雷発生時の運転!雷雨の中での走行の注意点は?

雷が鳴っている最中にも
車を運転しなければならないタイミングは
どうしても出てくるかと思います。

しかしながら、雷の中での車の運転には
危険も付き纏います。

どのような点が危険なのかをしっかりと
理解しておくようにし、
トラブルに巻き込まれないようにする、ということは
とても大切なポイントになるのです。

では、雷発生時の車の運転のポイントと
注意点をご紹介していきます。

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雷発生時の車の安全のために

雷発生時に
車を運転していた場合、
自分の身の安全を守るためにも
しっかりと安全のためのポイントは理解しておくことが
大切になります。

基本的に、車自体に直接落雷してしまったとしても
車が炎上してしまったり、
中に居る人間が、感電してしまって大怪我をしたり、
そういうことはありません。
その点に関しては安心してもらっても大丈夫です
(※落雷に関しては落雷が車に直撃しても大丈夫?の方に
詳しくまとめてありますので、参考にしてみてください)

ですが、危険な行動をすれば、自分の身に危険が及ぶことになりますし
同乗者がいる場合は、同乗者をも巻き込んでしまう可能性も
ありますから、しっかりと注意点については
把握しておくようにしましょう。

では、どんな点を知っておくべきなのか、
それを順番にまとめていきます。

車から降りない方が良い

雷が鳴り始めたからと言って、
慌てて車を止めて、車の外に飛び出したり
しないようにして下さい。
上でも書きましたが、車の中に居る場合、
基本的に、仮に雷が直撃したとしても
中の人が大怪我したりする心配はありません。

むしろ、車の外に飛び出すことで
”車よりも背が高い人間”に直撃するリスクがありますし、
仮に近くに雷が落ちた場合の電流などでも感電する恐れがあります。

もちろん、車の中でも100パーセント安全だと言い切ることは
できないのですが、車の中か、外、どちらが安全なのかと言われれば
車の中の方が安全性は高いです。
そのため、雷が鳴り始めたからと言って、
慌てて外に飛び出さないようにすることが
大切になります。

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車の窓を閉める

車の窓を開けている場合、
安全のため、車の窓を閉めるようにしましょう。
可能性としては低いですが、車の窓を
開けている場合、車の窓を閉めている場合よりも
雷の影響が車内に及ぶ可能性が高くなります。

雷が鳴っている際には大雨を伴っていることも
多いと思いますから、車の窓を全開にしている、
なんてことはないとは思いますが、
もしも開けているのであれば、車の窓は
閉めるようにすることが安全のためのポイントになります。

また、車の窓に顔をくっつけたりだとか
そういうこともできるだけ避け、
距離的にはあまりないとは思いますが
車の窓からは出来るだけ離れるようにすることが
安全のためのポイントのひとつになります。

停電発生時には要注意

万が一、落雷などによる停電が発生してしまった場合、
車自体は、コンセントから電気を取って
動いているわけではありませんから、
停電したとしても動けますが、
信号機などが消えてしまう可能性もあります。

また、夜に停電した場合
街灯やお店の灯りも消えてしまうわけですから
相当暗くなり、視界が悪くなります。

そのため、停電が発生した際には
いつも以上に注意するようにしましょう。
交通事故や予期せぬトラブルの原因になる可能性も
ありますから注意するようにして下さい。

視界も悪くなっているので注意

仮に停電しなかったとしても、
大雨が降っている場合は、視界が
悪くなっていることが予想されますから、
その点に関しては注意しなくてはなりません。

あまりにも暗くなっている場合は
雷が鳴っている時間帯が昼間であったとしても
ライトを点灯するなどして、しっかりと対策を
しておいた方が良いと思いますし、
路面が濡れている場合に関しては、
スリップの危険性もあります。
また、ブレーキを踏んでから完全に停車するまでの
時間に関しても、いつも以上に長くなっていますから
その点に関しても厳重な注意が必要になります。

いずれにせよ、いつもとは異なる部分が
多く出てきますから、その点に関しては
しっかりと注意をしておかなくてはいけません。

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増水によるトラブルに注意

雷が鳴っている際には、
激しい雨を伴っているようなことも多いと思います。
そうなってくると心配なのが、河川の増水ですね。

河川増水によるトラブルには注意しなくてはいけません。
特に、短期間で集中的に激しい雨が降った場合に
関しては、河川の側など、そういった危険が
予想される場所に関しては通らないようにすることが
鉄則中の鉄則になりますし、
低くなっている場所に関しても、
水が溜まってしまっているようなケースが
考えられますから、少しでも怪しい、と思う場所に
関しては絶対に通らないようにし、
少し面倒であっても迂回することを心がけるようにしましょう。

停車する場合は

雷が鳴りだして、もしも停車する場合に関しては
道路の隅っこなど、安全な場所に停車するようにしましょう。
急な激しい雷雨であれば、数十分で通過することもあります。
もしも危険だと判断した場合は、安全な場所にしばらく停車して
嵐が過ぎ去るのを待つのも一つの方法です。

ただし、停車する際に注意したいことは
川の近くだとか、低地だとかそういう場所に
停車しないように注意して下さい。
こういう時はあっという間に増水してしまいますから
その増水に巻き込まれてしまう可能性が
充分にあります。

停車する場合は「場所」に気を付けるようにしましょう。
また、停車後に窓を開けたり、外に飛び出したり
しないように注意が必要です。
上でも書いた通り、不用意に外に出たり
窓を開けたりしてしまう方が、雷などの被害に
あう可能性は高くなってしまいますから、
注意することが必要です。

車の種類によっては…

運転している車の種類によっては
雷によって危険が生じる可能性がありますから
その点は注意するようにしましょう。

例えば、オープンカーであれば、
濡れることを避けることはできませんし、
そもそも大雨に当たった状態で車の運転を
続けることはとても危険なことです。
もちろん、落雷があれば、それが直撃する可能性、
感電する可能性も否定はできません。
また、天井が開くタイプの車だとか、
そういった車に乗っている場合に関しても、
注意することが必要になります。

車の種類によっては雷の影響を
受ける可能性もありますので
注意をするようにして下さい

外出しないのが一番

どうしてもずらせない用事だったり、
外出中に雷が鳴りだした場合は
仕方がありませんが、
本当に安全性の面を考えるのであれば
一番良い対策方法は
”外出しないこと”です。

外出せずに家で大人しくしている…。
後回しにできる用事だったり
わざわざ出なくても良いタイミングだったりする場合は、
雷や雨が落ち着いてから外出した方が
身の安全のためです。

雷の影響を受ける可能性は低いとはいえ、
100パーセントではありませんし
大雨による事故や被害が起きないとも限りませんから
その点に関しては注意する必要があるのです

まとめ

雷が鳴っている最中の注意点をまとめました。
できれば、雷の最中には外出しないのが
一番なのですが、どうしても車を運転する場合、
もしくは移動中に雷に巻き込まれてしまった場合に
関しては、上記のような点に注意しましょう。

雷への注意ももちろんですが、
雷以外の部分(大雨や交通事故)にもしっかりと
注意しなくてはなりません。
注意点をしっかりと押さえておき、
事故などを起こさないようにする、ということは
とても大切なことになるのです。

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