落雷で電車の運転が見合わせになった時の対処法と安全のポイント。

落雷によって、電車の運転が見合わせになってしまうことも
時々実際に起きることです。

また、落雷が発生しているようなタイミングには
大雨が降っているようなことが多く、
雨や強風によって運転一時見合わせ…などということも
起きやすい状況です。

では、落雷などにより
電車が運転見合わせになってしまった場合、
どのぐらい復旧までに時間がかかるのか、
どうすれば良いのかを、それぞれ解説していきます。

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どのぐらいで復旧するの?

これに関しては一概に言うことはできません。
大雨などが原因で一時的に見合わせたり
しているような場合、数十分程度で動き出すことも
ありますが、雷により、駅や鉄道関係の設備・車両自体が
落雷被害などを受けてしまった場合や、
落雷により木が倒れるなどして、
線路を塞いでしまったような場合は
数時間レベルで復旧までに時間が
かかる可能性があります。

ゲリラ雷雨だと、短時間で天気が回復する可能性も高く、
短時間で電車が動き出す可能性も高いですが
その”短時間”の間に落雷被害などを電車関係の設備が受けてしまうと、
かなりの時間がかかるケースもあり、
”復旧までにどのぐらいかかるのか”は、
その時によって異なります。

そのため、これは、その時その時、駅のアナウンスなどで
確認していくしかありません。

急ぎで無ければ安全な場所で待つのがベスト

急ぎの場合は別として
急ぎで無ければ、駅の中の安全な場所で
電車が動くのを待つのがベストです。

と、いうのも、電車が止まるほどの雷の場合、
当然落雷の危険性もありますし、
本来、外に出ることは危険です。

大きな駅であれば、駅のホーム以外は
完全な屋内の状態になっているでしょうし
雷から身を守る、という点においては
安全性の高い場所になりますので、
いったんホームから離れて、駅の構内に戻り
安全を確保することが、一番”安全性”を考えるのであれば
望ましい行動であると言えます。

駅のホームに関しては、落雷はまっすぐに落ちて来るわけでは
ありませんし、駅のホームの端っこなどにいると
場合によっては危険も「0」ではありませんので、
できれば移動しておいた方が確実ですね。

なお、簡素な屋根だったり、そもそも屋根がないような駅の
場合、屋根がある部分に移動することをおすすめします。

大型の駅などであれば色々なお店なども
あると思いますから、そういった場所で
安全を確保する、ということも、一つのポイントになりますね。

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急ぎの場合は別の交通手段を検討

どうしてもすぐに移動しなければいけない、
という場合は、まずは落ち着いて別の交通手段を
利用できないかどうか、考えてみましょう。

ただし、電車が止まるほどの落雷・雷雨の際には
当然危険も伴いますから
しっかりと身の安全を確保し、
無理をしないことが大前提です。
雷による事故は1年に何件も起きています。
当然、落雷によって命を落としているような人も
いるのが現実ですので、絶対に”無理”をするようなことが
あってはいけません。

急ぎの場合の別の交通手段として有力なのが
「他の電車」「バス」「タクシー」「車」のいずれかになりますね。

「自転車」や「バイク」「徒歩」に関しては
電車が止まるほどの雷の場合には
かなり危険となりますので、
これはおすすめはできません。
↑のモノに関しては、落雷から絶対に身を守ることが
できるのか?と言われると、その答えは「No」になってしまいます。

別の交通手段についてそれぞれ説明しておくと
「他の電車」は、止まってしまった電車以外の電車ですね。
路線が違っても目的地に到着できるのであれば、
別の路線を利用して、目的地を目指す、ということです。

「バス」は、駅の近くから出ていることが
多いと思いますから、バスでも目的地にたどり着ける場合は
それも一つの方法です。
ただし、バス停の場所によっては危険を伴いますので
この点は、注意してください。
屋根のあるようなバス停ならある程度安全ですが、
外にぽつんと立っているようなバス停の場合は
落雷の危険性も十分にあります。

「タクシー」の場合、よほど遠くでなければ
必ず目的地にたどり着けますし、一度タクシーに
乗車してしまえば、基本的には雷や雨に関しては
安全ですが、タクシーの場合はタクシーを捕まえるのが
難しい可能性が高いです。
落雷で電車が止まれば、当然、他の人も同じように
何とか移動しようとするものですからね…。

「車」の場合は、駅にいる、ということは
車は自宅か、その他の場所に置いてきている、
ということだと思いますので、
いったん家に戻ったりする必要が生じ、
なかなか難しいかとは思います。
ただ、家が近いなど、すぐに車に乗って
移動できる場合に関しては車に乗り換えても
良いのではないでしょうか。

連絡して到着が遅れることを伝える

電車が遅れてしまった場合、
仕事や学校に遅れてしまうことは
ある程度仕方のないことです。

文句を言われたって、どうすることもできないものは
どうすることもできませんからね。

とは言え、何の連絡もせずに無言で遅れてしまうことは
問題です。
対処法としては、「相手に連絡して遅れることを伝える」
ということですね。

落雷などによって、電車が止まってしまっている場合、
基本的には「気を付けてきてください」という対応に
なることが多いと思います。
中には「どうにかして来い!」みたいなところも
あるとは思いますので、一概には言えませんが
ある程度の理解を示してくれるところが
多いのではないでしょうか。

そのため、落雷などで電車が止まってしまい、
職場などへの到着が遅れそうな場合に関しては
早めに連絡をし、その旨を伝える、ということが
大事なポイントになります。

落雷で電車が止まったからと言って
”察しろ”はダメです。
ちゃんと相手に連絡して遅れることを伝える、
ということは最低限必要なことであり、
マナーの一つになります。

ただ、自分の日頃の行いが悪い
(例えば職場での勤務態度が悪いなど)場合は
信じてもらえなかったりする可能性も
ありますので、普段からの行いというのも
とても大事なことになってきます。

今日でなくても良い用事の場合は…?

仕事や学校などではなく
「別に今日でなくてもいいや」というレベルの
用事の場合は、
そのまま諦めて帰宅する、というのも一つの方法です。

ただ、帰宅する際に駅から出て、外を歩く必要が
ある場合などは、雷が酷い場合はいったん様子を見るなど
して、注意するようにして下さい。

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駅から出る場合はどうすれば?

一度、駅のホームに入った場合は
既に改札を通り抜けている状態だと思います。

この場合、駅から出るためには
どうすれば良いのか…と言うと、
迷うことではありません。

駅の改札付近に窓口が大抵の駅には
あると思いますから
そこで、事情を話して返金などを行ってもらうことができます。
(電車が止まっている場合であれば、駅から出ていく人も
 そこそこいるので、問題なく出してくれるはずです)

もしも、雷などで電車が止まってしまっていて、
外に出たい!という場合は駅員の方に声をかけて
指示を仰ぎましょう。
間違っても、強引に改札を飛び越えたりしてしまっては、ダメです。

まとめ

雷で電車が止まってしまうことは
実際にあることです。
電車が止まってしまうほどの雷の場合は、
ある程度強い雨や雷になっている、
ということだと思いますので、
駅から外に出る場合も
細心の注意を払うようにして下さい。

雷を甘く見ている人も、案外多いですが、
本来、決して甘く見て良いものではないですからね。

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