地震予知を信じてしまっている家族や友達、恋人を落ち着かせる方法は?

家族や友達が
”地震予知”を信じてしまっている…

そんな状況になってしまうと、
周囲にいる人間としては
困ってしまいますよね。

知っての通り、地震予知とは
気象庁のサイトにも明記されている通り、
”正確な情報ではない”ので、
信じ込んでしまったりすることは避けるべきことですが、
中には引っかかってしまう人もいます。

もしも、身の周りに地震予知に引っかかってしまっている人が
いる場合はどうすれば良いのでしょうか。

この点について、見ていきましょう。

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節度を守っていれば放っておいても良い

地震予知を身の回りの人が信じてしまっている場合、
どうすれば良いのか。

まず「これ本当かなぁ?」ぐらいの軽いレベルであれば
特に気にする必要はなく、
ちゃんと”地震予知”が100%正確なものではない、と
本人が理解できているのであれば、特に何もしなくても大丈夫です。

地震予知などを見ていても、”それが絶対ではない”と
ちゃんと理解しているレベルなら、あなたが何かする必要は
ないと思います。

ただし、重度な場合に関しては
身の回りの人間がブレーキをかけてあげることも場合によっては必要で、
例えば怯え切ってしまって日常生活に支障が出ていたり、
周囲の知り合い全員に「この日に地震がくるみたい」などと、
地震予知を鵜呑みにして周りも巻き込み始めたり、
地震予知にお金を掛け始めたり、変なものを買い始めたり、
そう言った行動が目立つようになってきた場合に関しては
対応をした方が良いかとは思います。

まずは話をしてみる

地震予知を信じ込んでしまっている
身の回りの人がいる場合、
まずはその人と直接話をしてみましょう。

どの程度信じ込んでしまっているのか、だとか
ネタで振る舞っているのか、本気なのか、などなど
実際に話をしてみないことには
分からないこともたくさんありますよね。

ですので、まずはしっかりと話をして、
それから対応を考えていくことです。

軽く話をした程度で相手が落ち着いてくれるのであれば
特にそれ以上は何かをする必要はありません。
話し合いで解決できるなら、それが一番ですからね。

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地震予知はデマだと説明する

本人と直接話をしても、地震予知を完全に信じ込んでしまっているような
状態である場合は、本人に”地震予知はデマ”であると
分かってもらう必要があります。

しかしながら、いきなり頭ごなしに
”そんなもの嘘だよ!”と決めつけるような発言をしても、
これはトラブルになってしまうだけですから、
そうではなく、こちらとしても”冷静に”説明していく必要があります。

説得する側まで感情的になってしまうと
喧嘩になってしまったり、かえって溝が広がってしまったり
するだけなので、そのようなことにならないためにも、
こちらは冷静に話をすることを心がけて下さい。

あくまでも冷静に、ということですね。

説明を工夫することも大事

地震予知を信じてしまっている人に、
それを解消して貰うためには
”地震予知はデマ”であるということを
分かってもらう必要があります。

ですが、地震予知も巧妙に”当たっているように見せている”ので、
そのからくりをちゃんと説明してあげる必要があります。

からくりとしてよくあるものは、

・そもそも的中していないのに過去の地震を的中させたと自称している
・地震の予測範囲を広く取っている
・地震の強さの範囲を広く取っている
・地震の予測期間が長い
・あまり当たってないのにあたったことにしている

などが挙げられます。

例えば、〇〇年の地震予知的中!と自称することなら
誰にでもできます。
嘘でも、後から何とでも言えますからね。

また、地震予知の際に
「西日本」だとか広く範囲を取っていたり、
「M4~M6」などと範囲を広く見積もっていたり、
「この先1ヵ月」などと、何らかの範囲を広く見積もっていれば
誰でも地震予知(仮)が出来てしまいます。

と、いうのも日本では
1年間のほとんどの日で、毎日1回以上、小規模な地震も含めれば
必ずどこかしらで起きています。

そうなってくると、範囲を広く取ったり、強さを曖昧に予測したり、
予知の期間を半月ぐらいにしたりすると、
ほとんどの場合、何とでも言えてしまうわけですね。

例えば”少し時期はずれたが…”とか、
”少し予測より強さは弱かったものの…”だとか
”少し場所がズレたものの…”だとか
何とでも言えてしまうわけです。

これが地震予知のからくりであり、
誰でも適当に広く範囲を見積もれば
必ず当たってしまうものなので、
地震予知にはそもそも、信憑性はないのです。

また、信じ込んでしまっている人への説明としては
気象庁のサイトに”地震予知はデマ”と明言されている
部分がありますので、
そこを見せるのもポイントです。

公的機関を信用できない!という人が相手の場合は
もうどうすることもできませんが、
”気象庁”という場所がそう断言しているということは
信じ込んでしまっている人にも大きな衝撃を
与えることができますし、説得の材料の一つに
なるかと思います。

実際に身近な人が信じてしまっているものを見る

身近な人が地震予知を信じ込んでしまっている場合、
その人が”どんなもの”を信じてしまっているのかを
身の回りの人間として知っておくことも大事です。

何も把握していないと
”そんなもの、間違いだよ”と説明するにしても
なかなか具体的に説明できないと思いますから
”何”を信じてしまっているのか、
そのあたりをハッキリとさせる、ということですね。

何を信じてしまっているのかが分かれば
”ここがおかしい”など具体的に指摘することが
できると思いますし、
具体的な指摘ができれば、相手としても
「そうなのかもしれない」と、思うような部分も
増えて来るかも知れません。

そのため、頭ごなしに否定するのではなく
相手を知り、その上で「これは違う」と
諭してあげることが大切です。

ただし、大丈夫だとは思いますが
”自分自身も連鎖的に引っかかってしまわないように”
と、言う点は注意してください。

身の回りの人間が
地震予知を信じ込んでしまっている状態を
なんとかしようとして、
自分まで信じてしまった…!なんてことになったら本末転倒
ですからね。

大丈夫だとは思いますが、一応注意はしておいてください。

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どうしても分かってもらえない場合は…?

どうしても地震予知はデマだと言っても
それを理解して貰えない場合、
それ以上、深入りするのは、あまり良くないですし、
時間の無駄なので、

”地震予知関連の話題にはノータッチで付き合いを続ける”か
”距離を置いてしまう”か、になるかと思います。

どちらにせよ、最終的には
”自分で気づくこと”が大事になるので、
本人が気づくまでは待つ、ということですね。

ただ、家族など、どうしても縁を切るのが
難しい相手の場合は、
上手くその話題には触れないようにしながら
あまりにもおかしな行動(例えば高額の意味のない防災グッズを買うなど)に
出てしまった時以外は、放っておくしかないと思います。

あまりにも重度な場合に関しては
医師の相談やカウンセリングなど、
専門家に対応を仰ぐのも、一つの方法になりますね。

まとめ

家族が地震予知を信じ込んでしまっている場合、
現実的にはなかなか対応は難しいですが、
冷静に、気象庁のサイトなども示しながら
話をしていくと良いと思います。

ただ、どんなに話をしても意見が変わらない場合
正直なところ「もはやどうにもならない」ので、
その場合に関しては最終的には
諦めて、その話題に触れないようにするか、
疎遠にするかしかありません。

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