大雪の際に起きるトラブルの一つが
「交通機関の乱れ」ですね。
特に、普段から雪に慣れていない都心部においては
交通機関の乱れが非常に発生しやすいのも事実です。
雪がある程度積もると、交通機関に多大な影響を
与えるのも事実でしょう。
こちらでは、大雪の際の通勤通学に与える
交通機関の乱れとその対処法、注意点を
まとめていきます。
雪が増えてくる季節には、
特に注意しておくようにしましょう!
雪が降れば影響は避けられない!
雪が降れば、交通機関への影響は避けられないと
考えた方が良いでしょう。
実際には、雪が降っても、積もったりするほどでなければ
なんとかなることもありますが、
積雪してしまうレベルの雪が降れば
高い確率で交通機関の乱れが発生します。
そうなってしまった場合は、どのような点に注意
すれば良いのかをそれぞれご紹介していきます。
雪が降れば降るほど、交通機関がどんどん乱れていきますから、
注意が必要です。
事前に天気予報などをしっかりと確認しておき
「明日は雪が降る」という場合は、
予め対策したり、心の準備をしておくことが大切になります。
遅れが出る!
交通機関に遅れが出るのはほぼ確実でしょう。
電車、バス、タクシー、どれでもこれは同じことです。
雪による影響を避けることはできません。
交通機関には遅れが生じて
いつも通りの時間には動かなくなります。
そのため、時刻表通りに運行していることはなく、
場合によっては数時間単位の遅れが出ているようなことも
起きうることです。
対策としては「時間に余裕を持っておくこと」ですね。
遅延があっても、電車やバスが動いているのであれば、目的地に
到着することははできます。
が、交通機関に乱れが生じていて、その動きが遅れていることは
充分に考えられることなので、
いつも以上に、目的地までの時間い余裕を持っておくことが
大切なポイントの一つになります。
混雑する!
大雪であればあるほど、交通機関は混雑します。
特に、電車やバスは凄まじい混雑具合になり、
いつも以上に時間がかかることでしょう。
電車の駅のホームからはみ出るほどの長蛇の列に
なっているのも見たことがありますし、
バスに関しても同じです。
ただでさえ遅延しているのに、利用者も増えていて
大混雑してしまっている、
そんな状況も予想できます。
これも対処法としては「なるべく早めに移動を始める」
ことしかありません。
大雪であればあるほど、混雑具合も酷くなりますから
注意することが必要です。
また、もしも電車が運休になってしまった場合に関しては
電車に乗ろうとしていた人たちがバスやタクシーに
流れ込むことになり、相当な大混雑になってしまいます。
このこともしっかりと頭に入れておかなくてはなりません。
注意するようにしましょう!
運休になり止まってしまう!
一番大きな影響を与えるのが、この「運休」ですね。
電車は特に止まりやすく、
大雪が降った場合などに関しては高い確率で
運転見合わせになることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
運転見合わせになってしまった場合、いつ運転が再開
されるかは本当に不透明です。
数十分で再開されるような場合もあるかと思いますが
雪が降っている場合に関しては、数十分で再開
されるケースは少なく、長い時間運転見合わせが
続いてしまう可能性もあります。
そうなってしまうと、別の交通手段を使うか
学校や職場に行くのをあきらめるか、ということになります。
別の交通手段となるとバスやタクシーになりますが
電車の運休が確定した時点で、この2つは大混雑します。
車や自転車で移動できるのであれば、良いですが
それが出来ない場合に関しては、立ち往生することに
なってしまう可能性も。
ただし、運休ばかりはどうにもなりません。
もしもどうしてもたどり着けない場合に関しては、
早めに会社・学校などに連絡を入れるようにしましょう。
電車が止まってしまってたどり着けない、ということは
仕方のないことです。
しかしながら連絡を入れなければ相手にも分かりませんし、
ただの遅刻・無断欠勤欠席になってしまいますから
もしも到着できないと判断した場合に関しては
”すぐに”連絡を入れるようにしてください。
自分の力で移動する場合も注意!
公共交通機関が止まってしまった!となれば
自分の力で移動するしかない!と考える人も
いるかと思います。
自分の力、とは徒歩・自転車・バイク・車に
なりますね。
ただし、公共交通機関に影響が出ているほどの
大雪の場合は、これらも非常に危険なので注意しましょう。
徒歩の場合は長靴などを利用するようにして、
歩く際も足元に注意しながら、慎重にゆっくり歩いてください。
また、会社や学校までの距離が遠い場合に関しては、
無理をせず、会社や学校に到着できないことを告げた方が良いです。
自転車・バイクに関しては非常に危険なのでおすすめしません。
どうしてもの場合は半分歩くような感じで移動することに
なるのではないかと思います。
いずれにせよ、非常に危険ですし、時間もかかります。
なるべくであれば他の方法を利用した方が
良いかとは思います。
私も自転車で雪の中走行しようとしたこともありますが
非常に危険です。
一番良いのは車でしょうか。
ただし、車もチェーンなど、適切な対応をしていないと
非常に危険ですので、注意しましょう。
また、普段運転に慣れていない状態で、
雪の中車の運転をするのはかなり危険なので、
その点に関しても、注意しておいた方が良いかとは思います。
くれぐれも、油断しないようにしましょう。
最新情報をしっかりと把握する
雪の日の交通機関の乱れ対策としては
最新情報をしっかりと把握しておくことです。
例えば、まずは天気の状況の把握。
予め雪が降ることは、天気予報などで分かるはずです。
そうなれば事前にある程度の対策が出来る場合もあるでしょう。
また、当日も天気予報や雨雲レーダーなどを見れば
雪がいつまで降りつづけるのか、どのぐらい積もってしまうのか
そのあたりのことは、見えてくるかと思います。
そういった部分もしっかりと把握しておくと良いですね。
最後に、交通機関の状況の把握も大事です。
運休になっているのにも関わらず、電車を利用しようと
駅まで行ってしまうのは無駄足ですし、
ちゃんと動いているかどうかをあらかじめ確認することは
とても大切なことになるので、しっかりと確認するように
しておきましょう!
安全第一を心がけて!
大雪の日の通勤通学で心がけるべきことは、
とにかく”安全第一”ということですね。
何よりも優先されるべきなのは安全です。
会社側が出勤を強要するようなこともありますが、
決して無理はしないようにしてください。
可能な限りの努力をすることは大切ですが
通勤通学で大怪我をしてしまった!なんてことになってしまえば
大変なことになります。
”無理はしないこと”
”安全をしっかり確保すること”
大雪の際の通勤通学で優先するべきポイントはこの部分に
なります。
くれぐれも無理はしないように心がけて下さい。
まとめ
地域にもよりますが、特に雪に慣れていない地域の場合は、
大雪による交通機関への影響がすぐに出始めます。
これは、仕方のないことです。
駅員に文句を言うような人も居ますが、
危険な状態で電車を走らせているわけにはいきませんし
そもそも鉄道会社が雪を降らしているわけではないので、
その点に関してはしっかりと理解する必要がありますし、
くれぐれも、駅員などに対して、的外れなクレームを
つけないように注意してください!