非常食はどんなものを用意しておけばいいの?ポイントを解説します!

地震災害などが発生してしまった際には
その後の「食糧」の問題も不安な点の一つです。

自然災害が発生すると、
物流なども混乱し、食料品不足に陥る可能性は
十分に考えられます。

また、地震以外でも、火山の噴火などで
外出困難になったりだとか、
食料品不足に陥ってしまう可能性は色々と考えられます。

その際の助けとなってくれるのが「非常食」ですね。

ただ、”非常食”と言われても、
どんなものを用意しておけば良いか、というのは
漠然としていてなかなか分からないと思います。

そこで、こちらでは非常食にするのであれば
どのような食品が良いのか、という点を
語って行きたいと思います。

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非常食とはどんなもの?

非常食に具体的な決まりはありません。
非常時に食べることのできる食料品という意味合いですから、
生ものだとかそういうものは当てはまりませんが、
長持ちして、かつ、どんな状況でも食べることができるものであれば
自分なりの非常食を用意しても構いません。
非常食はこれじゃないとダメ!だとかそういうことはないので
自分たちの好みも考えながら、
色々と選んでいくと良いかと思います。

当然のことですが、非常食を普段の日常で食べることも
何も悪い事ではありませんし、
食べたければ食べてしまっても大丈夫です。

では、非常食選びのポイントやどのぐらいの量を
確保しておけば良いのか、などについてお話していきます

どこで売っているの?

非常食はどこで売っているのか。
食料品を販売しているスーパーなどであれば
探せば見つかると思いますし、
専門店などでも購入することはできるかと思います。
スーパーなどで普通に売られている食品で、
非常食になるものがあれば、別に「非常食用」に発売されているもの以外を
非常食として用意しておいたって構いません。

また、ネットであれば、非常食を探せばすぐに
見つかると思います。
アマゾンなどであれば本当に豊富な種類が用意されていますから
ネットで探してみるのが現代であれば
一番手っ取り早いのではないかと思います。


尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)

こんな感じのものが多数存在しています。
↑は私も非常事態とは関係なく食べてみましたが
なかなか良いお味でした
(好みは人それぞれなので保障はできません 汗)

色々なものがあるので、自分たちの好みなども
考えながら探してみるのが一番良いのではないかと思います

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どんなものを選べばいいの?

非常食を用意しておきましょう!
なんて言われても、どんなものを用意しておけば良いの!?
となる人も多いのではないでしょうか。
でかでかと「非常食」と書かれて売られているものもあれば
そうでないものもあります。

先にも書いた通り、自分にとって非常食なのであれば、
別にどんなものでも良いのです。
非常食、と書かれた商品でも良いですし、長持ちするカンパンなどを購入
してそれを備えておいても良いでしょう。

ただ、食べ物ならどんなものでも良い!
というわけではありません。
例えば、調理が必要なものだったり、冷凍食品だったり、
長持ちしない生ものだったり、
そういったものだと非常食としての役割を
果たすことができなくなってしまいますから、
それらの食べ物は「非常食」と呼ぶことはできません。

では、どのような点に注意すれば良いのかを
まとめておきますので、
非常食選びの参考にしてみてください。

・長期保存できる
まず、非常食としての大事なポイントは、”長期間保存できるかどうか”に
なりますね。
保存できないものは非常食に適しません。
常温で長期間保存できるのものを選ぶようにしましょう。
生ものや要冷蔵などの食品は避けた方が賢明です。
すぐに期限切れになってしまうものは非常食としては
適していませんし、要冷蔵や要冷凍の食品に関しては
非常時では保管することができません。
冷蔵庫も冷凍庫も使えなくなってしまう可能性が高いですから
当然と言えば、当然のことです。

・火を使わないもの
火を使うものは可能な限り避けましょう。
これも要冷蔵などと同じ理由になりますが
災害後に加熱できる状況であるかどうかは分かりません。
最悪の場合、ガスも電気も水も何も使えない可能性があります。
そのため、非常食を調理できない可能性もあるのです。
そんな点も考慮して加熱などが不要で、出来る限り
そのまま食べることができるような、
そういったものを非常食として選ぶのがポイントになります

・保管などの面
食べたモノを一度に食べきれずに
保管していると、衛生面が心配です。
また、賞味期限の長い非常食と言えど、
開封後は早めに食べなくてはなりませんし、
自然災害後は、場合によっては、周辺の衛生面などが
悪化している可能性もありますから、
なるべく、開封後はすぐに食べきれるような
商品を選んでおいた方が、いざと言う時には
助かるのではないかと思います。

・自分の都合に応じて
自分と家族、一緒に暮らしている人間の
都合なども配慮するようにしましょう。
これはどういうことかと言うと、アレルギーなどの面も
しっかりと考える、ということです。
例えば、自分が食べられない材料が使われている非常食を
用意しておいても、いざという時に食べられませんから、
非常食を備蓄している意味がなくなってしまいます。
そのため、必ず自分の都合に応じて、考えながら
用意するようにしましょう。

どのぐらい備蓄しておけばいいの?

非常食をどのぐらい備蓄しておけば良いのか。
これは、家族の人数などによっても異なります。
最低3日間分は用意しておけると安心、と言われていますが
当然、余裕があれば長ければ長いほど
いざという時に安心になります。

備蓄する際には、ご家庭の人数なども
考えながら、その分量を考えていきましょう。
当然、多ければ多いほど、いざという時には役立ちますが、
逆に多く用意しすぎても、邪魔になってしまうことも
あるかと思いますから、
このあたりは上手くさじ加減を自分で調節していきましょう。

また、賞味期限切れには注意です。
賞味期限であれば、切れても食べられはしますが(腐ってないか確認は必要)
そんなに頻繁に期限切れを起こすものではありませんから
定期的に確認し、期限が近づいてきたら、入れ替え
(古いものは食べてしまう)をしておいた方が良いかと思います。

有事は臨機応変に

正直に言ってしまえば、非常食が有事の際に
マニュアル通りに役に立つかは分かりません。
例えば、確保しておいた非常食が、火災になってしまって
無くなってしまう可能性だって0ではありません。

そのため”非常食さえ用意しておけば安心”ということでは
ありませんから、
その点だけは勘違いしないようにはした方が良いかと思います。

自然災害時には非常食に限らず、
色々な部分で「予想外の出来事」が起きるものです。
そのため、非常食にしてもそうですし、他の部分にしてもそうですが
しっかりと備えておく、ということは
とても大切なことになるのではないかと思います。

まとめ

非常食は上記のようなポイントを理解した上で
用意しておくと良いかと思います。
頻繁に買い替える必要はありませんし、最小限の分量であれば
それほどスペースも取りません。
実際に災害が起きてしまった際にはどのように役に立つかは
分かりませんが、出来る限りのことを事前にしておく、ということは
とても大切なことになりますから、
しっかりと用意しておくことをおすすめします。

災害が無ければないで、
賞味期限が近づいてきたら
「こんな味なんだ~」とでも思いながら
食べれば良いだけのことですからね。

備えあれば憂いなし、です!

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