火災報知器の誤作動!誤って作動した際のポイントと注意点!

火災報知器…
いざという時のために助けになってくれる存在です。

住宅に取り付けるタイプもあれば
お店やマンションなどの大規模な建物向けの
火災報知器もあります。

ですが、時々「誤作動」することもあるのが
報知器の問題の一つではあるかと思います。

有事の際に全く作動しない、というのも困ってしまうと思いますが
誤作動を繰り返してしまう、というのも困ってしまいますよね。

では、誤作動の際に注意したいことは何でしょうか。
日頃から覚えておいた方が良い事をまとめておきます。

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誤作動に関する注意点

ここからは、火災報知機の誤作動に関する注意点を
まとめていきます。
誤作動してしまった際に注意するべきポイントや
日頃から注意しておくべきポイントなどを
ご説明していきたいと思います。

なお、火災報知器にも色々な種類があります。
住宅向けと集合住宅向けなどでは種類なども
違いますが、ここでは、全体的なポイントを
お話していきたいと思います。

覚えておいて損ではないと思いますので、
頭の片隅にでも入れておくと、
より安全に報知器を利用することが
できるのではないかと思います。

誤作動は時々あること

火災報知機の種類や利用環境にもよりますが、
火災報知機の誤作動はザンネンながらそこそこあることです。
私の以前いた場所の近所にあったマンションも誤作動を
何回もしていましたし、
私が勤務していた職場でも2回ほど火災報知器が誤作動してしまい
消防隊員が駆けつけて火災がないか確認したことまであります。

このように、誤作動は時々あることで、
場所によっては頻繁に誤作動を繰り返すような
ケースも実際に存在しています。

実際に火災の際に報知器の音を聞いたことがある、という人よりも
”誤作動している音しか聞いたことがない”という人も
いるのではないでしょうか。
近くのマンションから火災報知器の音が聞こえたり、
自分のいる建物で鳴ったり…
そんな経験をしたことのある人もいるかと思います。

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誤報だと思い込まないように

しかしながら、大事なことは
”どうせ誤報だろ?”となってしまわないようにすることです。
もしも鳴っている警報が「本当の火災によるもの」だった場合
誤報だと思い込むことで避難が遅れてしまい、
最悪の結果になることも予想できますし、
手遅れになってしまう可能性もあります。
これでは、火災報知器を設置している意味がまるでありません。
どんなに誤報が多かったとしても
警報が鳴り始めた場合に関しては、いったん、
本当の火災の可能性も視野に入れて行動した方が良いでしょう。

話は少しそれますが、
私が前に利用していた大手のお店で、防犯ゲートが
日常的に誤作動しているところがありました。
私も、誤作動されたことがあります。

ですが、そのお店にとっては”誤作動”が日常茶飯事だったのでしょう。
店員さんは、誤作動している防犯ゲートのすぐそばで
背を向けて作業していても振り返ることすらありませんでした。

こういう”慣れ”は怖いものです。
あのお店では仮にホンモノの万引きが発生して
防犯ゲートが作動しても、
”また誤作動か”で片づけられてしまうのです。

これと同じことが火災報知器でも言えます。
誤作動が多かったりすると
「また誤作動か」と決めつけてしまいがちですが
絶対に決めつけないように注意しましょう。

流石に、煙や炎が見えてくれば気が付くかと思いますが
そういう段階になってから気が付いたのでは
”手遅れ”になってしまう可能性も十分にありますから
そんなことになってしまわないように、
”誤作動”と決めつけないことは非常に大切なことになります。
決めつけによって、被害が拡大してしまったり
自分自身が危険な状態に陥ってしまったり…
大変危険ですので、注意が必要です。

繰り返す場合は点検を

仮に誤作動だったとしても、
頻繁に誤作動を繰り返す場合に関しては
火災報知器自体が故障していたり、
何らかのトラブルが起きていたり、
または誤作動の原因となる”何か”がそこにある可能性もあります。
その場合は、しっかりと原因を突き止めることも大切になります。

誤作動はよくあることだから放置していればいいや、
なんてことをしていると、
本当に火災になった際に逆に反応せずに
大変なことになってしまう可能性もあります。

そうなってしまわないように、
火災報知器が誤作動を繰り返す場合に関しては
報知器自体に何らかの異常が起きてしまっていないか、
ということをしっかりと点検しておいた方が
良いかと思います。
本当に必要なときに火災報知器が作動しなかった、なんてことになって
しまっては、本末転倒ですから注意するようにしましょう。

また、誤作動をしていない場合でも、
定期的に点検を行うことは大切です。
機器ごとに点検の目安などについて書かれていると思いますから
必ず点検は行うようにしましょう。
何もせずに放置しておくと、
誤作動ではなく、いざという時に作動しない可能性も
考えられます。

そのため、こういった、いざという時の
生命線になる機器に関しては、しっかりと事前に
点検を行っておくことが大切になります。

誤作動した際の止め方を知っておく

火災報知器が誤作動してしまった際に、
火災報知器の止め方を知らないと、止めることが
できなくなってしまいます。
止め方に関しては、機器や、建物によっても異なります。
例えば、マンションなどの場合で、誰かに連絡しないと
火災報知器を止めることができない!というのであれば
”誰に連絡すれば止められるのか”ということを
しっかりと知っておかなくてはいけません。

誰かが連絡してくれるだろう、なんて思っていると
案外、誰も連絡してくれなかったりすることも
ありますから、この確認だけは
しっかりとしておいた方が良いかと思います。

報知器の音は、非常にうるさいですし、
止め方が分からないと、
その状態がしばらく続いてしまうことになりますから
注意するようにしましょう。

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使い方は正しく知っておく

マンションなどに設置されている場合は
別として個人で自宅に設置している場合は
使い方や用法は正しく知っておくようにしましょう。
何も知らずにただ設置した!ではいざと言う時に
役に立たない可能性もあります。

しっかりとどのような仕組なのか、
どのようにして利用するのか、
そういった部分まで知っておくことは大切になります。

何も知らないと設置した意味もないですし、
いざという時に役立ちません。
設置している機器がどのようなものなのか、
そういった部分は覚えておくと良いかと思います。

作動していない=大丈夫と思いこまない

もう一つ大事なことは、
火災報知器が作動していないから
大丈夫、と思いこまないようにしましょう。

誤作動が起きる、ということは
逆の意味での誤作動…
つまりは火災に反応してくれない可能性も
機械ですから0ではありません。
基本的には心配はいらないと思いますが
そういうこともあるかもしれない、ということは
頭に入れておき、もしも火災らしき状態に
陥った場合は、火災報知器が作動していなくても、
しっかりと対応していくようにしましょう。

まとめ

火災報知器は万が一の際の助けになってくれるものですが
一方で機械なので、誤作動することもあります。
誤作動を繰り返す場合はしっかりと原因を突き止めて
報知器自体が故障してしまっていないかなどに関しても
しっかりと調べておくようにしましょう。

また、火災報知器が鳴っているのを
「誤作動」だと決めつけてしまわないようにすることは
とても大切なことになります。
しっかりと周囲の状況を確認し、誤作動なのか、そうでないのかを
見極めることも大切です。

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