自然災害発生時の上司の心得。部下やバイトへの配慮を忘れずに。

自然災害が発生した際には、
それぞれの職場としても、色々な対応を強いられることになります。

そんな際に、会社で部下を持つ人や、
店長として、アルバイトスタッフさんなどと接している人は
部下に対する対応に、注意しなくてはいけません。

この部分を間違えてしまうとトラブルの原因になりますし、
人間関係に大きな亀裂が入ってしまいます。

地震や台風など、自然災害が発生した際には、
しっかりと対応していくようにしなくてはいけません。

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災害発生時の上司としての対応

自然災害発生時の上司としての対応には、注意を
しなくてはいけません。
上司の言動が、部下やアルバイトスタッフさんを
さらに追い詰める結果になってしまいます。

そんなことになってしまわないためにも
大きな地震や強い台風などの災害に見舞われた際には
普段と考え方を少し変える必要があります。

何も考えずに、いつものように振舞ったり、
厳しい対応をせずに、
しっかりと考えた対応をすることが求められます。

では、どのような点に気をつけていけば良いのか。
それを見ていきたいと思います。

自分のストレスをぶつけない

まず、自然災害が発生している状態に、
自分自身がストレスを感じていたり、不安を
感じていたりすることもあると思います。
ですが、このストレスや不安を、くれぐれも
部下やアルバイトスタッフさんいぶつけないように
しましょう。

不安なのは自分だけではありません。
もちろん、部下やアルバイトスタッフさんも不安でしょうし、
周囲の人間も不安を感じているのです。
八つ当たりのようなことをしたり、ストレスや不安を
ぶつけたりしないように注意して下さい。

不安な気持ちをお互いに吐き出しあうぐらいなら良いですが
自分が”上司である”という立場を利用して、
それで嫌がらせなどをしてしまわないように注意することが
大切になります。

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無理矢理出勤させない

何も考えていない上司の中には、
地震災害後などの緊急事態であっても、いつもと変わらないように
会社やバイトに出勤するように言う人も居ます。

これは、絶対に控えましょう。
もちろん、仕事がある、という気持ちも分からなくはないですが、
そういう緊急事態の際には仕事よりも身の安全を
優先するべきです。

くれぐれも部下やアルバイトスタッフさんに
出勤を強要したりしないようにし、
安全第一を心がけるように指示してあげるぐらいの
気持ちでいるようにしましょう。

自分自身が何の影響もなかったとしても、
部下やアルバイトスタッフさんが同じ状況であるとは限りません。
部下やアルバイトスタッフさんは怪我をしているかもしれませんし
知り合いや家族と連絡が取れない状況かもしれませんし、
家が崩れている可能性だってあります。

明らかに被害が出ていない災害などの場合は、話は別ですが
少しでも被害が出ているようなケースの場合は、
自分に被害がなくても、”他の人も同じ被害だ”などと
思い込んでしまわないようにしましょう。

不謹慎なことを言わない

部下やアルバイトスタッフさんのご家族やご友人など
誰が被害に遭われたり、怪我をしているか分かりません。
くれぐれも、軽い気持ちで不適切な発言や
無神経な発言をしないように注意して下さい。

これも、上と少し共通することですが
自分自身の知り合いや家族が全員無事だったとしても、
そのアルバイトスタッフさんや部下の家族や知り合いが
全員無事だとは限らないわけですから、
その点に関しては注意するようにして下さい

ご家族やご友人、知り合いなどに何かが起きているような場合、
精神的に大変不安定になっていることが予想されますし、
そのような状況で、会社やバイト先に来ている人に対して
配慮にかけた発言はしないよう心がけましょう。

臨機応変に対応する

自然災害発生時は、緊急事態ですから
臨機応変に対応することが大切になります。
いつも通りの対応や、マニュアルどおりの対応ではなく、
時には、普段、会社ではやるべきではない対応なども
していく必要が出てくることもあります。

全ていつも通りの対応をしていたり融通の
効かない対応をしていると、
トラブルを招いたり、部下やバイトスタッフの
身を危険に晒すことになります。

普段、上の確認な必要なことであっても
自然災害発生時はその限りではありません。
上と連絡が取れないような状況も想像できますので、
注意して下さい。

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自分の安全も守る

部下やアルバイトスタッフさんの身の安全を
守ることも大切ですが、
そもそもの大前提として、自分の身は必ず
守るようにして下さい。
最終的に自分の身を守るのは自分自身です。

そのため、自分の身の安全を守ることは最優先して、
行くようにしましょう。
部下やアルバイトさんのことを考える前に
自分が倒れてしまったら、本末転倒です。

まとめ

地震災害や大きな台風など、被害を及ぼす自然災害が
発生してしまった場合に関しては
しっかりとよく考えて行動するようにして下さい。

また、”いつものやり方”では通用しないこともあります。
時には、会社のルールを無視したりするような
臨機応変の対応も本当に必要になってきます。

トラブルを防止するためにも、
いざと言うときは、自分自身の判断で
色々と物事を判断していくようにすることも
大切なポイントの一つになります。

また、自分自身も身を守ることも当然ですし、
部下やアルバイトスタッフさんに、上司としてできる範囲の
(プライベートに踏み込め、とかそういう意味ではなく
無理な出勤を強要しないなど、上司としての部分のことです)
配慮はすることが大切になります

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