地震後のSNSでの発言で気をつけなければいけないこと6つ!

ツイッターや各種SNS…
現在では利用している方もとても多いかと思います。

昔に比べると、個人での情報発信がとても容易に
なっています。

ツイッターなどは地震災害の際には
リアルタイムで情報が発信できることもあり、
とても役立っている、という側面もあると思います

が、その反面でツイッターやSNSなどが、
トラブルの原因になってしまったり、被災地の人々を
苦しめるようなことになってしまっているのもまた事実です。

地震災害後はツイッターやSNSでの発言について、
気を付ける必要があるのです。
でないと、被災地に余計な混乱を招いたり、
人々に不安を与えたり、場合によっては自分の
SNSアカウントが炎上してしまったりと、
そういうことも十分考えられますので気を付けましょう。

案外、やってしまいがちなポイントも含めて
気を付けるべき点をご紹介していきます。

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災害後に注意するべきSNSの発言

災害時には、SNSの発言には注意しなくてはなりません。
これは、被災地に居る人ももちろんですし、
被災地に居ない人間、被災地から遠く離れた人間でも同じことです。
被災地・被災地でない場所問わず、不安に思っている人も居ますし、
ピリピリしている人も居ます。

ですから、発言には気を遣う必要がありますし、人々を
不安に思わせたり、傷をつけるような発言をしてはならないのです。

それでは、一つ一つ気を付けるべきポイントを
ご紹介していきたいと思います。

①災害を喜ぶような発言

これは、人間としてもやってはいけないことだと思いますが、
災害を喜ぶような発言や、
被災地を悲しませるような発言はしてはいけません。
誰も見ていない、と思っていても、誰かが見ているかもしれません。
自分がどう思うかは、勝手ではありますが、
仮に、そういうことを思ってしまったとしても、
ゼッタイにそれをSNS上で発言するようなことは
しないように気を付けましょう。

被災地に居る人を傷つけることはもちろん、
被災地に居ない人の中にも怒りを感じる人はいるでしょう。
さらには、自分自身にも、そういう発言は跳ね返ってくる
可能性もあります。

例えば”炎上”してしまえば、
アカウント閉鎖になってしまうかもしれませんし、
自分も、他の人も、誰も喜びません。
くれぐれも、地震災害を喜ぶような発言はしてはいけませんし、
万が一、心の中でそう思ってしまった場合も、
心の中だけに留めておくようにしましょう。

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②不安を煽るような情報を発信しない

地震災害後は、被災地の方々はただでさえ不安に
なっています。また、地震の情報を見て、
被災地から離れた場所に居る人間も、不安を感じている
可能性は充分にあります。

しかしながら、SNSでも、その他の部分でもそうですが
ザンネンながら不安を煽るような情報を面白半分で
発信したりする人も居ます。
また、嘘の情報を発信したりする人もおり、
過去の震災では、逮捕された人間も居ます。

不安を煽るような情報を発信することは控えると共に、
面白半分で嘘をついたりしないように注意が必要です。

③憶測で物事を書かない

被災地から離れている人にとっては実感が
ないかもしれませんが、被災地にとっては本当に
余裕もないような状態ですし、情報一つで身の危険が
及ぶようなこともあるのです。

悪気がなかったとしても、
憶測で物事を書くことは控えましょう。
例えば、このあとにさらに大きな地震が来る!だとか
耳鳴りがするからまだ地震に気を付けましょうだとか
不確定なことは発信しないようにするべきです。
憶測の情報によって不安に感じる人も居ますし、
場合によっては危険な状況に陥ってしまうこともあります。
”不確定な情報”については発信を避けるようにしましょう。

加えて、政治的な意味の分からないツイートも
ただの妨害になりますから、やめましょう。
陰謀がどうとか、救援活動中に、昼食か!?とか
場違いなツイートが災害時によく見受けられます。
そんなことよりも大切なことは、他にあるはずですし、
被災地から離れた場所に居る方は、そんなことに
目くじらを立てたりしないで、いつも通りの生活を
送ることをおすすめします。

④出所不明や真偽不明の情報を拡散しない

SNSには、人の情報を拡散する機能がついているものも
多いです。例えば、ツイッターなどではリツイートすることで、他人の
発信した情報を拡散することができます。
これは、正確な情報を拡散する際には非常に便利な機能では
あるのですが、使い方を間違えてしまえば、
間違った情報や、嘘の情報を拡散してしまうことにも繋がります。
この点には、注意しなければなりません。

善意でリツイートなどをする人がほとんどだと思いますが、
それによって、間違った情報や嘘の情報を拡散してしまう
ことになりますから、
出所不明な情報や、本当か嘘か分からないような情報は
拡散しないように注意しましょう。

もしも間違って拡散してしまったからと言って、
どうこう、と言うことは基本的にはありませんが、
注意するようにはしておきましょう。

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⑤災害を利用するような発言

これは、個人の方は大丈夫だと思いますが、
お店や企業などは注意しなくてはなりません。
過去に、私が勤務していたお店と同業のお店が
東日本大震災の際に、ツイッターで問題発言をして炎上したことがあります。

お店や企業は、何でもかんでも、
売上に絡めたくなってしまう気持ちは分からないでもないのですが、
地震災害は人の命や生活がかかっているものになります。
売上や宣伝など、そういったことに利用しないように注意が
必要です。

このあたりはお店の場合は店長、
会社の場合は責任者がしっかりと管理監督し、
問題発言をしないように注意が必要です。
悪気がある、ないはこの際は問題ではありません。
見る側がそれをどう感じるかが問題になります。

もしも悪気ない発言だったとしても、炎上してしまえば、
それで終わりです。
お店や会社の評判はガタ落ちしてしまうことになります。

発言には細心の注意を払う必要があります。
もしも、発言に不安があるのであれば、
お店や会社として一切、災害の話題には
触れないようにすることです。
災害の話題に触れなければ、問題になることはないでしょうから、
自分の発言や、スタッフの発言、社員の発言などに
不安がある場合は、発言しないようにすることも
1つの方法です。

また、お店とは関係ありませんが
災害に便乗した”募金活動”これは絶対にしないようにして下さい。
偽物の募金を募るのは詐欺ですから、
ゼッタイにしてはいけません。

⑥過剰な反応

被災地外の方が過剰な反応をするのは控えましょう。
例えば、過剰に地震災害について騒いだり
(マイナスイメージのものでなくても)、
野次馬のように、何度も地震について呟いたり、
そういうことは控えた方が良いかと思います。

また、過剰な自粛も控えた方が良いかと思います。
あくまでも、いつも通り行動できる人は
いつも通り、それで十分です。
過剰すぎる自粛を望まれているかと言われれば
決してそうではないと思いますし、
そこまでする必要はありません。
いつも通りにしていて、協力できる部分は協力する、
それが一番ではないかと思います。

まとめ

過剰に反応する必要はありませんが、
最低限、上記のようなことは覚えておきましょう。
災害時は、ツイッターも大事な情報入手手段になります。
そこに、嫌な思いをさせるような発言が書いてあったり、
不安を煽るような発言、嘘の情報、不安に便乗した発言、
災害を利用しようとする発言、そんなものがあれば
嫌な気持ちになる人もいると思いますし、
場合によってはその”偽の情報”でさらに混乱を招く可能性もあるのです。

災害時のSNSでの発言には、注意です。
悪気が無くても、問題になることはあります。

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