竜巻は家にいても安全ではない?少しでも身を守る方法は?

竜巻は非常に恐ろしい自然災害です。

台風とは異なり、その影響範囲は狭く、
局地的な自然災害になりますが、
それゆえに、台風以上に恐ろしい威力を
発揮してしまうのが竜巻です。

では、竜巻が家に与えることになってしまう影響とは何か?
竜巻が自宅に直撃しそうな場合は、どのようにして
身を守れば良いのか。

それをそれぞれ確認していきましょう。

竜巻は、ただ単に家の中にいても安全ではないのです。

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竜巻から家と自分を守るためには?

竜巻に遭遇した際に、一番良い対処法は、
鉄筋の頑丈な建物に逃げ込むことです。
鉄筋の頑丈な建物の中に逃げ込んで、
窓から離れることができれば、安全に竜巻を
やり過ごすことが可能です。

鉄筋の頑丈な建物であれば、
ガラスなどは割れる可能性が高いですが、
少なくとも建物ごと吹き飛ばされたりだとか
そういうことはないでしょう。

ただし、普通の住宅の場合はどうか。

マンションやアパートであれば、安全は確保
できると思いますが、
一軒屋の場合は、そう簡単な問題ではない、という事実も
あるのです。
では、身を守るためにはどうしたら良いのでしょうか?

竜巻による自宅への被害とは?

竜巻が直撃した場合、
最悪のケースでは家が全壊したり、吹き飛ばされたり
する可能性も0ではありません。
そうなってしまっては、家の中にいたとしても
決して安全ではない、ということです。
家そのものがやられてしまうわけですからね。

頑丈な建物であれば、その可能性は低いですが
木造住宅などの場合は、家ごと壊滅的被害を
受ける可能性もあるわけです。

竜巻もその時によって強さは異なりますが
いずれにせよ、直撃した場合に関しては
住宅に”深刻なダメージ”を与えてしまいます。

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家を守るためにはどうすれば?

家を守るためにはどうすれば良いのか。
当然、どんなに対策をしていても、
木造住宅などの場合は、竜巻が直撃してしまえば
全壊してしまう恐れがあります。
しかしながら、事前に対策をしておくことで
そういった可能性を下げることなら、可能です。
では、家を守るためのポイントを見ていきましょう。

・屋根などの補強
建物自体の補強を行うのが一つの方法ですね。
ただし、補強するにも費用がかかりますし、
時間もかかります。
が、屋根が吹き飛ぶなどというケースは竜巻だけではなく、
台風でもあり得ることですから、
その点に関しては注意しておきましょう。

・ガラスなどの補強
竜巻の突風ではガラスが割れて怪我の原因に
なる可能性があります。
そのため、ガラスをテープで補強するか、
雨戸などがあれば、それを閉めてしまうかして
対策をするようにしましょう。

・自宅周辺のもの
自宅の周辺に飛びそうなものが出ている場合、
日常的にそういったものの数を減らしておくことも
安全対策の一つになります。
飛びそうなものがあればあるほど、実際に竜巻が
来た際に飛び散ってガラスなどに激突する可能性もありますから
危険な要素を一つでも多く減らしておく、ということは
とても大切なポイントになります。

・防災グッズを用意しておく
これは、家自体を守るための行動ではありませんが、
防災グッズを用意しておくことができれば、
より安全になるかと思います。
いざと言う時のために、竜巻に限らず、何でも準備をしておく、
ということは自然災害に立ち向かう、という意味では
とても大切なことになります。

こういった部分に注意でしょうか。
ただし、これらすべてに注意したとしても、
竜巻の力は強大です。
場合によっては深刻なダメージを受ける可能性もありますから
そういった意味では、竜巻が来ないように願うことしかできない、
というのもある種の事実ではあります。

自宅に居た場合はどうすれば?

では、竜巻が発生した際に、自宅に居た場合は
どうすれば良いでしょうか。
竜巻対策の一番安全な方法としては、
何度も書いている通り「頑丈な建物の中に逃げ込む」ことです。
しかしながら、自宅で竜巻の発生を知った場合、
そのあとに外に飛び出して逃げ込むようなことを
してはいけません。

これは、逆に自分の身を危険にさらす行為になってしまいますから、
家からは出ないようにして下さい。
竜巻の発生を家の中で知った場合、既に竜巻は近くに来ているでしょうから
基本的には家から出ないことです。
例外として、ある程度距離がある状態で気づいた場合は
その場でしっかりと状況を判断して決断して下さい。
くれぐれも、慌ててパニックを起こして飛び出すよういなことは
ないように注意しましょう。

自宅の中で安全な場所とは?

もしも自宅に居た場合、
どこも100パーセント安全とは言い切れません。
木造住宅の場合は、全壊する可能性もあります。

しかしながら、とは言っても
身の安全を守るための行動をし、
出来る限り無事でいるための行動をしなくてはいけないのも
また事実です。

自宅の中で台風に直面した場合の安全のための行動を
見ていきましょう!

・窓に近づかない
これは頑丈な建物でも同じことですが、
窓に近づかないようにしましょう。
窓が割れて、割れた窓ガラスで怪我をしてしまう可能性が
考えられます。そのため、窓から離れた場所に
移動するようにしましょう

・地下室があれば
ほとんどの自宅には地下室などないと思いますが
もしも地下室が存在するのであれば、
地下室に逃げ込むのが安全とされています。
風の影響や窓ガラスなどから身を守るために
なるべく早い段階で避難しましょう。

・風通しの悪い場所に逃げ込む
自宅に居る場合は、風通しの悪い場所に
逃げ込むことがポイントになります。
お手洗いや浴室などが最適とされているので、
そういった場所に逃げ込むようにしましょう。
が、お手洗いや浴室の窓ガラスの関しても
割れる可能性が十分にありますから、
その点に関しては注意をしなくてはいけません。

・雨戸を閉める
これは間に合えば、の話ですが雨戸や
各部屋の扉などを閉めて、
なるべく風の影響を受けないように対策しましょう。
ただし、竜巻が目前に迫っている場合、雨戸を閉めに行って
怪我をしてしまった!なんてことになったら
本末転倒ですから、その点に関しては注意をし、
場合によっては、避難を優先するようにして下さい。

・頭を守る
竜巻によって何か飛ばされたり、身動きが
取れないような状況になった場合、
一番守るべきものは頭です。
とにかく頭を最優先して守るようにしましょう。
いざと言う時のために、ヘルメットも用意しておくと良いかと思います。

また、竜巻に関しては
最新情報を随時手に入れることも大切です。
竜巻発生の危険性などがある場合に関しては
事前にある程度の準備をしておいた方が、より安全性は
増すかと思います。

木造住宅の場合は、繰り返しになりますが
危険度は増してしまいます。竜巻の威力によっては
家に被害が出ることも考えられますが、
それでも、自宅で竜巻に直面してしまった場合は、
上のような方法で身を守って行くしかありません。

命を最優先に、有事の際は行動できるように
しておきましょう!

まとめ

竜巻は非常に危険な自然災害です。
自宅に居た場合でも、自宅ごと破壊されてしまう
可能性があるのも事実です。

しかしながら、少しでも安全にやり過ごせる可能性を
あげるためにも、上記のようなやり方は
しっかりと覚えておくようにした方が
より確実であるかと思います。

突然やってくるものですし、
いざ実際に竜巻がやってくると予測外のことも
起きるかもしれませんが、出来る限りの対策はしておき、
なるべく怪我や被害が少ないようにしていけるのが
ベストではないかと思います。

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