サイクロンとは?台風との違いと日本にやってくるのかどうか!

サイクロンという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

地球の自然災害の一つで、
台風、ハリケーンなどと同種の災害になります。

しかしながら、サイクロンという言葉は聞いたことがあっても
それが何なのか?ということはあまり知られていないと思いますし、
日本にサイクロンってやって来るの?という
漠然とした疑問を持っている方もいるかと思います。

こちらの記事では
サイクロンと台風の関係、
サイクロンとは何か?
そして、日本にやってくることはあるのかどうかについて
ご案内していきます!

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サイクロンとは何か?

サイクロンとは、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部の地域で
発生する熱帯低気圧が発達したものです。
発生地域によって風速などの基準が異なりますが
基本的には”暴風や大雨、雷などをもたらすもの”になります。

そういった意味ではこまかな違いはありますが
台風と同じようなものだと考えてもらって構いません。
インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部地域版の台風、
というのが、大雑把ではありますが、答えになります。

また、英語の単語としてのサイクロンは
暴風全般を指し示す単語で、このサイクロンとは
また違う意味合いになります。

日本には来ないの?

では、サイクロンが日本にやってくることはあるのかどうか。
これは、答えを言ってしまえば、”ありません”

上でも書いた通りに、サイクロンは日本以外の地域で
発生し、発達した熱帯低気圧のことを言います。
そのため、日本で同じようなものが発生した場合は
「台風」として扱われ、サイクロンと呼ばれることは
ありません。

と、いうことなので、
日本にサイクロンがやってくることはなく、
日本では台風が猛威を振るう、ということになります。

また、発生地域が遠いので、サイクロンとして発生した
熱帯低気圧が日本の方に、仮に向かってきたとしても、
到達することは、まずないかと思います。

日本に与える影響は、直接的な影響を
考えるのであれば、ほぼ0と言えるでしょう。

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台風との違いは?

台風とサイクロンの違い…
基本的には”ほぼ同じ”と考えても良いでしょう。
発生する地域が違う、というだけのことです。

暴風を伴うのも同じですし、
天候が不安定になり、大雨や雷などを伴う部分も同じです。

こまかな基準には違いがあり、
同じサイクロンでも、基準に違いが地域によって
存在しますが、
その基準以外の部分を除けば、
日本で皆様が毎年のように経験している
”台風”とほぼ同意のものになります。

目のような部分があることも同じですし、
あくまでも、地域による呼び名の違いである、
と覚えておけば問題はないかと思います。

他にも色々な呼び方がある…

台風系統の自然災害は、他にも色々な呼び方が存在しています。
今回の記事でご紹介しているのは、サイクロンですが、
地域によって、ハリケーン(これは聞いたことがあると思います)と
呼ばれたり、タイフーンと呼ばれたりすることもあり、
呼び方が地域によって異なっているのが分かるかと思います。

オーストラリアのウイリウイリー、フィリピンのバギオなど、
ローカルな呼び方も存在しているようですね。

これらは、どれも基準となる数値に違いはあれど、
基本的には、台風と同じようなものだと考えてもらって
良いと思います。

ただ、それぞれ気候などが異なるので、
ハリケーンなどのように、台風以上の甚大な被害を
もたらすレベルに発達してしまうこともあります。

直接は関係ないけれど…

日本に在住していれば、サイクロン自体は
直接的には関係はないかと思います。
上にも書いた通り、サイクロンそのものが日本に
やってくることはない…ということになります。

ですが、海外旅行などに行ったり、
仕事で海外出張があったり、
そういった場合は、サイクロンの影響を受ける可能性がありますし、
サイクロンを身を持って体感することになる可能性も
非常に高くなります。

基本的には台風と同じ系統のものではありますが、
国や場所によって建物の感じが違ったり、
サイクロンに対する対応にも差異がある可能性は
ありますから、その点に関しては、しっかりと注意を
しておかなくてはならないと思います。

もしも自分がサイクロン発生圏内に何らかの
事情で向かう場合は、サイクロンに巻き込まれる可能性は
充分にありますので、注意して下さい。

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サイクロンから身を守るためには?

では、もしも海外に行って、サイクロンに直面した場合は
どのように安全対策をしていけば良いのでしょうか。
基本的に、気を付けるべきポイントとしては台風と
同じような部分になりますが、おさらいしておきましょう。

・不要な外出は控える
不要不急の外出は控えて、できるだけ頑丈な建物に
避難するようにしてください。
ただし、地域や国によって建物の事情も違いますから
国内に居る場合と勝手が違う可能性もあります。
安全な建物があるかどうか、という点については
しっかりと確認しておいた方が良いかと思います。

・危険な場所には近寄らない
台風の時もそうですが、とにかく危険な場所には
近寄らないことです。
土砂崩れの起きそうな場所、増水している場所、
そういった場所にはサイクロンでも台風でも、
近寄らないようにすることが大切です。

・避難経路などを確認しておく
地域によって、そういったものが整備されていない
可能性もありますが、いざというときに
どの場所に避難すれば良いのか、という部分に
関してはしっかりと確認することをおすすめします。
もしも、そういうはっきりとした決まりがないのであれば
自分なりに安全な場所をしっかりと見つけることで
対処しましょう

・防災グッズなどを用意しておく
これは、サイクロンに限ったことではないですが、
防災グッズはしっかりと用意しておくことを
おすすめします。
いざという時に役立ちますから、海外旅行や出張の際、
特に長引くようなケースであれば、防災グッズを
携帯していても、損はないのではないかと思います。
現地で防災グッズの確保が難しいような場合は、
先に購入して持っていくようにしましょう。

・最新情報を入手する
台風にせよ、サイクロンにせよ、最新情報を
しっかりと把握することが大切です。
現在のサイクロンの位置などをしっかりと把握しておき、
身の安全確保を最優先に、行動するようにしましょう。
ただ、情報の伝わり方も、国や地域によって全く違うので
場合によっては、情報が入手しにくいケースもあるかもしれません

・旅行などの場合は…
仕事の出張の場合は避けられませんが、
旅行などに行く場合、行先にサイクロンが
接近している、もしくはサイクロンの影響を受けているような
状況であれば、旅行日の延期なども視野に入れた方が
良いかと思います。
場合によっては人命に関わるものですから、
旅行よりも、身の安全を優先しましょう。

サイクロンの安全対策としてはこのあたりでしょうか。
基本的には台風と同じような部分に注意!なのですが
地域や国によっては、国内とはだいぶ勝手が違うはずですから
その点に関しては、注意しなくてはいけません。

まとめ

サイクロンによる被害は侮れないものです。
日本で暮らしている場合は、サイクロンの影響を
直接受けることはありませんが、
もしも海外旅行、海外出張などを行う機会が
ある方の場合に関しては注意が必要です。

台風と同じようにして、身を守るのがベストですが
建物の事情や、報道の事情など
国によって、大きく異なる部分もありますから、
その点に関しても、注意はしておかなくては
ならないかと思います。

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