電磁波過敏症とは?原因や治療方法・症状を解説!地震との関係は?

電磁波過敏症(でんじはかびんしょう)とは、
ある程度の電磁波に晒されることによって
体調不良を引き起こしたり、
電磁波が体に悪影響を与える、と
考えてしまうことによって、
それが心理的なストレスとなり、
身体の隊長を崩したりしてしまうことを言います。

地震の前に頭痛がする、
吐き気がする、耳鳴りがする、めまいがする、
などの症状を発症している人も
この電磁波過敏症ではないか?
などという説も存在しています。

では、この電磁波過敏症の症状や
治療方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
それについて、見ていきましょう。

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どのようなもの?

電磁波過敏症は、具体的に解明されているものではなく、
国によって、その扱いも異なります。
電磁波によって実際にそのような健康被害が
出ているのか、
それとも「電磁波は身体に悪い」という心理的な
考えから身体に影響が出ているのか、
それも、具体的には解明されておらず、
心理的な部分から生じる症状であるとも
言われているのが現状です。

実際のところ、まだ分かっていないことも多いために
今後の研究によって
色々と解明されていくものと思われます。

なお、地震の前に、
上でも書いたような「吐き気」だとか
そういった症状が出ている、という人も
いますが、実際のところ、関係性は不明です。
そもそも、その吐き気や頭痛などの症状が
地震が原因であるかも分かりませんし、
当然、この電磁波過敏症であるかどうかも分かりません。
ただし、そういった説があるのも事実です。
これに関しても、今後、関係があるのか
それとも関係ないのか、明らかになっていくことでしょう。

症状はどんなもの?

電磁波過敏症と呼ばれるものになってしまうと
その症状はどんな症状になるのでしょうか?
命に関わるようなものではありませんが、
下記のような多種多様の症状が出ることがあり、
人によっては非常に辛い症状が出てしまうこともある、
というのは事実になりますね。

・頭痛
・吐き気
・耳鳴り
・精神的な落ち込み
・めまい
・ふらつき
・動悸
・身体の痛み
・皮膚の異常
・胃の不調
・お腹の調子を崩す

などになっており
本当にあらゆる症状が
出る可能性があります。

なお、これらの症状が全て出る、というわけではなく
人によって症状が異なる、というかたちになります。

例えば、ある人は、耳鳴りとめまい、
ある人は動悸とふらつき、だとか
全ての症状が出るわけでは無くて
この中からいくつかの症状が出る、
というかたちになります。

しかしながら、上でも書いたように
原因が特定されているわけではなく、
必ずしも上記の症状が電磁波と
関係があるのかどうかは不明です。

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治療方法は?

仮にもしも電磁波過敏症だとした場合
具体的な治療方法は解明されておらず
治療は難しいのも事実です。

調子の悪い場所を検査し、
異常がなければ、あとは症状ごとに適した
対症療法、というかたちになっていくのでは
ないかと思います。

先生によっては電磁波過敏症など
信じない、という先生もいますから
もしも自分で本気で心配しているのであれば
電磁波過敏症について
理解を示してくれる先生を
見つけた方が良いかと思います。

受診する科に関しては
”症状が出ている部位”で判断すると
良いかと思います。

例えば、頭痛が強いのなら
脳神経外科などを受診してみて
検査を受けても良いと思いますし、
耳鳴りが酷いのであれば、
耳鼻科を受診するなど、
自分の症状に応じて、受診する病院を
考えるようにするのがベストでしょう。

地震との関係性は?

電磁波過敏症が地震と関係あるのかどうか。
これに関しては現時点では
解明されていません。
地震発生前に異常な電磁波が発生する、
などと言われていますが
まだまだ謎な部分は多いですね。

ただ、地震の前に
吐き気を感じたり、
頭痛を感じたり、
耳鳴りを感じたり、
そういった情報があることは事実です。

もちろん、地震が大きな地震である場合
何万人と影響を受けるわけですから、
その中に、偶然、地震前から頭痛が出てきた、
なんて人がいてもおかしくはないですし
耳鳴りや吐き気にしても同じことです。

本当に地震が関係してそういった症状が
出ているのか、
それとも偶然なのか、
それは、言い切ることはできません。

ただし、仮に今後地震との関係性が
完全に解明されるようなことがあったとしても、
人間の体調によって地震を予知する、ということは
困難な事であると思います。

今時点で、地震の前に頭痛だとか吐き気を
感じる人はごく一部なわけですから、
仮に、電磁波過敏症=地震との関係性が
実際にあったとしても、
そのことを感じることが出来る人間、
というのはごく一部ということになるわけです。

そうなってくると、当然のことながら
感じる人と、感じない人がいるために
個人で予測することはできませんし、
そもそも人間の感じかたの問題ですから
もし頭痛などを感じても、それが
電磁波過敏症によるものなのか、
別の原因によるものなのか、
100パーセント確実にいい当てられるような人は
なかなかいないでしょう。
間違える可能性だってあります。
そうなってくると正確性の面でも問題がありますし、
そもそも「誰」の言葉を信用するか、
ということも大事になります。

「頭痛がしてきた…地震が来るかもしれない」と
実際には頭痛がしていないのに嘘をつく人も
いるかもしれませんし、
逆に、地震の前の体調不良が出てきても
黙っている人もいるかもしれません。

そのため、仮に
電磁波過敏症と地震の関係性があったとしても、
それを公的な予知として使うことは
絶対にできないと思いますし、
公的な予知じゃないとしても、
他人が「頭痛が来ました!」と言っていても
本人以外に、その頭痛が本当に
電磁波過敏症の頭痛なのかどうか、
本人が本当のことを言っているのかどうか、
確かめるすべはありません。

研究が進み、関係性が解明されたとしても、
あまり地震予知としての実用性は
ないのではないかと感じます。

決めつけは厳禁

頭痛や吐き気、めまいなど
そういった症状が出る病気は
軽いものから、時に命に関わるようなものまで、
非常に多彩な種類の病気があります。

そのため”決めつけてしまう”ということは
絶対にしてしまってはいけません。
医師から電磁波過敏症だと言われたのであれば
良いですが、自分自身で勝手に
”自分は電磁波過敏症だ”などと思い込んでいると
実は病気が進んでいて
気付いたころには治療が難しくなってしまっていたり
最悪の場合は手遅れになってしまっていたり、
色々なことが考えられます。

そのため、何らかの症状が出ている場合で
それが続いたり、悪化するような場合に関しては
自分で勝手に決めつけてしまったりせず、
しっかりと検査などを受けて
病気の有無は確認しておくことを
おすすめします。

もしも、異常がないのであれば
電磁波過敏症の可能性もありますし
他の原因の可能性もありますが
ひとまず、命に関わるようなことだったり
放っておいたら危険、ということではないかと思います。

そのことは早めにはっきりさせておくことは
大切になるのではないかと思います。

まとめ

電磁波過敏症については
まだまだ謎な部分も多く、
実際にどの程度の影響を及ぼしているのかどうかを
含め、解明されていない部分は非常に多いです。

もちろん、実際に電磁波が影響して
症状を引き起こしている可能性もありますが、
決めつけてしまうようなことはせずに、
しっかりと自分の出ている症状と
向き合っていき、何か大きな病気がないかどうかは
はっきりさせておくことが大切になるかと思います。

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