地震が続く理由とは?続く地震の原因を考える…!

地震は日々色々な場所で発生しています。

場合によっては「最近地震が多いなぁ」と
感じるようなこともあるでしょう。

地震が続いていると、どうしても
不気味に思えてしまうものですが
実際のところ、細かな地震などが
続いている理由は何なのでしょうか。

この点が一番気になる部分だと思います。

考えられる理由と、
”今、現時点での人間の限界”についてを
お話していきたいと思います。

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地震は同じペースで来ているわけではない

まず、勘違いしてはいけないことは
地震は同じペースで来ているわけではありません。
”1か月に1回”と決まっているわけではなく
同じ地域でも1か月に10回来ることもあれば
1か月に1回だけのこともあるでしょう。

人間のプログラムによって
決まったパターンで動いているのではありませんから
そういったように”回数が前後する”ということは
仕方のないことですし、
当たり前のことです。

活発化する時期もあれば
沈静化する時期もある。
そういうことです。

そのため、沈静化している時期には
「最近地震が来ないなぁ」と思うことも
あると思いますし
活発化している時期には「最近地震が多いなぁ」と
思うようなこともあるかと思います。

ですが、それは普通のことであり、
特別なことではありません。

活発化していて、地震が比較的多い時期に
なれば、人間は「最近地震が続いているなぁ」と
思うこともあるものです。

では、その「地震が続く」状況には
どのようなことが考えられるのでしょうか。

単純に活発化しているだけ

地震活動は活発化したり、比較的大人しくなったり、
ということを繰り返しています。
そのため、活発化していれば
人間は「最近地震が多い」と感じるわけです。

ですが、活発化している=大きな地震に繋がる、
というわけではありません。

あまりにも異様(1日に同じ場所で何十回も地震が発生する)
の場合は、別としても
最近多くなったなぁ、程度であれば、
ごくごく普通の地震活動ですから
あまり特別心配するような必要はないのです。

大きな地震が発生する前に、
地震活動が活発化するのか、と言われれば
必ずしもそうではありません。
東日本大震災(2011)のように、
数日前から地震活動が活発化していたようなケース
(この震災の際は、何十回単位の異様な回数でしたが)もありますし、
逆に、地震活動が沈静化している雰囲気だった場所に
いきなり大きな地震がやってくるようなケースも
見受けられます。

そのため、活発化=大きな地震ではなく、
あくまでもただ単に活発化しているだけであり
時期が来ればまた地震の回数は減る、ということは
よくあることです
(もちろん、大きな地震が来ない、というわけではありません)

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前震活動や余震活動の可能性

地震が続いている、と感じる場合、
まず、直前に大きな地震があった場合などは
その地震活動の余震である可能性が高いです
(必ずしもそうとは限りません)

陸地で大きな震度を記録した場合もそうですが
そうでない場合に関しても
地震自体の強さは震度ではなく
マグニチュードのほうです。

例えば、震源が海底で、陸地まで遠かったために
マグニチュードは6あるけれど、陸地の最大震度は3
だった、などというケースもあります。

この場合、人間からすると「大した地震ではない」という
イメージかもしれませんが
地球の地震活動としてはそこそこの規模となり
充分に余震活動が活発化する可能性もあります。

その結果、余震が多く、
”最近地震が続いているな”と感じるようなことも
あるかもしれません。

地震そのものの規模を知るためには
震度ではなく、マグニチュードのほうを見ることです。
震度はあくまでも人間が感じる揺れのほうであり、
地震そのものの強さはまた別の数字で表されます。

また、何らかの大きな地震活動の前震で
ある可能性も0ではありません。

”最近地震が続いているなぁ”と
感じるような場合でも、たいていの場合は
ただ単に地震活動が活発化しているだけで
それほど気にすることはありませんが、
場合によっては、東日本大震災などのように
直前に地震が急激に増えるようなこともあります。

ただ、その地震が”前震”なのか
”ただの地震”なのか見極める方法はありませんから、
その点は注意が必要です。
大抵の場合、前震でないことがほとんどですが、
100パーセントそうとも限らない、というのが
現状でしょうか。

注意するべき点は?

地震が続いているなぁ、と感じる場合
注意するべき点…

上でも書いたように、地震は活発化したり沈静化したりを
繰り返しているために、
地震が続いていると感じても、たいていの場合
それが特別大きな地震に繋がったりだとか
そういった心配は必要ないのですが
繋がる可能性も0ではありません。

そのため、過剰に心配する必要はありませんが
地震に対する備えを見直すひとつのきっかけとしては
良いのではないかと思います。

防災グッズの見直し、避難経路の確認
地震に関する知識、このあたりを見直しておくと良いでしょう。

ただ、過剰に神経質になる必要はありません。
地震が来るにせよ、来ないにせよ、
事前の準備には限界がありますからね…。

まとめ

地震が続いているなぁ、と感じる場合
警戒するにこしたことはありませんが
だからと言って、必要以上に怯えたりだとか
そういう必要あありません。
過剰反応すれば、逆に精神的な負担に
なってしまいますし、
実際に、大きな地震に繋がるような可能性は
全体的な割合から見れば低いです。

日々の備えは重要ですが、
必要以上に怯えたりは、逆効果です。

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