますから、
移動できるのであれば、素早くプールから
上がっておき、その上で身の安全を
確保することをおすすめします。

建物が近くにある場合、ガラスなどの落下物に
備えて離れることも重要ですし、
プールサイドにも柵などがある場合は
そこから離れることも大切なポイントの
1つになります

校舎内にいる場合

学校内に居る場合でも、体育館や教室以外の
場所にいることはあると思います。
廊下や階段などですね。

廊下や階段にいる場合に関しては
机などの身を隠すものはないと思いますから
なるべく窓ガラスから離れた場所で
頭を守るようにして揺れが落ち着くのを
待つのがベストになります。
窓ガラスは地震の揺れで割れる可能性があるので、
その点だけは覚えておき、
窓ガラスには近寄らないようにすることが大切です。

廊下の場合、落下物はそれほどないとは思いますが
もしも落下しそうなものが近くにある場合に関しては
その点も注意して行動するようにして下さい。
落下物とガラスから身を守ることが、
廊下などに居る場合は大切なポイントになります。

また、くれぐれも慌てて行動しないように注意して下さい。
階段などで転倒してしまうと
地震とはまた別の部分で、怪我をすることになって
しまいますから、その点に関しても注意しましょう。

行事中の場合

遠足など、学校の外に出て行動している
行事中の場合に関しては、
引率の先生が必ずいるはずですから
その指示に従うようにして下さい。

遠足などの行事では、
どこにいるかその時その時によって
異なりますから
状況に応じて身の安全を確保するようにしましょう。
基本的には引率の先生の指示に従う、
ということが一番になるかと思いますが
遠足の班行動の最中など、
先生が近くにいないようなケースも十分に
考えられます。

その場合は場所がどこか、によりますが
とにかく
慌てないで行動すること、
落下物に注意すること、
倒れそうなものの近くに行かないこと、
これを徹底することが大切になるかと思います。

身を守る行動を最優先

学校のどの場面で地震が起きたとしても
身を守る行動を最優先しましょう。
基本的には先生の指示に従って行動する、
というのが一番であるとは思いますが、先生がずっと
生徒の近くにいるわけではありませんから、
そのあたりはしっかりと理解しておかなくてはなりません。

慌てないこと
危険な場所から離れること
身を隠せるものがあるなら隠すこと

これが重要なポイントになります。
どうしてもパニックは起きてしまうかと思いますが
とにかく身を守ることを優先し、
揺れが落ち着いたら、指示に従って
安全に避難をするようにしましょう。

まとめ

学校にいる時間も、学生の間は
そこそこ長いと思いますから、
そこで自信に遭遇してしまう可能性は十分にあります。
もしも学校で地震に遭遇してしまった場合は
上記のような方法で、身を守って行きましょう。

ただし、自然災害には”想定外”がつきものです。
このサイトに限らず「書かれている通り」にならないことは
たくさんあります。
”想定外”の連続が自然災害ですから
その点に関しては、注意するようにしておきましょう。

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