竜巻が発生する前兆を知る!危険な兆候を知るための8つのポイント!

竜巻は、
突発的な暴風をもたらし、
人命や、建物などにも十代な被害を及ぼすことのある
とても危険な自然災害です。

同じく風に関係する自然災害である台風とは違い、
「これから来る」と言うことが分かりにくく、
突然発生することもあるため、非常に注意が
必要な災害が「竜巻」になりますね。

しかしながら、そんな「竜巻」にも発生の前兆となる
ものは存在しています。

100パーセント予測することは
難しいですが、
「これは危険だな」と言う兆候を覚えておくことは
大切なことになります。

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危険な前触れ!

竜巻が発生する前に起こる「危険な前触れ」とは何か。
それを見て行きましょう。
もちろん、これらのことが起きていなくても、
条件が揃ってしまえば、竜巻が発生してしまう可能性は0では
ありませんし、
逆に言えば、これからご紹介する前触れ現象が全て
揃っていたとしても、竜巻が必ず発生するとは限りません。

台風のように「何日後に危ないから備えておこう!」だとか
そういうことができないのが、竜巻の怖いところですし、
巻き込まれてしまえば、建物の中に居た場合でも
確実に安全とは言えないのが、竜巻の怖いところですね。

では、竜巻の危険な前触れをご紹介していきます。

注意報などが出ている場合

竜巻が発生しやすい条件が揃った場合、
気象庁から「竜巻注意情報」が発令されます。
これが出ている場合は「竜巻が発生する可能性が高い」と
考えておくのが、良いかと思います。

竜巻注意情報は気象庁のサイトなどからでも確認できるので
怪しいと思ったら確認してみるのも良いと思います。
ただし、竜巻注意情報が出た=竜巻が必ず発生するわけではありません。
そのことは覚えておきましょう。
あくまでも、竜巻が発生する可能性が高くなりましたよ、
ということなので、周囲の状況に警戒しましょう、
ということです。

ちなみに「竜巻注意情報」が発令されていない場合も、
竜巻が100パーセント発生しない、というわけではないので、
そこのところは勘違いしないようにしましょう。

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大雨や雹などが降り出した

突然の大雨や雹。
これには注意が必要です。
元々、その日の朝から大雨になっているようなケースではなく、
それまで晴れていたのに突然の雨が降り出す。
これが一番危険なケースですね。

真夏のゲリラ豪雨などの際にも、
注意が必要になります。

また、雹が降ってきた場合、
大気の状態が非常に不安定になっていることが伺えます。
実際に、竜巻発生時に雹が降っていた、なんてケースも
よく聞くことです。
そのため”突然の雹”には最大限の注意を払うのが
望ましいのではないかと思います。

周囲が突然暗くなってきた

周囲が突然暗くなってきたような場合も注意が必要です。
特に、少しずつ暗くなってきた、ではなく
急激に周囲が暗くなってくるような場合は、
大気の状態が非常に不安定である証拠です。
それまで晴れていたのに、数十分単位で真っ暗になるような
場合は、竜巻に限らず、
突然の大雨や雷など、そういったことに注意し、
屋外に居る場合は、早めに屋内へと避難することを
心がけましょう。

竜巻が発生する、しないに関係なく、
急に暗くなってきた場合は注意が必要です。

ただし、夜の場合に関しては、
周囲が暗くなったかどうかはあまり分からないと思いますので、
あくまでも明るいうちに利用できる判断方法になります。

冷たい風や、急に変な風が吹いてきた

風にも注意が必要です。
例えば、急に風向きが変わったり、
ひんやりとした風が吹いてきたり、
明らかに変な風が吹いてきた場合に関しては注意が必要です。
空を見てみて、怪しい雲が全く無ければ
それほど心配する必要はありませんが、
積乱雲(モクモクした雲)が見えた場合や、
周囲が既に暗くなってきている場合に関しては、
注意することが必要です。

急な強風が吹いてきている場合などに関しては
条件が揃ってしまうと竜巻が発生する可能性も
非常に高いですから、注意することが必要になります。

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空模様が怪しい

空模様を見てみて、明らかに怪しい場合も注意が必要です。
どす黒い雲が空に出ていたり、
積乱雲が空に出ていたりする場合は気をつけましょう。
雲は、見た目ですぐに判断できると思いますから、
竜巻や天気がこのあと崩れる兆候として、
分かりやすいものの一つだと思います。

空模様が怪しくなってきた場合は、
竜巻の有無に関係なく、
天候が大きく崩れる可能性がありますから、
やはり、早めに屋内に避難するなどの対策を
行ったほうが良いでしょう。

雷が鳴っている

雷が鳴っている場合に関しても注意が必要です。
特に、雷が強ければ強いほど、
基本的には大気の状態も不安定であると考えて良いでしょう。
そのため、雷がゴロゴロ鳴っている際に関しては、
雷そのものにも、注意を払わなくてはいけませんが、
雷以外の部分、竜巻に関してもしっかりと
注意を怠らないようにしましょう。

いずれにせよ、雷が鳴っている際に、いつまでも屋外に
いることはあまり好ましくありませんから、
できる限り屋内に移動するようにしましょう。

ニオイや音などで判断する

ゲリラ豪雨など、天気の急変の際にはニオイや音などが
聞こえる可能性があります。

ニオイは、近くで大雨などが降っている場合、
雨のニオイだとか、独特なニオイがしてきます。
そういった場合は、嵐が近づいている証ですし、
竜巻などの危険性も考えられます。

また、「音」というのは
雷のことです。
まだ晴れているような場合でも、近くで大きな雷が鳴っている
ような場合、その音が聞こえる可能性はあります。
そう言った場合は、できる限り注意するようにした方が
良いかとは思います。

SNSなどで判断する

SNSなどで竜巻の前兆や危険を知ることも
今の時代であれば可能であると思います。
ツイッターなどでは、最新情報に溢れていますから
そういったものを参考にすれば、
万が一、近くで竜巻が発生した場合などには、
すぐに情報が流れてくるかと思います。

もちろん、ネット上にはガセネタというものもたくさん溢れていますから
そういった情報には注意しないといけませんが、
全体的にしっかりと情報を見定めれば
ガセネタか、ホンモノかの見分けはつくと思いますから、
SNSを有効活用することも、竜巻の前兆を知る上では
ポイントになるかと思います。

危険を感じたらどうすれば?

この感じは、竜巻が発生する可能性もあるな…と
感じたのであれば、できる限り頑丈な屋内に
移動するのが一番の安全対策です。
上記のような「前兆」かもしれない状態になってから
遠くに離れるのは難しいと思いますし、
竜巻が必ずしも発生するとは限りません。

なので、一番現実的なものとしては、
身の危険を感じたら、
手近な頑丈な建物に避難することが
ベストではないかと思います。

竜巻とは別ですが、雨雲の動きであれば
気象庁の雨雲レーダーなどで、詳細に
見ることができます。
真夏のゲリラ豪雨などの発生も、これで
知ることができますから、活用してみるのも
良いのではないでしょうか。

まとめ

竜巻が発生しそうな前兆をまとめました。
ただし、竜巻と言うものは、上記のような状態でも
発生しない場合も多く、最終的に
発生を確実に予測することでは現時点ではできません。
そのため、突然発生してしまうこともありますし、
「これは竜巻発生してしまいそうだな…」と思っても、
竜巻が発生しない場合もあるでしょう。

ですが、上で紹介したような状態の際には、
やはり危険であることには変わりありませんから
なるべく頑丈な建物に移動しておいた方が
安全ではあると思います。

常に、周囲の天候の状況には、気を配るようにしましょう!

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