震度1について!危険性は?影響や注意点などを徹底解説!

地震には揺れの強さを示す「震度」というものがあります。

では、そのうちの「震度1」とは
どの程度の地震のことを示すのでしょうか。

この点について詳しく解説していきます。

なお、震度の数字は「1」が最低ではなく
「震度0」というものも存在しているので、
この震度1は下から2番目の震度ということになります。

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かなり小さな揺れ

「震度1」は基本的にはかなり小さな揺れと
なっており、家の中にいたり、静かにしていたりすると
気付く場合もありますし、
揺れやすい場所(例えば高層階など)にいれば、
気付く程度には揺れを感じることもありますが
「強い揺れ」ではなく、
大きなトラックなどが通行したときの振動や
工事の振動の方が強い場合もあるぐらいです。

気象庁の震度の説明文にも
「屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる」
と、例えられており、
気付かない人も多い、ということが明言されています。

被害が出ることはあるの?

震度1の地震で被害が出ることは
まずありません。
と、いうのも震度1でモノが崩れたりすることは
あり得ないことだからですね。

仮に震度1で建物が崩れてしまうのであれば
トラックが近くを通るだけで、その建物は
崩れる建物だということです。
国内において、そんな建物は法律上も建築できないと思いますから
人的被害も、物的な被害も出ることは
震度1の場合はまずありません。

例えば少しの揺れも致命傷になるようなことを
している最中(トランプを積んでいたなど)だとか
そういった場合はそれが崩れたりするかもしれませんが
そういう特殊な事例以外、震度1で何らかの害を被ることは
まずないかと思います。

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慌てて行動しないようにだけ気を付ける

震度1でも急にミシッ!と家が音を立てたりだとか
明らかに地震だと分かるようなケースもあります。

そんな場合に、慌てて移動してしまうような人も
いるとは思いますが、
それには注意してください。

震度1で人間が怪我をするかもしれない
数少ないパターンとしては、
地震に驚いて慌てて階段を駆け下りようとした際に転倒
してしまって…だとか、
そういうパターンです。

慌てて行動したりするようなことがなければ
怪我をすることもなかったのに
慌てて行動したことによって怪我をしてしまう…
と、いうことですね。

震度1でそのようなことが起きるケースは
ほぼ聞きませんが
震度3ぐらいになってくると
そういった怪我の事例もたまに聞くようになりますし
もちろん震度1でも慌てて階段を駆け下りようとして
転倒したりすれば、地震自体の揺れとは
関係のないところで怪我をしてしまう可能性はあります。

もちろん、素早く行動することも大事なことでは
あるのですが
”素早く行動する”のと”慌てて行動する”のでは
似ているようで全く異なることです。

地震が発生した際に瞬時に”あ、これは震度1だな”というのは
分からないでしょうから慌てる気持ちは分かるのですが、
それでも震度1で唯一怪我をするとすれば
”慌てて階段を駆け下りた場合”などに限られてくるので、
この点は気を付けるようにしましょう。

津波や停電など、他の影響が出る可能性は?

震度1であれば、ほとんどの場合、津波・停電などの
心配はありませんが、
”最大震度1の場合の震度1”と、
”最大震度が6などの高い数字の場合の震度1”では
事情が異なってきます。

例えばどこかで最大震度6レベルの地震が
発生したとしても、震源地から離れていれば
”自分のいる地域は震度1だった”と、いうことは
実際に起こりえることです。

この場合の前者の場合(最大震度1や2など小さい場合の震度1)であれば、
基本的に停電・津波など地震により生じる可能性のある
二次的なものに関しても、それが起きる可能性は
非常に低いです。
(特に津波はまず起きないでしょう)

ですが、例えば自分の地域では
震源地から離れていたために震度1で済んだ場合でも、
震源地周辺では大きな地震だったような場合は、
何らかの影響が出る可能性も否定はできません。

このように、”自分の地域の揺れ”以外の部分で、
同じ震度1でもその後の影響が異なってくる可能性は
ありますので、
軽い揺れだったとしても、
地震が発生した場合に関しては、念のため
最新の情報を確認しておくようにすると、
安心できるかと思います。

震度1発生後に注意するべき点は?

震度1であれば、特に過剰に心配する必要はなく、
揺れが収まったのであれば、
いつも通り、生活していても問題はないでしょう。

ただ、前述の通り、自分の地域では震度1でも
その地震が小規模な地震であったかどうかは
分かりませんので、
念のため、地震情報だけサックリと確認しておくことを
おすすめします。

地震の情報を確認して、特に問題がないようであれば、
あとは特に気にする必要はありませんので、
いつも通り生活していて大丈夫です。

震度1が発生した場合でも、それが今後の地震に繋がる、とか
そういう事例は非常に少ないので、
”大きい地震の前触れなのかな”とか、
そういうことは、震度1が数回来る程度では
心配する必要はありません。

まとめ

震度1の地震で注意するべき点としては、
”地震が発生した際に慌てすぎないようにすること”と、
”地震の情報は念のため確認してこと”
この2つですね。

これさえ注意しておけば
”震度1”であれば、あなたが怪我したりする可能性は
限りなく低いです。

ただ、地震発生時に瞬時に”あ!これは震度1だ!”みたいな
ところまでは分からないと思いますから、
その時は、震度1だろうと、何であろうと、しっかりと
身を守る行動をとるようにしましょう。

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