落雷が原因で火災が
発生することも、稀ではありますが、あります。
そんなに頻繁に起きるものではありませんが
１年間に必ず何件かは発生しており、
決して、絶対に起こらないことではないのです。
そんな、雷による火災。
雷の発生を人間には止めることはできませんから、
雷が鳴ることを前提に、
自宅を守って行くようにしなくてはいけません。
では、落雷による火災から身を守るためには、
いったいどのような対策をすれば良いのでしょうか。
落雷による火災対策！
落雷によって火災が起きてしまう原因は様々です。
雷が直撃した場合もそうですし、
雷が直撃していなかった場合でも発生する可能性があります。
が、実際には建物自体に直撃するのではなく、
近くに落ちた雷によって、電流が流れ込むなどして
出火してしまう、というパターンの圧倒的に多く
なっているようですね。
では、そんな”雷による火災”から
家を守るための方法を見ていきましょう…。
家電のコンセントを抜く
まず、簡単にできる対策の一つは
「家電のコンセントを抜く」という対策になりますね。
雷が強くなってきたら、
使っていない家電（できれば使っていても）のコンセントは
できる限り抜いておくことをおすすめします。
これによって、コンセントから流れ込んだ電流によって
家電から出火してしまう可能性を防ぐことができます。
また、出火しなくても、家電が壊れてしまう可能性があるため、
コンセントはなるべく抜いておくようにした方が良いでしょう。
実際に、私の前の職場では、落雷が原因と思われるテレビの故障が
ありました。
そういったことにならないためにも、
火災になってしまわないためにも、
コンセントは抜いておくことをおすすめします
アース端子を利用
アース端子を利用して、アース線接続を行うことで
雷によって火災が発生するリスクを
減らすことが可能になります。
もちろん、確実に防げる、というわけではありませんが
少しでもリスクを減らしたい場合には
有効的な方法の一つです。
家電をコンセントから抜いてしまうのが一番ですが
常に接続しておきたい家電などもあるかと思います。
そういった場合は、アース端子などを利用して
対応するようにしましょう。
サージ防護機器を使う
落雷による被害から住宅や家電を守るための方法の一つが
「サージ防護機器」を使うことですね。
雷サージ対策のテーブルタップだとか
そういうものも見たことがあると思いますし、
もっと本格的な対策グッズも発売されています。
そういったもので備えておくことで
雷による火災発生確率や、家電の故障率を
減らすことができます。
これも１００パーセント防げるとは限りませんが、
何もしてないよりは全然効果的ですし、
雷から自宅を守るためには
やっておいた方がより安全であることは確かです。
雷の少ない地域を選ぶ
雷は地域によって、多い地域、少ない地域が存在します。
国内において、雷が絶対に鳴らない、というような場所は
ザンネンながら存在していませんが
雷の少ない地域はあるので、
そういった地域を選ぶことも、雷から
家を守る一つの方法ではあると思います。
しかしながら、雷を避ける為に、わざわざ引っ越ししたりだとか
そこまでの過剰反応をする必要はないと思います。
何か、別の目的で引っ越ししよう！となった際に
雷のことも考えて場所を選ぶ、というのは良いですが
過剰には反応しないようにしましょう。
雷が少ない地域に家を建てれば、
当然、そもそもの落雷発生率も少なくなるわけですから
雷によって家が火災になってしまう確率も
下がって行くことになります。
タイミングよく引っ越しする機会があるのであれば
そういったことも一つの判断基準にして
引っ越し先を選ぶのも一つの方法になります。
火災保険を利用する
雷による火災を１００パーセント絶対に防ぐ、
ということはなかなか難しいです。
そもそも、雷による火災の発生確率自体が非常に低いものではありますが、
それでも、年間、数十件は発生しているのが事実です。
と、いうことで、ザンネンながら雷による火災が
絶対に起きない、と断言することはできません。
上で書いたような対策をしておくことで、
雷による火災から家を守ることはできますが、
それも、あくまでも”可能性を下げる”ということに過ぎません。
少ない可能性をさらに低くすることができるのは確かですが、
宝くじの１等が当たる人がいるように、
雷によって自宅が火災になってしまう人もいるわけです。
非常に少ない可能性ではありますが、そのことを避けることはできません
そのため、備えとしては火災保険に加入しておくことになりますね
万が一の際に何の対策もしていないと、雷で家を失うだけになってしまいます。
お金が無ければ家の修理や建て直しもできませんから
火災保険に加入しておくことが大切になります
（契約や、保険適応の条件などは会社によって異なりますから
しっかりと確認しておくようにして下さい）
まとめ
雷によって、自宅が火災になってしまう可能性、というのは
本当にわずかな可能性です。
滅多に起きることではないのは確かです。
ですが、それでも発生してしまう可能性は０ではない、
０．０００００１だったとしても、可能性はあることなので、
しっかりと備えをしておき、
できる限り可能性を下げることも大切な事ですし、
最後にご紹介した火災保険のような対策をしっかりとしておくことは
とても大切なポイントになります。
