台風の強さを示す階級とは?強さを示す階級を解説!

台風には強さを示す階級と言うものが存在しています。

「強い」だとか「猛烈な」だとか
そう言った言葉は
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

では、台風のこの強さは
どのようにして決まっているのかどうか。
それを見て行きたいと思います。

決して、勝手に体感で決めているだとか
そういったものではなく、
台風の強さはしっかりとした基準に
よって決められています。

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強さの階級は3段階

台風の強さの階級は3段階存在しており
「強い」「非常に強い」「猛烈な」の
3種類が存在しています。
強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風と
それぞれ呼称することになります。

この強さは台風情報などにも
それぞれ記載されていますし、
ニュースなどでも、こういった呼び方が
用いられることがあります。

では、この3つの強さは
どのような条件で決まっているのでしょうか。
強さが決まる条件についてを
見て行きましょう。

強さの条件

台風の強さは、それぞれ風の強さに
よって決められています。
ちゃんと基準が存在しており、
その基準としては

「強い」台風が、
33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満

「非常に強い」台風が
44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満

「猛烈な」台風が
54m/s(105ノット)以上

となっています。

強い⇒非常に強い⇒猛烈な
の順番でどんどん強くなっていくわけですね。

これとは別に、台風の大きさの階級も
存在しており、
そちらは2段階に分かれています。
「大型」「超大型」の2段階ですね。

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どの強さでも注意

強い、非常に強い、猛烈な、の3段階の
階級…、もちろん「非常に強い」に近づけば
近づくほどより警戒が必要になりますが
勘違いしてはいけないことは
「どの強さであっても注意をしなくてはならない」と
いうことですね。

”強い”台風であっても被害を出す可能性は
充分にありますから、
どの強さの台風であっても
しっかりと注意をしておき、
警戒をしておく必要があります。

くれぐれも油断してしまわないように
注意しなければいけませんし
自分の住んでいる地域に台風が接近しているような
場合に関しては、どの強さであっても、
事前の準備を行い、備えておかなくてはいけません。

どこで確認できるの?

強さの階級はどこで確認
することができるのかどうか。
これは、台風情報を見れば
大抵の場合は、一緒に表示されているかと思います。

ニュースであれば台風の情報を
流している際に、台風の強さなどに関しても
表示されていると思いますし、
スマートフォンなどで
台風情報を見れば、台風の強さを示す
階級に関しては一目瞭然です。
色々なサイトがありますが
情報が正確で分かりやすいサイトを
上げるとすればウェザーニュースや
気象庁のサイトが一番良いのでは
ないでしょうか。

台風の強さを示す階級云々に関わらず
台風の情報をしっかりと把握しておくことは
とても大事なことになりますから
自分の地域に台風が接近している際には
しっかり情報把握を行っていく、
ということが大切になります。

身の安全を確保するためには?

台風から身の安全を確保するためには
どうすれば良いのでしょうか。

これは、台風の強さはあまり関係なく
台風が猛烈な台風であろうと
強い台風であろうと、自分の地域に
影響が出るような予報が
出ている場合に関しては
しっかりと対策を行っておく、
ということが大事になります。

何の対策も行っていないと
あとで後悔するようなことに
なるかもしれませんし、
あとで「もっと準備しておけばよかった」
なんてことになっても、もう手遅れですから
その点には注意しておきましょう。

台風から身の安全を確保するために
一番大事なことは
「不要不急の外出は控える」ということです。
台風の際に外出することは非常に危険なことに
なりますから、出来る限り
無駄な外出を控えて、家の中で大人しく
(できれば頑丈な建物の方がより望ましいです)
しているのが一番です。

ただ、それだけでは足りず
停電などの可能性や
断水する可能性もありますし
場合によっては窓ガラスが割れたり
自宅に被害が出たりするようなことも
充分に考えられます。

そのため、台風の強さがどうであっても
しっかりと防災グッズを用意しておき
備えておく、ということが
大切になってきます。
過剰に反応しすぎる必要はありませんが
日頃から最低限の防災グッズを
用意しておくことができると安心ですし
いざという時に助かります。

何の備えもしていないと、いざというときに
本当に大変な思いをすることになってしまいますから
そういった点には気を付けるようにしましょう。
特に、防災グッズの備えは台風だけではなく
地震だとか雷による停電だとか
そういった部分に対しても、非常に大きな力に
なってくれますから、しっかりと準備を
しておいて、損はないかと思います。

まとめ

台風の強さを示す階級は
”猛烈な”
”非常に強い”
”強い”の
3種類になります。

当然のことながら
”猛烈な”台風が一番危険であることに
間違いはありませんが、
決して”強い”台風も安全と言うことではありません。
”強い”台風であっても
大きな被害が出ることはありますし
場合によっては停電などの被害が
出る可能性も十分にありますから
しっかりと注意をするようにし、
階級はあくまでも一つの目安として
考えて、どんな台風であっても
危険である、ということは
しっかりと認識をしておくことを
おすすめします。
いざというときに慌てても、遅いですから
しっかり備えをしておくに越したことはありません。

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