落雷は、時に人体に対しても被害を引き起こす
恐ろしい自然災害の一つです。
結構、ピカピカと雷が鳴っていても、
平気で外を歩いている人もいますが、
実は（やむを得ない事情で歩いている人もたくさんいるとは思いますが）
厳密に言えばこれは「とても危険」なことであるのも事実です。
人によっては「目の前に落雷が落ちた」なんて
経験をしたことがある人もいるのが事実なのです。
では、もしも自分が雷が鳴っている際に
外を歩いていて”目の前に落雷が発生した”場合は
どのように対応すれば良いのでしょうか。
その点について、解説していきます。
目の前に雷が落ちたら危険？
当たり前のことですが
それは「とても危険な状況」です。
すぐ目の前に落ちた、ということは
最悪の場合は、
あなたに落雷が直撃していた可能性もあることを
意味していますし、
寧ろ、そのままその場に立っていれば
次はあなたに落雷が発生する可能性は
十分にあります。
そんな方はいないと思いますが、
もしも、目の前に落雷が落ちたタイミングで
このサイトを読んでいるのであれば
まずは、すぐに屋内か、安全な場所に移動してください。
この文章を読み終える前に
落雷被害に遭う可能性もあります。
読む前に、まず移動です！
で…話を戻しますが
目の前に落雷が落ちた場合は
非常に危険な状況になりますので、
下記のポイントも理解しつつ、
対応してください。
（先ほど書いた通り、もしも、今、落雷が目の前に
落ちたタイミングでこの文章を読んでいる方がいましたら、
この先は読まず、まず、避難してください！！）
落雷は被害を起こすこともある
落雷は、人間に対して甚大な被害を
引き起こすこともあります。
実際に、１年間で必ず何人かは
落雷による事故にあっていますので、
その点は事実として覚えておかなくては
いけない部分です。
大けがをしている人もいますし
命を落としている人もいます。
まず、基本的な知識として
雷はそういう事故を起こすこともあるものである、
ということは覚えておきましょう。
そのまま同じ場所にいれば被害を受ける可能性
目の前に雷が落ちた場合にまずするべきことは
「とにかく避難すること」です。
近くに建物があったり、安全な場所があるのであれば
ただちにそこまで移動して、
身の安全を確保してください。
”目の前に落雷が発生した”という状況は
簡単に言えば”数秒後にはあなたにも落雷が発生する可能性がある”
ということを意味しています。
後から後悔しても遅いですから、必ず、すぐに
身の安全を確保するようにして下さい。
近くに避難できるような建物が
存在しないような場合に関しては
「木」「広い場所」「高い場所」「水辺」などなど
特に危険な場所から出来る限り離れるようにして下さい。
その上で、出来る限り姿勢を低くするなど、
”なるべく落雷に巻き込まれてしまう確率を下げる”
ための行動を心掛けてください。
ただ、できれば一番良いのは、
頑丈な屋内に避難することですね。
同じ場所に落ちることはあるの？
雷が同じ場所に何度も落ちることは
あるのかどうか。
これは、「ある」というのが答えになります。
”一度落雷した場所には雷は落ちない”
などという話も、出回っていますが
これは間違いであり、
同じ場所に何度も落雷が発生することは
実際にあることです。
そのため、”目の前に雷が落ちたからもう安心だ”
などということは、ありませんので、
その点は勘違いしないように注意してください。
先程書いたように、
目の前に落雷した、という状況は、
”その数秒後にあなたに落雷が発生する可能性もある”
ということを示しています。
そのため、一度落ちた場所に雷は落ちない、という
間違った認識をしていると非常に危険です。
この点は、絶対に間違えないように、注意しておきましょう。
確認するべきことは？
目の前に落雷した場合、確認するべきことは
あるのかどうか。
まず、先ほども書いた通り、
確認する前に安全な場所に避難してください。
（落雷により動けない場合は除きます）
その後は、自分にケガがないかどうか
確認してみると、安心ですね。
特に外傷などが無く、
自分自身も特に痛みや、感電したような感じなど
異常が無ければ、そのまま特に何も
する必要はないかと思います。
目の前に落雷しただけで、あなたには
被害はなかった、ということでしょう。
一方で、落雷の際に、あなたに直撃しなくても
何らかのケガなどが生じる可能性もあります。
身体に異常を感じたり、明らかにケガをしているのが
分かる個所などがある場合は
念のため、医師の診察を受けておくと
より安心ですね。
また、落雷が近くに発生した場合、
感電することもあります。
何も身体に異常がない程度あれば
基本的には心配ありませんが、
もしも体調に異変を感じるなどの
ことがあれば、これも、念のため
医師の診察を受けておくと確実です。
その他、自分の持っていたものが
ダメージを受けている可能性も０では
ありませんので、一応確認しておくと
良いでしょう。
まとめ
落雷が目の前に落ちた時には、
鉄則として、
まず”身の安全を確保すること”が
最優先です。
前の前に落ちた＝
自分のいるその場所は、数秒後に落雷が
発生しても決しておかしくはない場所である、
ということを示しています。
何か起きてから後悔したのでは遅いので
しっかりと身の安全を確保する行動を取るようにしてください。
目の前に落雷が発生した場合でも、
特に自分の身体に異変を感じなければ
その点は、あまり心配する必要はありません。
