深夜に雷が鳴ることはあるの?夜間にも落雷は発生する!

雷と言うと、
皆様はどのぐらいの時間帯をイメージしますか?

基本的には明るい時間帯に
雷が鳴ることをイメージするのではないでしょうか。

午後の早い時間から、
遅くても夜の早い時間帯に
雷が鳴る、という
イメージの方も多いかと思います。

では、雷が深夜に鳴るようなことは
あるのかどうか。
その点について、
ご紹介していきたいと思います

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深夜でも雷は鳴る?

深夜に雷が発生することは
あるのかどうか。

これは、あります。

深夜の時間帯であっても、
雷をはじめとする自然災害は、人間の都合など
考えてくれませんから、
当然のことながら、鳴ることはあります。

場合によっては、非常に強い雷が鳴ることもあり、
深夜と言えど、油断することはできない、
ということですね。

深夜の雷についても、特別
昼間と変わったことはないのですが、
光がよく見える、という点と、
やはり深夜には睡眠を取る人が多いと思いますから
睡眠の妨害になってしまうという点、
困った点が存在するのもまた、事実なのです。

なぜ明るいうちの方が多いの?

これは、地上付近の気温が太陽によって
上がることにより、大気の状態が不安定に
なったり、雲が発達したり
しやすい状況になってしまう、
ということが挙げられますね。

そのため、午後の時間帯に
雷やゲリラ豪雨が発生する可能性が
高まってしまう、ということになりますね。

午前中は、まだまだ地上の気温が低く、
午後にかけてどんどん上がっていき、
それによって大気の状態が不安定になったり
雲が発達しやすい環境に
なってしまう、ということですね。

逆に、夜になると地上付近の気温は
だんだんと下がっていき、
基本的に深夜の時間帯は、
明るいうちに比べると
大気の状態が崩れにくく、
ゲリラ豪雨などをもたらす雨雲の
発達はしにくい状態になります。

このことから
雷はお昼過ぎから夕方や夜の早い段階など、
そういった時間が多い、ということに
なります。

雷だけではなく、
ゲリラ豪雨や竜巻、突風、雹などに
関しても、明るいうちに比べると
条件が整いにくい状態になりますから、
なかなか深夜にこれらが発生することは
少ない、という状態になるわけですね

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可能性は0ではない

ただし、上で書いたのはあくまでも
”発達しにくい”というだけのことであり
全く発達しない、ということではありません。
上空に寒気が流れこんだり、
台風が発生して居たり、そういった条件が
揃えば、深夜に雷が鳴ることも
当然あり得ることですし、
実際に深夜であっても激しい雷雨が
発生しているような経験は
誰にでも一度ぐらいはあるのでは
ないしょうか。

そのため、深夜に雷が
鳴りにくいのは確かですが、
絶対に鳴らない、というわけではありません。
場合によっては深夜に激しい雷が
発生し、人々の睡眠を妨害するような
こともあるので、注意が必要です。

深夜の雷の厄介な点

深夜の雷には
厄介な点もあります。
昼間の雷と違い、外出中の人は
少なくなるとは思いますが、
あまりに激しい雷が鳴っていると
「睡眠」の妨害になってしまいます。

実際に深夜に酷い雷が発生していた
翌日は「寝不足」だという人も
多いかと思います。

もちろん、夜勤などで、昼間に寝る人も
いますが、深夜の雷の場合、
寝ている人がより多い時間帯に
なりますから、睡眠の妨害になり
寝不足の人が増える、というのは
厄介な点のひとつになるかと思います。

酷い雷のときは、
本当に眠っていても目を覚ましてしまうぐらいに
うるさいものですからね…。

雷で眠れない場合の対策については
雷で眠れない場合はどうすれば?の記事に
まとめてありますので、こちらも参考にしてみてください。

また、もう一つ厄介な点としては
「光がよく見えること」ですね。
雷が怖い人にとって、
空がピカピカと光っているのを見るのは
辛い事だと思います。

昼間でも当然光は見えるには見えますが
深夜だとより光が見えやすいですから
その点については、
厄介な点と言えるでしょう。

注意するべき点は?

深夜の雷であろうと、
昼間の雷であろうと、
基本的に注意するべき点に変わりはありません。

人的被害と家電製品への被害を
主に気を付けるようにしましょう。
まずは、不要不急の外出を避け、
屋内に避難することが大切ですし、
万が一屋外に居る場合は、昼間と同じく
広い場所、高い場所、木の近く、水の近くなどの
危険な場所を避けるようにする、ということが
大切なポイントのひとつになります。

また、家電製品への被害にも
注意が必要です。
雷が酷くなってきた場合は
不要な家電製品はコンセントから
ケーブルを抜いておくようにし、
ケーブルをつないでおかないといけないような
家電製品の場合に関しては、
雷サージ対策のタップを用いるなどの
対策をしっかと行うようにしておきましょう。

こういった注意点に関しては
昼間の雷であっても、夜の雷であっても
変わらず、同じことです。
しっかりと注意をするように、
していきましょう。

まとめ

深夜の雷は、頻度こそ
少ないものにはなりますが、可能性は
決して0ではなく、普通に発生しうるものです。

寝かせてよ!と思ってしまうかとは思いますが
自然は人間の都合など考えてくれませんし、
自分なりにしっかりと対処して、
上手く雷と付き合っていくしか方法は
ありません。

深夜の雷であっても、
昼間の雷であっても
人間や家電製品にとっては危険な存在で
あることに変わりはありませんから
そのあたりに関しては
しっかりと注意をしていく必要があります。

自分の身、家電製品などは
しっかりと守れるように、しておきましょう。

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