大雨による雨漏り！その対処法は？急いで修理する必要はあるの？

大雨。
雨も時に、自然災害の一つとして、
人間の脅威になります。

大雨による洪水被害などは
一度は聞いたことはあるでしょうし、
経験したことのある人もいると思います。

雨も決して、
甘く見てはいけない存在なのです。

そして、雨は時に、人的被害だけではなく、
自分たちの住む家に牙を剥くこともあります。

その一つが「雨漏り」ですね。
雨漏りしてしまうと、家の中に水が入ってきてしまい、
大変なことになってしまいます。

雨漏りの原因自体は、建物側の問題ですが
自然現象である雨が関わることなので、
対処法などについて、解説したいと思います。

雨漏りとは？
まとめ

雨漏りとは？

そもそも雨漏りとは何か、という点から
解説していきたいと思います。

普通、建物の中には雨水が侵入しないように作られています。
雨が降るたびに、室内がびしょ濡れになってしまったら
大変ですから、当然と言えば当然ですよね。

しかし、何らかの原因によって”室内に雨水が入ってきてしまうこと”
それが、雨漏りです。
あえて雨水を入れるようにしている部屋（あまりないとは思いますが）は
別として、意図してない場所から雨水が入ってきてしまう、
ということがどれだけ大変なことかは
良く分かるかと思います。

では、その原因は何か、
対処法はどうすれば良いのか、
それぞれ見ていきましょう。

雨漏りの原因とは？

雨漏りの原因は建物側にあるのが基本です。
もちろん、想定以上のどしゃぶりの雨により、
一時的に雨漏りしてしまうこともあるかとは思いますが、
それも、全ての家が雨漏りしてしまうわけではありませんから、
基本的には、雨漏りの原因は建造物側にあるのです。

原因として考えられることは、
・建築された時点での欠陥による雨漏り
・経年劣化などによる雨漏り
・地震災害などによる破損が原因の雨漏り

などになりますね。
建物は、どんなに頑丈に作られていても、
経年劣化でどんどん劣化していくものです。
それは、避けることができません。

そのため、ある日突然雨漏りが発生してしまうことも
あります。
建築・設計段階で何か問題がある場合は、
そもそもの問題ですが、
どんな建物にも”雨漏り”が発生する危険性は、
等しく存在する、ということになります。

なお、経年劣化などによる雨漏りも、
”どこ”が原因かは分かりません。
多くの場合は屋根が雨漏りの原因になっていることが多いですが、
必ずしも、そうとは限らず、雨漏りの原因が
外壁などに存在する可能性があることもまた、事実なのです。

必ず修理しないといけないの？

雨漏りを見つけたら必ず修理をしないと
いけないのか？と言われれば必ずしもそうではありません。
修理内容や自宅の形状にもよりますが、雨漏りの修理には
多大な費用がかかります。
そのため、慎重に判断をしていくことが大切になります。
雨漏りした！やばい！などと、慌てて業者を決めたりすると
悪質な業者や、劣悪な業者に捕まってしまう原因にも
なってしまいますから、そういったことにならないように
しっかりと注意すること大切になります。

雨漏り修理を検討した方が良いポイントとしては
・雨漏りを何度も繰り返す
・次第に雨漏りが酷くなっている
・建物自体がかなり古く、雨漏りはしてないが影響を感じる
・自分の中での不安が非常に強い

そういった場合は、雨漏り対策として
修理を検討した方が良いかと思います。
ただし、決して焦らずに対策を考えていくことが大切になります。

雨漏りした！という場合、
初めてであれば、いきなり家が崩れてしまうだとか、
腐ってしまう！だとか、そういうことはありません。
時間的な猶予はありますから、冷静に、対応していくようにしましょう。

放置しておくとどうなる？

ちなみに、雨漏りをずっと放置しておくとどうなってしまうのか？
これも、気になる部分であるかと思います。

雨漏りを放置しておくと、やはり家の寿命を
縮める原因にはなってしまうようです。
すぐにどうこう、というわけではありませんが
長期的に見れば、建築物にダメージを与えてしまい
結果的に寿命を縮めてしまう可能性がある、
ということになりますね。

建築物の腐食だけではなく、全体的な湿度が上がり、
カビが生えやすくなったり、シロアリが発生したり
そういうことにもつながってしまうようなので、
その点に関しても注意しなくてはなりません。

ただ、一度雨漏りを見たからと言って、
一刻を争うような事態なのか？と言われれば
それは違います。
時間的な猶予はありますから、
しっかりと対処方法を考えつつ、対処していくようにしましょう。

自分で修理するのは危険

雨漏りを自分で修理するのは危険です。
雨漏りの修理に限らず、屋根から転落して
怪我をしたり亡くなったりしている方はいらっしゃいます。
また、どこが原因であるかの特定も非常に困難であり
逆効果な対策を施すようなことになってしまう場合もあります。
くれぐれも、勝手な修理はしないようにした方が良いです。

自分が職人だとか、知識が十分にあるだとか
そういった場合を除き、もしも修理する、と決めたのであれば、
業者に依頼する方向で検討するのが良いかと思います。

業者に依頼する際の注意点

業者に依頼する際の注意点としては、
業者にも色々な種類がある、ということです。
屋根の修理業者はリフォーム業者から屋根専門の業者まで
多岐にわたります。
業者はお住まいの地域によっても異なるので、
〇〇（自分の地域）＋雨漏り　とでも検索して
探してみるのが良いと思います。

業者にも悪質な業者や、正直腕前がイマイチな業者など
色々な業者が居ますから、その点に関しては
注意しながら、慌てることなく慎重に判断していくことが
大切になります。
いきなり依頼するのではなく、まずは見積もりを
お願いして、”どの程度費用がかかるのか”を確認
した方が良いでしょう。

また、この見積もりをしたからと言って、
その業者にお願いしないといけない、というわけではありません。
相見積と言って、複数の業者に見積もりをお願いしてから
自分が一番納得できる業者にお願いする、というのは
こういう世界のキホンになりますから、
その点に関しては、覚えておいた方が良いでしょう。

どこを修理する必要があるのか、
工事にはどのぐらいかかるのか、いつ着工できるのか、
費用はいくらか、
そのあたりの部分はしっかりと確認しておいた方が良いです。

また、見積もり無料の業者とそうでない業者もあるので、
その点に関しても、注意をするようにしましょう。

修理の費用に関しては
何が原因になっているのか、自宅の形状はどんな感じなのかに
よって大きく異なりますので
ここで具体的な金額を言うことはできません。
まずは、業者によって見積もりをしてもらって、
そこで判断するようにしましょう。

費用の目安は数十万～１００、２００万程度です。
本当に必要な修理によって異なるので、注意です。
ただ、法外な値段を言っている悪質業者もいるかもしれませんし、
素人では分からないですから、騙されない為にも
複数業者にしっかりと見積もりをお願いすることは
大切なことになります。