地震後の募金活動にご用心!募金するかはよく見極めて…!

地震災害などが発生すると、
被災地への募金活動などが各所で始まると思います。

もちろん、被災地の方々の助けになりたい、という気持ちから
募金活動に協力するのは悪い事ではありませんし、
むしろ、良い事です。

しかしながら、そういった善意を利用する
偽物の募金活動も存在するのが事実です。

善意につけこむ募金活動。
これらに騙されてしまうと被災地の援助になるどころか、
そういった卑劣な行為を行う方々を援助することに
なってしまいますし、
当然のことですが、被災地の方の助けにはなりません。

こちらでは、地震災害後の募金についての注意点を
まとめていきます。

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募金する際に注意したいこと!

地震災害などが発生した後に、募金を行うこと自体は、
悪い事ではありません。
被災地の方々に、何らかの形で助けになるかと思いますし、
たとえ、自己満足だと言われても、
どこかで誰かが喜んでいるかもしれません。

助けになりたい、という純粋な気持ちでも、
自己満足でも、おふざけで募金したのだとしても、
目的はどうあれ、人の助けになるのは事実ですからね。

が、上でも書いた通り偽物の募金も存在します。
それらに、騙されないように注意することは大切です。
注意するべきポイントを見ていきましょう。

募金している団体が不明な場合は募金しない

募金している団体がメジャーな団体だったり、
大手の企業だったり、コンビニなどのお店だったり
する場合は大丈夫だと思いますが、正体不明だったり、
団体名すら不明だったりする場合は募金は控えた方が
良いかと思います。

もちろん、善意から募金活動をしている団体も
そういう団体の中にもあるかとは思いますが、
それでも、偽物や悪意のある団体も混ざっているのが事実です。
ですので、有名団体や会社の募金以外には
募金しないようにすることが重要であると思います。

真面目にやっている、有名ではない団体にとっては
こんなこと書かれちゃうと…と思うかもしれませんが、
それでも、こういう(偽物や悪意のある募金)もある世の中ですから、
身長にならざるを得ないのは仕方のないことです。

注意するべきポイントとしては
「聞いたことがない団体」
「活動実績がない団体」
「活動実績は色々書いているけどよく意味の分からない団体」
「調べても何も情報が出てこない団体」
「評判の悪い団体」
あたりでしょうか。

3番目の「よく意味の分からない団体」というのは、
詐欺だとかそういうのによくある手段で、
何か色々グダグダ書いてあって
「あぁ~凄い団体なんだな~」と錯覚させられてしまうもののことです。
実際には大したことが書いてないのに、
文章量ですごく見えてしまう、ということですね。
少し読んでみても、意味が分からないなぁ、という感じの団体も
スルーしてしまった方が良いでしょう。

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駅前や街頭などの募金

駅前での募金活動や街頭での募金活動。
これには注意です。
偽物や悪意のある募金活動もこういったところで
行われている場合が多いようです。
もしも声をかけられた場合、その場では募金しないようにするのがベストです。
確実にどんな団体だか分かる場合は別として、
よく分からなかったり、聞いたことがないような団体の場合は
その場では募金しないようにしましょう。

どうしても募金したい場合はチラシなどを貰うようにして、
しっかりとその団体について、ネットなどで確認してから
募金を行うようにして下さい。
チラシが無い場合は、団体名だけでも聞いておき、
調べるようにしましょう。

情報が一切出てこなかったりする場合は、
ザンネンですが、その団体への募金は控えた方が良いかと思います。

個人レベルの募金

個人で被災地への募金を募っているようなものは、
基本的には、相手にしない方が良いです。
もちろん、善意でやってる人もいるでしょうけれど、
”信頼性”が全然違います。
個人でなくても、小さい規模のグループだとか、
そういところもできれば避けた方が良いかと思います。

個人で募金するのであれば、個人で本人が募金すれば良いのです。
あまりないことだとは思いますが、
嘘をつきやすいことでもありますので、
この点に関しては注意しておきましょう。

訪問で募金を求められた

お店・職場・自宅などに直接やってきて募金を求めるような
ケースもあるようです。こういったものも「どこに」お金が
流れるかどうか分かりませんから、
募金しないようにすることが大切です。

家庭への訪問の場合は、そもそもインターホン越しの時点で
お断りして下さい。
善意に付け込むような捨て台詞を言われるかもしれませんが、
相手にする必要はありません。

会社・お店などへの訪問の場合も、毅然とした態度で
断りましょう。
万が一、しつこいようであれば、臆せず、
警察を呼ぶようにして下さい。
例えば、ご家庭の場合、無理やり玄関に入り込むような
ことがあれば、警察を呼んでしまってOKです。
とにかく、遠慮したり、臆したりしないようにすることは大切です。

訪問されてしまうと、相手がどんな団体なのかも
調べることができないまま、募金することになってしまいますし、
この点に関しては注意する必要があります。
確実に、信頼できる団体、という場合以外は寄付しないように
することが大切です。
被災地に届けない団体に寄付しても、何も
意味はありませんからね…。

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少しでも怪しいと感じたら募金しないこと

募金をする際に大切なことは”少しでも怪しい”と感じたら
募金しない、ということです。
怪しいと感じる、ということは、何らかの不安要素がある、
ということですし、募金するべきではないのです。

実績のある団体やちゃんとしている団体は
たくさんあります。

もしも、募金するまでの間に
何らかの怪しい点を感じたりしたら、
募金は絶対にしないで下さい。
怪しいと感じた場合、もしも本当にそこが怪しい団体であれば
あなたの募金に使ったお金は被災地のためになるどころか
そういう不正行為をする団体の資金源になってしまったりと、
被災地の方々の役に立つことはありません。

仮に真っ当にやっている団体であったとしても、
どうしても募金したいのであれば、確実な団体を
利用した方が良いです。
わざわざ怪しいと思うところに募金する必要はありません。
自分が”ここなら大丈夫”と思えるところに募金するように
しましょう。

募金をするのであれば…

地震災害の際に被災地の方を想い、
募金することは悪い事ではなく、良いことです。
しかしながら、上記でも説明しているように、
人の善意を利用するような悪質な団体が
居るのも事実です。

もしも悪質な団体に募金してしまえば
そのお金が被災者の元に届くことはありません。
そのため、募金する際にはしっかりと募金する相手を
見極めることが大事になります。
一番安全なのは、誰でも知っているような
実績のある団体を利用するのが一番でしょう。

また、大手企業がやっている募金(コンビニ)などを
利用するのが良いかと思います。
大手企業であれば、さすがに、何か不正をしていれば明るみに
出るでしょうし、得体のしれない募金よりははるかに安全であるのは
確かなことです。

まとめ

被災地に向けた募金を行うのは良い事です。
ですが、何事にも、不正を考える人間や団体はいるものです。
それは被災地に向けた募金活動などでも同じことです。

人を騙そうとする行為の罠にはまらないように気をつけつつ、
しっかりと募金をしていくようにしましょう。
大事なことは「不明瞭な団体を通して募金しないこと」です。
必ずはっきりと活動内容が分かっている団体や、
名前が通っている企業などを利用するようにしましょう。

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