地震などでパニックを起こした人を前に、どうすればいいの?

地震などが発生すると
必ずパニックを起こす人も出てきます。

出来れば、
パニックという状態は避けるべきものでは
ありますが、
地震は非常に恐ろしいものですし、
そうなってしまう気持ちも、当然分かるかと思います。

ですが、自分、あるいは周囲の人間が
パニックになってしまう、ということは
非常に危険なことであり、
正常な判断力を奪い、危険な行動に
結びついてしまう可能性もあることですから、
これにはしっかりと注意をしていかなくてはなりません。

では、自分の身の周りの人間が
地震などが発生した際に
パニックを起こしてしまった場合は、
どのように対応すれば良いのでしょうか。

その点について、お話を
していきたいと思います。

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周囲がパニックに!どうすれば?

自分自身がパニックになっていなくても、
自分の身の周りにいる人間が
パニックを引き起こす可能性もあります。

そうなってしまうと、
当然、そのパニックを引き起こしている人間も
そうですが、その周囲の人間にも
危険が及ぶことになってしまい、
注意が必要になってきます。

周囲がパニックを起こした場合の
適切な対応方法について
解説していきたいと思います。

伝染しないように注意!

まず、パニックが伝染してしまわないように、
ということにはしっかりと注意をしておくようにしましょう。

人間のパニックや恐怖の感情は
伝染してしまうものです。
周囲が怖がっていると、
自分までそれに流されてしまう可能性がある、
ということですね。

大勢の人間が集まる場所で
一斉にパニックが起きてしまうのも
そういったことの一つです。
周囲の人間がパニックを起こしてしまうと
どうしても、自分自身にもその恐怖が
移りそうになってしまうことも
あるかもしれませんが、
恐怖心に負けてしまわないように
注意していきましょう。

周囲がパニックを起こしていても
自分自身までパニックになってしまわないように
注意することは、とても大切なことになります。

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巻き込まれないように注意

人ごみなど、大勢の人間がいる場所で
周囲の人間がパニックを起こしてしまった場合、
それに巻き込まれないように
注意することが必要です。

例えば、パニックを起こした人間が
一斉に移動しようとして、それに巻き込まれでも
したら、最悪の場合、大きなけがに繋がってしまう
可能性も十分にありますし、
誰かと一緒にいる場合、一斉に避難しようとした
人ごみに巻き込まれるなどして、
はぐれる可能性だってあります。

周囲の人間がパニックを起こしている場合、
それに巻き込まれないようにする、
ということも非常に大切なポイントの
ひとつになるのです。

また、人ごみでなくても、
パニックを起こした人間に振り回されて
自分の身を危険に晒してしまうことに
繋がる可能性も十分にありますから、
注意するようにしましょう

怒鳴ったりするとマイナス

パニックを起こしている人に対して
「危ない!」と大きな声を出したりだとか
怒鳴ったりしないようにして下さい。
これは、そのパニックを起こしている人間を
さらにパニックに陥らせる行為であり、
非常に危険な行為です。

大きな声を出して注意して、
それを聞いて冷静さを取り戻すような
人間は、そもそも最初から
パニックに陥ることはありません。

むしろ、怒られたり、
大きな声を出されたりすることで、
余計にパニックに陥りますし、
何を言っているのか、ということも
理解してもらえない可能性が高いですから、
この点に関しては、注意した方が良いでしょう。

パニックを起こしている人に
大声で語りかけるのは
さらにパニックを深めることに繋がります。

抱きかかえてでも安心させる

パニックを起こしている相手が
自分の身内や子供などの場合、
抱きかかえてでも安心させてあげる
必要があるかと思います。

大きな声を出すよりも、
そういった行動の方が
効果的であると思いますし、
相手にも伝わりやすいかと思います。

もちろん、自分自身も、そのパニックを
起こしている本人も、
身の安全を確保しなければいけませんから、
パニックを起こしている人が周囲に
いるのであれば、抱えてでも
安心させてあげる、ということも
大切になってくるでしょう。

場合によっては、抱えたまま避難するような
必要性も出てくるかもしれません。

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身の安全を優先させる

パニックを起こしてしまった人が周囲にいる場合
自分自身の身の安全もそうですが
周囲の人間の身の安全も
しっかりと考えていく必要があります。

パニックは自分の身を守ることに
繋がりませんし、先ほどから書いている通り
かえって身の危険を引き寄せてしまう行為です。

しっかりと安全確保をしなければ、
その人自身も、自分自身も身を危険に
晒すことに繋がってしまいます。
できる限り、自分も、周囲も
パニックにならないように行動する、
ということが
地震災害の際に自分の身を守ることにも繋がります。

パニックを全く起こさないようにする、ということは
難しいとは思いますが、それでも
なるべくパニックを起こさないように注意する、
ということは大事になってきます。

関係ない人の場合は

パニックを起こしている人が
自分とは全く関係のない人の場合は
冷たいようですが
場合によっては「相手にしない」ことも
大事になります。

関係のない人に関わることによって
かえって自分や周囲の人の危険を
招くことになるかもしれませんし、
外にいる場合、
自分と全く関係のない人が
パニックを起こしている場合、
関わらないようにする、ということも
一つの安全対策です。

人助けは大事なことですが、
それは時に、自分にとっても
相手にとってもマイナスになって
しまう可能性があります。

パニックになっている人が
見ず知らずの人に話しかけられて
落ち着くかどうか。
答えは大抵の場合はNoであると思います。

そうなってしまうと
自分自身も焦るでしょうし、
声をかけられた方も焦ることになってしまい
結果的にプラスに働く要素は
何一つない、という状態になってしまいます。

正義感や人助けをしようという
気持ちは大事なことですし、
それは素晴らしいものであると思いますが
状況によっては、心を鬼にして
関わらない、という選択をした方が最終的に
自分にとっても、相手にとってもプラスに
働くようなことがあるのも事実です

この辺りはその場その場の状況で
臨機応変に判断していくしかありません。

日頃から対策を

日頃からしっかりと地震災害に
備えておく、ということも大切です。

地震に対して何の備えもしていない、
何の知識もない、という状態に比べれば
しっかりとある程度の備えをしていて、
しっかりとある程度の知識を蓄えている人間の方が
パニックに陥りにくいのは確かであると思います。

出来る限りパニックを起こしてしまわない為にも
しっかりと日頃から”備えられる部分は備えておく”ということが
何よりも大切になってくると思いますし、
結果的にそれが自分自身や周囲の身を守ることにも
繋がって来るのではないかと思います。

自分にできる対応は、しっかりとしておく、
ということが大切になりますね。

まとめ

周囲のパニックには、
とにかく巻き込まれないようにすることが
大切になります。
パニックは、どうしても伝染してしまうものです。
自分も、そのパニックに巻き込まれて
しまわないように、注意していきましょう。

また、身近な人間が
パニックを起こしてしまった場合に関しては
できうる限り落ち着かせてあげられるように
行動することも大事になります。

パニックは、本人の身や周囲の身を危険に
晒してしまう行為になりますから
出来うる限り、避けられるのであれば、
避けた方が、良いのです。

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