落雷の後遺症は?人間が落雷に打たれたあとはどうなる?

落雷は、世界中の様々な所で発生しています。

そして、場合によっては人間に直撃し、
被害をもたらしていることもあるのです。
確率としてはそれほど高くはないのですが
雷は人間に直接落ちる可能性もある、
ということになりますね。

落雷によって被害を受けると命を落としてしまうこともありますが、
助かることもあります。

しかし、仮に助かったとしても、
落雷による後遺症を残してしまう場合もあるのです。

その後遺症とは何かを見ていきましょう。

スポンサーリンク

雷による後遺症

雷が人間に直撃したり、影響を受けた場合、命に
関わる場合もありますが、雷が直撃した人間全てが
命を落としているわけではありません。
生き延びている人もたくさんいますし、
何らかの好条件が重なればほとんど無傷、なんて人も
実際にいます。

しかしながら、無傷だった場合を除き、
やはりその影響を避けることはできません。

では、どのような後遺症が残る可能性があるのか。
それを見ていきましょう。

火傷や傷

まず、雷によって火傷を負ったり、
大きな傷を残すことがあります。
稲妻のような模様の消えない傷が身体に残ったりだとか、
そういった話は聞いたことがあると思います。

肉体的にもダメージを受けますし
その後も消えない傷が身体に残りつづけることになり
決してそのダメージは小さいものではありません。

また、身に着けていた衣類や靴に関しては
落雷を受けた際に一瞬にして吹き飛ぶ可能性があり、
例え身に着けているものが大切なモノであったとしても
それを一瞬にして失う可能性があります

スポンサーリンク

神経や臓器などへのダメージ

落雷を人間が受けることによって
体中の神経や臓器がダメージを受けることになってしまいます。
これによってあらゆる症状を引き起こすことに繋がってしまう可能性もあるために
非常に恐ろしいことです。

まず、脳に関しては脳障害などが発生する可能性もありますし
記憶喪失を起こしたり、記憶障害を引き起こしたりする
可能性もあります。
何らかの部分にダメージを受ければ落雷を受けた本人の人格が
変わってしまうなどの悪影響が出たり、
精神的に不安定な状態が続いたりしてしまうことも十分に
考えられます。

実際に落雷の被害にあって助かった人が
後に自ら命を絶ってしまう、などというケースもあるようなので
その点に関しても心配な部分です。

脳へのダメージや精神的な面へのダメージを
避けることは難しいのです。

臓器にもダメージを与えますから心臓発作や心停止などを
引き起こす可能性もあります。
これに関しても、助かった場合でも何らかの後遺症を
残してしまう可能性は十分に考えられることです。

ほか、目などにもダメージを与える可能性があり、
網膜に穴が開く可能性があるのか、
白内障(はくないしょう)などの病気に繋がる可能性もあり、
これらも深刻なダメージとなります。

とにかく、内部のあらゆる部位に
ダメージを引き起こす可能性があり、
どの臓器や部位も、雷による影響を受けてしまう可能性は
高い、ということになります。

雷に直接打たれてしまっても、助かるケースはありますが、
いずれにせよ、大きなダメージを受けてしまう可能性が
非常に高い、ということになります。

精神的なダメージ

上でも少し書きましたが、落雷によって被害を
受けることで精神的なダメージを受けることも
あるようです。

精神的なダメージ以前に、
記憶喪失を引き起こせば、人間が全く変わってしまうような
こともあると思いますし、
脳に障害を及ぼせば、これも、本人の人格面にも
影響を及ぼす可能性は充分にあります。

また、脳へのダメージなどが無かったと考えても、
やはり、”雷に打たれた”ということは大きな
精神的ダメージとなり、
雷に対するトラウマになってしまったり
自律神経の乱れを生じたり、
精神的に不安定になってしまったり、
外傷的な問題、人体の内部に対する問題以外にも、
精神的な部分にも影響を及ぼしてしまう、
という可能性も出てきます。

実際に上でも書いた通り、自ら命を絶ってしまうような
事例も報告されていますから、
雷の直撃は人体に大きなダメージを与える可能性が
非常に高いのです

ほぼ無傷なケースも

ただし、雷に打たれたからと言って
必ずしも重大な後遺症を残すわけではなく、
その時の状況や服装、色々な条件が重なることで
ほぼ無傷で済むような人もいるのが事実です。
色々な条件が重なってのことですから、必ず無傷で!
というのは難しいとは思いますが
運が良ければそういうこともあるのです。

当然、逆に運が悪ければ
後遺症云々以前の前に、
落雷によって犠牲になってしまう可能性も
充分にありますから、
最悪のケースも考えられますし、
ほぼ無傷なケースも考えられる、ということです。

ただ、いずれにせよ、雷に打たれないように、
身の安全を確保する、ということは
とても大切なことになるのではないかと思います。

まとめ

雷は本当に恐ろしいものです。
仮に、命は助かっても、
その後に色々な部分に異常をきたす可能性がありますし、
それまでの自分ではいられなくなってしまう
可能性もある、ということですから、
この点には本当に気をつけなくてはなりません。

何か起こってしまったあとに後悔しても
遅いです

雷に打たれてしまったあとに
「避難しておけばよかった」と思ったとしても、
もう、雷に打たれる前には戻ることはできませんから、
しっかりと、雷に対する安全対策は疎かに
しないようにすることをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました