南海トラフ地震はいつ起きるの?根拠のない予想や情報に注意!

南海トラフ地震…。
今後、起きると予想されている大きな地震の一つで、
発生が懸念されている地震の一つです。

仮に、この南海トラフ地震が起きてしまうと
甚大な被害を各地に与えるだけではなく、
地震の規模によっては、2011年の東日本大震災に
匹敵するような影響が出てしまうと考えられています。

プレート境界の沈み込み帯である
南海トラフと震源として発生すると言われているこの地震、
果たしていつ、発生するのでしょうか。
そして、どのようなことに備えておけば良いのでしょうか。

それらを、知っておくことは大切なことになります。

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いつ発生するかは分からない

いきなり結論を書いてしまえば、
南海トラフ地震がいつ発生するかは分からない、
というのが現実です。
色々な予想は出ていますが、具体的にいつ、どんなときに、どこで
発生するかどうかは分からないのです。

”南海トラフ”と言われても、範囲的には結構広いので、
どこで地震が発生するかによっても、被害の状況は変わってくるでしょう。

色々と「南海トラフはいつだ!」みたいな発言などもありますが
それらは憶測にすぎず、
色々と根拠をもっともらしく並べていても、
それは人間の予想でしかありませんし、
これまでに南海トラフ地震はいつだ!などという予想みたいな
ものはたくさん出ていましたが、
実際に発生していないため、全て、外れているのです。

人間に地震の予知などできない、ということは覚えておき、
また、南海トラフ地震がいつ来るかの予想はできない、
ということも覚えておくと良いと思います。

今現在言われていること…

今現在言われていることとしては、南海トラフ地震の発生の
可能性が上がってきている、ということです。
気象庁は”切迫している”と表記しており、
周期的なことからも、いつあってもおかしくはない、
と言うことが言われています。

ただ、これはある程度前から言われていることであり、
今すぐにどうこう、と言うことではありません
(もちろん、地震なので、今すぐにという可能性も0ではありませんが)

そのため、必要以上に怖がったりする必要はありません。

ただ、気象庁が地震が近づいている、と言っていても、
実際にどうだかは分かりません。
気象庁がプレート活動をしているわけではないですから、
地震の周期も突然何らかの拍子で変わる可能性がありますし、
今後1000年、南海トラフ地震が来ない確率だって
極論で言えば、0パーセントではないのです。

そのため”要注意な時期に近づきつつある”ということは
確かですが、いつ発生するのかは、気象庁にも、分からないのです。

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南海トラフはいつ来る!という情報には惑わされないように

南海トラフ地震は上でも書いたように、
いつ、どこで発生する!などと言うことは分かりません。
「今年がヤバい!」だとかそういう予想がいくつも出ていますが
(毎年のように騒がれています)
これらは根拠のない情報です。
根拠は色々と並んでいても、それはあくまでも、
その人個人の予想であって、実際に地震活動がその時に起きる!
というわけではありません。
言うならば、公営競技などの勝敗予想を
色々な理屈を並べてしているのと同じことです。

つまり、あくまでも何月何日に来る!
みたいのは予想でしかありません。
かなり決めつけたような口調で「このタイミングが危険!」みたいに
書いているところもありますが、これも単なる憶測・予想でしかありません。

気象庁のサイトにも地震予知はデマです、と書かれているため、
これらの情報に踊らされて、必要以上に不安を覚えたりする必要はありません。
あまり信じ込んで、怯えたりしてしまわないようにしましょう。

信じるべき情報は?

南海トラフ関連の動向は、気象庁で、常にチェックされています。
もしも万が一、地震活動に変化が生じた場合などにも
気象庁から発表があるものと思われます。
そのため、南海トラフ関連の情報は気象庁からの発表以外は
あまり鵜呑みにしない方が良いかと思います。

ネットの予知や、週刊誌などは面白おかしく書いているだけなので、
それを割り切って読むことができるのであれば良いですが
そうでなく、真に受けて不安におもってしまったりするのであれば、
あまり見たりしない方が良いかと思います。

気象庁の公式情報だけ、信じるようにしておけば
問題はないかと思います。
ただ、気象庁も人間の組織なので、結局は南海トラフがいつ発生するか、
ということまでは分からない、というのも現実です。

南海トラフの地震活動などについての状況は気象庁のサイトで
発表されているので、そちらも参考にしてみると良いかとは思います。

近くで地震が発生した場合は?

南海トラフ地震の震源域やその近くなどで地震が発生すると
南海トラフとの関係性を心配する声などもあがりますが、
これは多くの場合無関係ですから、そこまで心配することはありません。

少しでも地震が起きると「これは…」みたいなことを言いだす人も居ますが、
それは根拠のないお話なので、流すようにしましょう。

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最後に発生したのはいつ?

南海トラフ地震が最後に発生したのはいつか。
最後に発生した南海トラフ地震は
1946年12月21日の昭和南海地震と呼ばれる地震です。
それ以降は、南海トラフの地震は発生していません。

周期としては90年~265年間隔となっており、
既に70年以上が経過しているわけですから、
その発生が懸念されている、ということになります。
が、一方で数百年間隔開くこともあるため、
このあたりに関してもなんとも言えないほか、
地球の活動がずっと”パターン通り”進むかも分かりません。
急に早まる可能性も否定はできませんし、
逆に急に来なくなる可能性も否定はできません。

最後に地震が発生したのはいつか、ということは
あまり大きな目安にはならず、
1つの参考資料程度に留めておくのが良いかと思います。

日頃からの備えが大切

ここまで書いてきたように、
現状では南海トラフ地震は「発生確率は高まっているものの、
いつかは分からない」というのが言われていることになります。

そもそも発生確率が高まっている、というのも
人間の勝手な考えですから、いつ、地震がやってくるかは
本当に分かりません。

ただ、一つ言えるのは南海トラフ地震は
何年後、何十年後、何百年後かは分かりませんが
ほぼ確実にやってくる地震であることは間違いありませんし、
地震が発生した際に、場合によっては、東日本大震災クラスの
ダメージを受けることになる可能性も高いのです。

が、いつ来るか分からない地震のことで、日々怯えていても
仕方がありません。
なので、今、できる備えをしておく、ということが大切になります。

避難経路の確認だとか、倒れそうなものの補強、
防災グッズの準備、そういったことをしっかりとやっておくことこそが
いざという時に自分を助けるための材料になってくれます。

本当にいつ来るかは”未知”です。
人類にそれを予想することはできないわけですから、
せめて、備えをしておくことは大切になるのです。

まとめ

南海トラフ地震…
日本にとって大きな脅威となることは確かです。
が、色々な”予想”はあれど、それはあくまでも予想であって、
南海トラフ地震がいつ発生するのかどうかは分かりません。

できることは、上でも書いた通りに”備えること”
これだけです。
それ以外にはザンネンながらできることはありません。
が、地震に対する知識を深めておいたり、準備をしておくことは
とても大事なことです。

いつ発生するのかは地球にしか分からないことですから、
備えだけは怠らないようにしましょう!

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