台風のたまごとは?卵っていったいどういうこと?

台風のたまご。
そんな言葉を聞いたことはありませんか?

卵っていったいどういうこと?
台風って何かから生まれているの?
と疑問に思う人もいるでしょう。

では、卵とはいったい何なのか。
台風の卵が出てきた場合は
どのような点に注意をすれば良いのかどうか。
それらについてのお話を
していきたいと思います。

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どのような意味なの?

台風のたまごとは、
まだ台風になっていないけれども
今後、台風になる可能性のある
温帯低気圧のことを示す言葉です。

これから台風になる可能性がある、
という意味合いで使われるものであって、
別に、台風を親が生んでいる、だとか
台風が入っている卵が本当にある、
だとかそういうことではありません。

これから台風になるかもしれない
温帯低気圧だよ~という意味合いですね。

発達すれば台風に

この台風のたまごと言われる
温帯低気圧がさらに発達すれば
皆様もご存じの”台風”へと進化してしまうことになります。

そうなってしまえば、直撃・上陸・通過する場所に
影響も出てきますから
台風のたまごが発生した場合に関しては
”台風がやってくるかもしれない”ということは
視野に入れておき、行動する、
ということが大切になってくるのも事実ですね。

台風のたまごがあります、
というような天気予報を見た場合は
それが台風になる可能性もあるので
念のため、注意はしておいた方が良いと思いますし、
台風の影響を強く受ける可能性のある地域なのであれば
事前に備えをしておくことが大切です。

”台風のたまご”と呼ばれるような
温帯低気圧がある場合は、
既に、それは台風のなる確率が比較的高い、
ということになります。
実際に”こちらに台風の卵があります”などと
言われ出した場合、そのまま消える、
ということはあまりないかとは思います。

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必ず台風になるわけではない

ただし、「台風の卵」と言われる状態の
ものが出現したとしても、
それが”必ず台風になる”といわけでは
ありません。
場合によっては”台風の卵”のまま、
つまり、台風になるほどの発達をしないまま
消えていく可能性は十分にあります。

台風のたまごのまま消滅すれば、
それが台風になることはありません。

発達して”台風”と呼ばれる状態に
なってしまう可能性があるのも確かですが、
必ずしもそれが台風になるとも限らず、
台風にならないまま消滅する可能性も
充分にある、ということになります

熱帯低気圧はたまごにはならない?

台風のたまごは
”台風になる可能性のある温帯低気圧”のことを言います。
では、熱帯低気圧は台風のたまごになることは
ないでしょうか。

答えとしては、熱帯低気圧が台風のたまごと
呼ばれることはありません。
何故なら、そもそも熱帯低気圧がどんなに発達しようと
それが台風と呼ばれることがないためです。

台風とは、そもそも発達し、特定の条件を満たした
温帯低気圧のことになりますから
熱帯低気圧が台風と呼ばれることはありません。
台風と呼ばれることがない、ということは
当然のことながら「台風のたまご」としても
扱われることはない、ということです。

熱帯低気圧の場合も
発達すれば、台風と同等の被害を出すような
ケースもありますが
それは台風と呼ばれることはなく
「爆弾低気圧」と呼ばれるものになります。
そのため、熱帯低気圧自体が
台風だとか、台風のたまごと呼ばれることは
ないということになります

どのように備えればいいの?

台風のたまごが出現したという
ニュースが出てきた場合に関しては
「台風」が来る可能性も視野に入れて
行動するようにしましょう。

と、言っても、上でも書いた通り、
まだこの時点では
「台風が必ず来る」と決まったわけではありません。
たまごは、たまごのまま、そのまま
消えてしまうこともあります。

ただし、たまごのままだったとしても
天候が崩れたりする可能性があることは
事実ですから、
天気が崩れることは視野に入れて
対策していくと良いかと思います。

台風のたまごに対する対策としては
基本的には台風と同じような感じですね。
事前にできる対応策としては

・最新情報をしっかりと確認する
・買い置きなどが必要な地域であれば買い置きする
・外に飛びそうなものがあるのであれば気を付ける
・仕事や学校などの通勤通学について考えておく

このあたりでしょうか。

ひとまず、台風のたまごの段階では
まだまだ今後どうなるか、ということも
なかなか分からないと思いますし、
一番上の「最新情報をしっかり確認する」を
注意しておけば良いかと思います。

そのあと、台風に変わる可能性もありますし、
変わらない可能性もありますから
じっくりとそのあたりの部分は
見極めて対応をしていくようにしましょう。
過剰に反応する必要はありませんが
最新の情報はちゃんと把握しておくことが
大切、ということになりますね。

まとめ

台風のたまごが出てくると
天気予報などで騒がれ始めますから、
なんとなく、その存在は
分かるかと思います。

大事なのは、その後ですね。
その”たまご”が一体どうなるのか。
台風に発達するのか、それともしないのか、
進路はどうなのか。

このあたりについては最新の天気予報を
しっかりと把握して
自分の地域に影響が出そうなのであれば
ちゃんと対応をしておく、
ということが大事になるかと思います。

夏場から秋ごろにかけては
特にこういう台風のたまごもそうですし、
台風そのものも増えてくると思いますから
しっかりと対応を行って、
備えをしておく、ということは
大切になってくるのではないかと思います。

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