地震発生確率は何の役にも立たない?いつどこで起きるか分からない!

地震発生確率というものが
政府機関から発表されているのを
見たことがある人はいるでしょうか?

関東地方だとか、南海トラフだとか、
そういった部分は、特に高い確率が
示されており、
30年以内に70パーセントの確率で大きな地震が~
だとかそういう表記は
見たことのある人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、これは
地震という自然災害の特性上、ほとんど
役に立たないものだと言っても良いかと思います。
地震発生確率についてと、気を付けるべき点に
ついてをまとめていきたいと思います。

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地震発生確率は信用ならない…?

地震発生確率…
堂々と各地域に確率が出ていますが
これは、実際のところあまり信用ならないものなのです。

例えば、〇〇年以内に80パーセント、だとか
高い数字を出されてしまうと
どうしても不安に思ってしまう人もいるでしょう。

ですが、それはデータに基づいて算出しているだけであり、
人間が勝手に予測しているだけです。

例えば、天気予報などであれば気象状況などから
判断して予報していますから
ある程度は当たります。
ですが、地震発生確率に関しては
そういうものではなく過去のデータからなどの判断です。

そのため、精度としてはとても
低いですし、参考数値になるかどうかも、正直、
怪しいところです。

地震発生確率に関するポイントを
書いていきます。

あくまで予想

まず、地震発生確率は色々なデータに基づき
発表されていますが、
それは”あくまでも予想”にすぎません。
所詮は人間が過去のデータなどから判断した予想に過ぎない、
ということですね。

地球の活動を人間にコントロールすることは
現時点では人間にはできないことですし、
それを完全に予知することもできないのです。

そのため、地震発生確率、などというものは
所詮は人間が出した数字であり、
平たく言ってしまえば、宝くじの予想だとか
そういったものと何ら変わりのないことなのです。

過去のデータなどから算出して
数字を出している、というだけのことですね。

なので、御大層なイメージを受けてしまうかもしれませんが
地震発生確率は所詮予想の数字であり、
予想は当たることも外れることもある、
ということは覚えておいた方が良いでしょう。

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自然災害は想定外の連続

自然災害は想定外の連続です。
これまでに発生した大規模な地震も、
発生があまり予測されていなかったものなども含まれており、
正直に言えば”どこで起きるか全く分からない”というのが
事実であるかと思います。

地震発生確率にしてもそうです。
これまでにも地震の発生確率が低い地点で
地震が発生したことは何度もありますし、
逆に、地震発生確率が高いまま、もう何十年も
経過している地域もあります。

このような発生確率など、
何の役にも立たない、ということが
浮彫になっているのではないでしょうか。

高い確率でも地震が来るとは限らない

太平洋側を中心に、比較的地震の発生確率が
高めに設定されている場所が多いです。
ただし、確率が高いからと言って、
地震が必ず発生するとは限りません。
70パーセントだとか90パーセントだとか
非常に高い数値が出ている地域もあります。

天気予報の降水確率で言えば
それらの数字はほとんどの場合、雨が降るであろう
絶望的な数字ではありますが、
地震発生確率の場合はそうではありません。
高い確率でも地震が来るとは限りません。

もちろん、どの地域でも注意する必要はありますが、
高い確率が出ているからと言って、必要以上に
怯えたりする必要はありません。
どこの地域でも、地震が来るときには来るのです。

低い確率でも油断禁物

逆に地震の発生確率が低い場合であっても
油断してはいけません。
低い地域でも、急に大きな地震が来る可能性は
充分に考えられることです

今までにもほぼ0パーセントに近い予測が
出されている地域に大きな地震が来たようなケースもあります。

そのため”地震発生確率”が低かった場合に関しても
厳重な注意が必要です。
低い確率でも決して油断してはいけませんし、
”自分の地域よりも発生確率の高い地域がある”場合でも
その地域に先に地震がやってくる、とは限らないわけです。

自分の地域の方が先に地震が来るかもしれませんし、
逆にこの先、当分の間来ないような可能性もあります。

1つだけ言える確かなことは
”地震発生確率”がどのような数字だったとしても
地震が発生してしまう確率は充分に存在する!
ということになりますね。

くれぐれも、油断はしないように注意しましょう!

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あまり意味のない数字

結局のところ、冷たい言い方をしてしまうと
”あまり意味のない数字”というのが
現実的な答えになってしまいます。
発生確率は上でも書いたように、あくまでも人間が
データなどから予測してものであり、予想でしかありません。

本当に「あ~このぐらいなんだ~」と目安にするような
程度の価値しか
現時点では”地震発生確率”というものに対しての価値は
存在しないのではないかと思います。

今後、これに関しては改善していく必要が
あるかと個人的には思っています。

今後の課題は?

今後の課題としては、やはり「地震を予知できるようになること」
であるのは確かだと思います。
地震の発生規模、場所、時間を想定することができれば、
地震による犠牲者は大幅に減るでしょう。
もし、そうなれば、発生確率などというものも表示しなくて
済むようになりますし、
いついつ、どこに来る、と断定できる何かを見つけることができれば、
それは大きな進歩であるかと思います。

ただ、現実的には地震予知は難しいのではないかと言われており
現在の予知は「全てデマ」です。多額の研究費が投入されていても、
成果が出ていないのが現実でもあり、
地震予知の未来に関しては、暗いと言えるのではないでしょうか。

少なくとも、現時点での「地震発生確率」の数字は
ほとんど意味をなさないもので、
自然現象の前では人間は無力、ということをよく表している事象で
あると、個人的には思います。

どのように対策すれば?

地震災害に対する対策をどのようにすればいいのか。
答えとしては”発生確率”なんて数字は、目安にしかならないので、
鵜呑みにしないことです。

とにかく、自分の身と、自分の周囲の安全は
自分で守る、ということが求められます。
地震発生確率がどんな数字であろうと、
自分自身の防災対策が大切になる、ということですね。

日頃から意識しておきたい対策としては、
・防災グッズなどの用意
・避難経路の確認
・地震災害に対する知識を身に着ける
・倒れそうな家具などの位置の調整

などになりますでしょうか。
発生確率が髙かろうと、低かろうと、人間に
出来るのはこのぐらいです。

常日頃からビクビクと怯えながら過ごす、
というのは間違いですし、
逆に「ここは地震発生確率が低いから安全なんだ!」という
考えも間違えです。

地震発生確率に振り回されることなく、
自分たちの身は、自分たちでしっかり守る、ということも
時に大切なポイントになりますから、
よく覚えておくようにしましょう!

まとめ

地震発生確率はあくまでも目安です。
そのパーセントは、天気予報における降水確率よりも、
さらに信用のならないものであり、
鵜呑みにし過ぎてはいけません。

どんなパーセントだったとしても、
日本中、どこでも地震が発生する可能性があります

地震活動そのものが変化する可能性も十分にありますし、
まだ見つかっていない未知の断層などが存在する
可能性も十分にあります。

発生確率に振り回されたりしないように、
”あくまでも予想である”ということは
しっかり覚えておきましょう!

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