霧が発生している際の車の走行!濃霧の走行で注意するべき点は?

霧が発生している際の車での走行…

普段、なかなか経験しないことだとは思いますが、
これは、なかなか危険なことの一つです。

霧が発生している際には
通常時の車の運転以上に
色々な部分に気をつけなくてはいけませんし、
しっかりと気をつけないと、
結果的に事故を起こしてしまったり
する可能性もあります。

そんなことになってしまわないためにも
注意するべき点をしっかりと理解して
もしも霧が発生している際に運転するのであれば、
事故を起こさないように、注意するようにしましょう!

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濃霧走行時の注意点

本当のことを言うのであれば、
霧が発生している際に車を
走らせることは出来る限り避けた方が
身の安全のためですし、
それが一番、安全かつ確実な方法です。

とは言え、車で走らなければいけないような
時もあるかと思いますし、
山道などで急に霧が出てきてしまって…
などということもあるでしょう。

実際に、山道で物凄い霧が出ているのを
見たこともあります。
そういった中運転するのは危険ではありますが
避けられない場合に関しては止むを得ません。

では、止むを得ず濃霧の中運転を行う場合は
どのような点に注意していけば良いのか、
それをそれぞれ見ていきましょう。

どんなに運転が上手い人であっても
濃い霧が出ている時は、通常時とは
大きく環境が異なりますから
絶対にうぬぼれたりしないようにし、
慎重に運転していくことが大切になります。

速度を緩める

まず、大切なことが「速度を緩める」ことですね。
例え、法定速度内で走っていたとしても、濃霧の状況下では、
通常の走行時とは環境が異なります。

視界が非常に悪くなっているわけですから
急に対向車が現れたり、
急に人が現れたり、動物が現れたり、
何か障害物があったり、
そういったことが起こる可能性は十分にあるのです。

そんな時に、車をいつも通り飛ばしていたりすれば
反応が遅れて、結果的に事故を起こすことに
繋がってしまう可能性があります。

本当に前からいきなりふわっ!と対向車が出てくることもありますから
この点はしっかりと理解しておくと同時に
注意しておかなくてはなりません。

前を走っている車が、何らかの理由で突然急ブレーキを
踏んだりする可能性も十分に考えられますし、
そのあたりに関しても、しっかりと注意をしておかなくてはなりません。
速度をいつもよりも緩める、ということだけでなく、
車間距離に関しても、いつも以上に確保しておくことを
心がけるようにしましょう。
何かあってから後悔しても遅いですから
この辺は本当にしっかりとやっておく必要があるのです。

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よそ見をしない

運転中はいつも以上に周囲に気を配っておくことを
強く推奨します。
と、いうのも視界が悪くなっているわけですから、
どうしても、色々なものを見落としてしまう可能性は
高くなります。
そして、避けるべきものや危険物を見落としていれば
それだけ反応も遅れてしまいます。

しっかりと注意してみていても
そんな状況なわけですから
いつも以上にしっかりと周囲の風景・光景に気を配り、
決して油断をしないようにすることが大切になります。

普段からよそ見をしてはいけないですが、
濃霧の際は普段以上によそ見が危険なものになりますから
絶対によそ見をしないように注意して下さい。

ライトをつける

濃霧の際には、必ずヘッドライトを点灯するようにし、
なるべく視界を確保するよう、心がけて下さい。
もちろん、ライトを点灯したところで、
見晴らしが晴天時のようによくなるわけではありませんが
少しでも視界を良くする、という意味合いもありますし、
相手に自分の位置を知らせることができる、という意味合いも
あります。

しっかりと、忘れずにライトは点灯しておくように
しなくてはいけません。
基本的にはロービームの方の点灯が
適しています。

ライトは上でも書いた通り、自分のためだけではなく
相手に自分がいるよ!ということを知らせる役割も
持っていますから、その点もしっかりと理解して
ライトをつけ忘れたりしないように注意して下さい。

情報をしっかりと手に入れる

霧がどのぐらい発生しているのか、
この先の道はどうなのか、などの情報を
しっかりと手に入れることも大切なポイントの一つになります。
スマートフォンなどで情報を手にいれられれば手に入れるのも
1つの方法になりますし、
道によっては電光掲示板などで濃霧情報などが
出ているようなケースもあるかと思います

自分が進もうとしている道が
どのような状況なのか、ということも
しっかりと知っておくことは一つのポイントになります

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急ブレーキに注意

緊急事態を除いて、急ブレーキは
いつも以上に注意しましょう。
何故なら、自分たちが、前の車を見にくいと
感じるのと同じように、後続の車からしてみても
同じように、視界が悪い状態になっているわけです。

そんな中、突然ブレーキでも踏まれたらどうなるでしょう?
当たり前のことですが後続車からしてみても
「えっ!?」となってしまうわけです。
場合によっては、後続車のブレーキが間に合わずに
あなたの車に追突してしまう可能性だってあります。
そんなことになってしまわないためにも
”どうしても急ブレーキを踏まなくてはいけない緊急事態”を除いて
急ブレーキを踏まないように注意することが大事になりますし、
前方だけではなく後方にも気を配るようにして
運転をしなくてはいけません

回避できるのであれば…

濃霧の際には運転しないのが一番です。
もしも、今すぐに運転しなければいけない、という状況で
無いのであれば、濃霧が発生している際には
運転をしないことをおすすめします。

また、山道などで濃霧が発生している場合に関しては
迂回できるルートがないかどうかを確認し、
もしもそういう道があるのであれば、迂回することも
1つの視野に入れて行動することが大切になります
多少の遠回りになったとしても、濃霧の走行は
本当に危険ですから、もしも避けることができるのであれば
避けた方が良いのは事実です。
通常の運転とは本当に違いますし、
本当にある意味命がけのような状態になってしまいますから
注意をしなくてはいけないのです。

自信がないなら一旦安全な場所へ

どうしても回避する方法が無く
濃霧の中運転し始めたとしても、
もしも途中で自信が無いと感じたり、
身の危険を感じるようなことがあるのであれば
運転をただちに中止して下さい。
無理して運転を続ければ、それが大きな事故に
繋がってしまう可能性もありますし、
事故が発生してしまったあとに
「やっぱり運転をやめておけばよかった」などと考えても
それはもう手遅れですし、最悪の場合、それすら考えられないような
状況に陥っている可能性も十分に考えられます

もしも、本当に身の危険を感じたのであれば
一番近くの停車できる場所を見つけて
そこで霧が少し落ち着くのを待つようにして下さい。
1年中ずっと霧が出続けているような場所は
ありませんから、基本的には時間経過と共に
霧も晴れてくるかと思います。
くれぐれも、無理をしないようにすることが
何よりも大切なことになります

まとめ

霧の中での運転にはくれぐれも注意をするようにして下さい。
どんなに運転に慣れているとしても
非常に危険な状況であることに変わりはありませんし”恐怖”すら
感じるような状態であることにも変わりはありません。

少しの油断が大きな事故につながってしまう可能性もありますから
油断しないようにし、しっかりと注意点を
理解して運転をしていくようにしましょう。

それでも危険を感じるような場合はいったん運転を
中止することも大事なポイントです。

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