車の運転中に竜巻と遭遇した場合はどうする?安全な行動は?

車の運転中に、
もしも竜巻と遭遇してしまった場合はどうすれば良いと思いますか?

そんな場面に遭遇する可能性は低いと思いますし、
人生で一度も竜巻を見ない人もいるでしょう。

けれども、そういった予測外の事態に巻き込まれてしまう可能性が
あるのも人生です。

もしも、車の運転中に竜巻と遭遇してしまった場合、
どのように対応していけば良いのか、
安全対策はどうすれば良いのかを、ご紹介していきたいと思います。

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運転中に竜巻!身を守るには?

運転中に竜巻と遭遇してしまった…
そうなるとびっくりしてしまいますよね。

ですが、パニックを起こしたり、何をしていいか分からず
そのまま凍りついていたりしては、身の危険が生じてしまいます。
自分の身を守るためにも、しっかりと行動をしていかなくては
ならないのです。

身を守るためにはどんなことを心がければ
良いのでしょうか。
竜巻から身を守るためのポイントを見ていきましょう。

車ではやり過ごせない

まず、車の中に居れば安心だ、と思っている人は、
それは間違いですから、すぐにその考えを捨てて下さい。
竜巻の前では、車なんて無力です。
あっという間に吹き飛ばされて大惨事になってしまう可能性も
ありますから、竜巻が来た際に
車の中でやり過ごすことはできません。

竜巻を発見した際に、本当に目の前に竜巻が迫っていて
どうにもならない!という場合は
車から飛び出すのも危険ですが、車ごと吹き飛ばされる可能性も
あり、非常に危険な状態です。

大きなトラックでさえ横転して吹き飛ばされるような風ですから
竜巻の際に車の中で通過するのを待つ、ということは
危険な方法です。

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車で逃げないようにする

竜巻を発見した際に、車で逃げないようにすることが
原則のようです。
車で逃げようとしても、交通渋滞、交通信号など
思うように動けなくなってしまうケースも
考えられます。

また、竜巻から慌てて逃げることで
運転が乱れてしまい、交通事故を引き起こすきっかけに
なってしまうことも十分に考えられます。
当然、他の車も竜巻に気付いていて、慌てて運転している
可能性も十分に考えられますから、
事故の危険性は高まります。

基本的には車ではなく、車を路肩に止めるなどして
停車し、近くの頑丈な建物に逃げた方が安全になります。

…が、近くに頑丈な建物がない場合などもありますし、
交通状況が上手くスムーズな場合もあると思います。
頑丈な建物への避難が難しい場合は
車で慌てずに移動し、渋滞などに巻き込まれる場合は、
車を端に寄せるなどして停車し、
逃げるなどの臨機応変的な対応が必要になります。

中途半端な避難は逆効果

中途半端な避難は逆効果になります。
建物は必ず”鉄筋の頑丈な建物”に避難することが前提であり、
中途半端な建物に留まるぐらいであれば、
車、もしくは徒歩ででも、とにかく竜巻から
離れるようにした方が、危険なことには変わりありませんが
怪我をしないで済む可能性は高まるかと思います。

”木造住宅”などに避難するのは
外よりはマシですが、住宅ごと飛ばされる可能性も
0ではありません。

”プレハブ・ガレージ”
などに関しては、そのものが遠くに吹き飛ばされてしまう
可能性もありますから、これも注意しなくてはいけません

”高速道路の高架下”などに関しても
安全地帯などでは決してなく、車が吹き飛ばされてしまう
可能性があります。
そうなってしまうと非常に危険なので注意しましょう。

もしも逃げる際には…?

頑丈な建物に避難するのが正解なのですが、
頑丈な建物が周囲に必ずしもあるとは限りません。
そんな場合は、逃げるしかないのも事実です。

ただし、逃げる際には上でも書いた通り、
車か徒歩か、その場の状況でしっかりと判断して下さい。
その判断が命取りになる場合もあります。

もしも交通渋滞などが発生している様子がなく
車の方がスムーズに逃げられそうなのであれば、
安全運転は前提として車で避難した方が良いですし、
そうでない場合は車を乗り捨ててでも、
竜巻から離れるか、安全な場所を目指すかした方が良いです。

とにかくそのまま立ち止まっている、ということは
ただの危険行為なので、すぐにでも
どちらか決断して、逃げるようにして下さい。

また、覚えておかなくてはいけないこととして、
・竜巻の速度は想像以上に早い
・竜巻は蛇行する可能性があり、まっすぐ進むとは限らない
・突然方向転換などをする可能性もある

ということは覚えておきましょう。
車のスピードでも逃げ切れない可能性はあります。

しかしながら、頑丈な建物が周囲に全くない場合は
竜巻から離れるしかないケースも実際にあると思います。

”頑丈な建物に避難しましょう”と書かれているところも
多いですし、ここにも書いていますが
実際に竜巻に遭遇した際に、都合よく頑丈な建物が
あるかどうかと言われれば、答えはNoでしょう。
臨機応変な対応を、していきましょう!

まとめ

車に乗っている際に竜巻に遭遇してしまったら
とにかく安全な場所に避難することが前提です。
車の中は安全な場所などではなく、
車ごと吹き飛ばされる可能性があるため、
この点に関しては注意しなくてはいけません。

とは言え、頑丈な建物が必ず周囲にある、と
都合の良い状況ばかりとも限りません。
予測不可能な事態が起きる可能性もあります。
実際に竜巻に遭遇した際にはマニュアル通りいかないことも
あるかと思いますから
とっさの判断というものが、大切になります

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