地震発生時に慌てて行動するのは危険!その理由は?

地震が発生した際には
どうしても”慌てて”しまうと思います。

しかしながら、不用意に慌ててしまうことで、
無用なトラブルを招いてしまう可能性もあるのです。

そのため、地震災害発生時は基本的には
慌てず、素早く行動することが大切になります

”素早く行動する”
”慌てて行動する”

同じように感じるかもしれませんが、
これは、全く違うものなのです。

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慌てて行動してはいけない!

地震発生時にパニックを起こしてしまうと
最終的に自分自身が怪我をしてしまうことに
繋がってしまう可能性もありますから、
これには注意しなくてはなりません。
余計なトラブルを招かないためにも
注意するようにしましょう。

ただ、どうしても慌ててしまう気持ちは分かりますし、
大きな地震などが発生した際に、
何の感情もなく、堂々としていられる人は
さすがに少ないかと思います。

しかし、それでも慌てたり、パニックを起こしたり
することは自分と、周囲を危険に晒すことに
なってしまいますから、出来る限りパニックを
起こしたりしないように、注意することは
必要になるかと思います。

では、慌ててしうまうと、どのようなことが
起きてしまうのでしょうか。

転倒などの危険

まず、最初に懸念されるのが「転倒」ですね。
地震災害が発生した際に慌てて移動して、
転んでしまったりして怪我をする…
こういったパターンです。

実際に地震の際に転倒してけがをする、
ということはよくあることです。
特に、階段だとか、足元の悪い所を慌てて走って
転倒してしまう、なんていうケースも多いようです。

本来、怪我をしなくて済むはずだったのに、
慌てて行動したがゆえに、怪我をすることになってしまう、
などということも本当にあるのです。
怪我をしてしまうと色々と面倒なことになりますから
注意しておくことが必要になります。

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正常な判断ができなくなる

人間、パニックを起こしてしまったり
慌ててしまうと、正常な判断がどんどん
できなくなっていくものです。
正常な判断ができなくなってしまうと、
当然、揺れが落ち着くまでの行動も
ちゃんと判断できなくなり、
結果的に怪我などに繋がってしまう、という可能性は
充分に考えられることになります。

そんなことになってしまわないためにも、
出来る限り慌てず、
冷静に行動することが大切です。
まったく動揺しない、というのは難しいかと思いますが
なるべく慌てないように、心がけましょう。

飛び出しなどの危険行為

地震の最中に慌てて飛び出したりするのは
とても危険な行為です。
場合によっては、自分の命にも影響してしまうかもしれません。

玄関から慌てて飛び出したり、そういう行為は
「してはいけない行動」としてよく言われていますが
いざ、地震が発生してしまうと、パニックを起こして
飛び出したりしてしまうものです。

が、これをやってしまうと、本当に
怪我をしてしまう可能性もありますし、
場合によっては命に関わる事態になってしまう
可能性は十分にありますから、
その点に関しては、しっかりと注意をするように
して下さい。

外に出るのであれば「揺れが収まってから」
もしくは「安全を確認しながら」にしましょう。
ただ、家が潰れそうなど、緊急事態の場合は例外です。
基本、”慌てて外に出る”ことはNGではありますが
地震災害はマニュアルだけではどうにもならないこともあります。
緊急事態の際には臨機応変の行動をとることもまた、
大切なポイントの一つです。

周囲にも影響を与える

地震発生時に慌てて行動する、ということは
周囲にも影響を与えてしまう可能性があります。
なんとなく、周囲にもそのパニックが伝染してしまったり、
そういったことが起きてしまい、
自分だけではなく、周りもパニックになってしまう可能性が
あります。

こうなってしまうと、自分も含めて
より危険な状況に陥ってしまいます。
自分自身が慌ててしまって、パニックを起こしているような
空気を振りまいてしまうことで、周囲の人間まで
パニックを起こしてしまい、
大パニックを引き起こす可能性があります。

特に、大勢の人間といる場所では、より
注意した方が良いでしょう。

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人ごみでは大惨事になる可能性も

人ごみで、慌てて行動してしまうと、
場合によっては大惨事になってしまう可能性もあります。
例えば、駅やアトラクション施設など、
そういった場所で地震が発生した際に
一人が慌てることで、他の人にぶつかったりして、
ドミノ倒しのように、人が倒れてしまうこともあります。

もちろん、大勢の人間が居る場所では
ザンネンながら、必ずパニックを起こすような人が
一人や二人はいるかと思いますが、
出来る限りそれを拡大しないように
一人ひとりが心がけて行動していくことは
とても大切なことになるかと思います。

くれぐれもパニックを引き起こさないように
注意するようにしましょう。

まとめ

地震災害の際には、どうしても少なからず
慌ててしまう一面はあるかと思いますが、
慌てても、何のプラスにもなりません。

素早く、迅速に行動をすることは大切ですが、
それは”慌てている”とは大きな違いです。
冷静さを失えば、正常な判断も難しくなりますし、
周囲にも不安を与えかねません。

また、自分自身の身も危険に晒すことに
なってしまいますから
そういったことのないように、
できる限り、焦らないよう、
行動していくことが大切になります。

焦っても、助かる確率は上がりませんし、
むしろ、怪我などをする確率が大幅に
高くなってしまいます。

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