京都府南部を震源とする地震を解説!どんな傾向があるの?

「京都府南部」を震源とする地震…

普段、あまり聞かない場所のような気がする…
と、思う方も多いかもしれませんが
京都府南部を震源とする地震は、
定期的に発生しており、
毎年必ず複数回発生している場所です。

思っている以上に京都府南部を震源とする
地震は、実際に地震のデータを見ていると
多いことが分かると思います。

では、そんな京都府南部の地震について
解説していきます。

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活発化する時期と鎮静化している時期がある

京都府南部の地震は
比較的回数が増えている時期と、
あまり来ない時期を繰り返しているような
感じになっており、
例えば、2022年の3月以降は、地震の回数が
比較的多い傾向にあるほか、
2021年の10月、2018年の7月以降から秋ごろまで、
など、これまでにも「地震活動が比較的活発化している時期」
というものは、定期的にある場所です。

来ない時期は半年近くほとんど地震がないようなことも
ありますが、一度ある程度活発化すると、
1カ月に複数回の地震が発生するなど、
多い時期と少ない時期がはっきりとしている場所に
なっています。

地震の規模としては近年の地震では、
京都府南部を震源とする地震は
小規模~中規模程度のものに留まっています。

近年、大きな地震は発生しているの?

”京都府南部”を震源とする
大きな地震は近年では発生していません。

京都府南部を震源とする地震自体は
2010年以降で100件以上は発生していますが
そのほとんどが震度3以下の地震となっており、
大きな地震に関しては発生していない状態に
なっています。

震度4自体も、2010年以降、現時点(2022/5)では、
合計で3回しか発生しておらず、
京都府南部と同じぐらいのペースで地震が
発生しやすい他の地域と比べてみても、
その地震の規模は小さいものが多い場所になっています。

震度5弱以上に関しては
近年では発生していません。

そのため、地震の回数自体は
上でも書いた通り、多くなる時期はそこそこの頻度で
ありますが、
地震の規模自体は小さいものが多く、
京都府南部自体を震源とする地震では
被害が出るような地震は最近では起きていません。

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他の震源地も多数存在する場所

↑で書いたのは、あくまでも
”京都府南部”を震源とする地震のお話です。

京都は、京都府南部の地震でしか揺れない…
と、いうことではありませんので、
当然、周辺の他の震源地で地震が発生すれば、
その規模によっては、京都も強い揺れに
襲われたりする可能性はありますし、
過去の記録を見ると、
京都府南部周辺の震源地で
規模の強いものが発生しているケースは、
多数存在しています。

そのため、”京都府南部を震源とする地震で
大きいモノが来なかった”としても、
他の震源地の地震で、京都自体も、
大きな揺れに襲われる、という可能性は
ありますので、
京都の地震=京都府南部だけ、とは
思わないようにしましょう。

これは、他の地域でも言えることですが、
地震は、自分の住んでいる場所を震源としていなくても
当然、周囲で大きな地震が起きれば
その被害を受けるものですから、
この点は勘違いしないようにして下さい。

京都府南部自体の過去の地震活動は?

震源地が”京都府南部”で大きな地震が
起きた、というケースは
近代では発生しておらず、
”どこが震源地か”具体的な記述が残っていないような
時代まで遡れば分かりませんが、
少なくとも近代においては、
”京都府南部”自体を震源としているような
大きな地震は発生していません。

先程も書いたように、京都府南部での地震自体は
発生しますが、規模で言えば小規模から中規模のものが
中心となっていて、
むしろ、この地域の場合は
”他の周囲の震源地で発生した地震”による地震による
被害などの方が目立っている…
と、いうのが現状です。

小さな地震が続いている場合、注意は必要なの?

京都府南部で小さい地震が続いている場合、
注意は必要なのかどうか。

これに関してまず、大前提として
「地震活動に絶対はない」ということは
覚えておいてください。

例えば、どんな専門家が”絶対大丈夫”と言ったとしても、
その専門家は神様でもなんでもなく、一人の人間です。
人間に”絶対”地震がどうこう、ということは
分からないのです。

ですので、地震がどう起きていくか、あるいは起きないのか、
と言う点は過去のデータを見つつ、あくまでも”予測”
していくしかないわけです。

京都府南部の部分で言えば、
基本的には”小さな地震が比較的多く起きる時期”というのは
最初の方でも書きましたが定期的にあることです。

そのため、ある程度地震が多く感じるぐらいであれば
”特別異常な地震活動”とは言えず、
実際に、過去にも小さな地震が比較的多く発生していた時も
”大きな地震”は発生せずに、そのまま地震活動が
鎮静化していることは、よくあったことです。

また、他の地域の話をしても
”小さな地震が頻発した”=”大きな地震が来る”ということではなく、
もちろん来ることもありますが、
来ないでそのまま地震の回数が減っていくようなことは、
よくあることです。

なので、小さな地震が頻発しているようなタイミングで
過剰な不安を煽るような人もいますが、
案外、”そのまま地震活動が沈静化していくこと”は
多いので、そういう点は、ちゃんと理解しておきましょう。

ただし、回数があまりにも多い場合、
地震活動が活発化していること自体は事実ですので、
そういった場合には、備えなどを今一度見直しておいたり、
いざという時のための避難場所を再確認しておいたり、
そういったことはしておいても、損ではないと思います。

何もなければないで、再確認の良いきっかけになった、
ということで良いと思いますし、
万が一大きな地震が発生してしまったとしても、
事前に備え・確認しておいた、ということは
必ずプラスに作用してくれるはずです。

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今後、大きな地震が発生する可能性はあるの?

これに関して言えば、少なくとも日本では
京都府南部に限らず、
”どこの場所であろうと”その可能性は0パーセントではありません。

過剰に心配する必要はありませんが
日頃から、最低限の知識を身に着けておくこと、
避難経路や避難所などを頭の片隅にでも良いので入れておくこと、
最低限の防災グッズなどは用意しておくこと、などを
それぞれ心がけることができれば、
もしも何かが起きた際にも、
自分の身の安全を守ることができる確率は飛躍的に上がります。

当然、誰かと一緒に暮らしていたりするのであれば、
その一緒に暮らしている人の命も守れる可能性が
大幅に上がりますので、
こういった、”準備”はしっかりとしておき、
後は定期的に見直し(防災グッズや避難経路)などを行うようにしつつ
普通に生活をしていく、という感じがベストです。

過剰に反応する必要はありませんし、
普段は普通に生活しているべきですが、
こういった”最低限の備え”は準備しておき、
いざという時のために行動できるようにしておく、
ということは大事なことですね。

まとめ

京都府南部を震源とする地震は
定期的に活発化する傾向にあり、
地震が多くなっているタイミングでは
不安を感じる人も当然増えると思いますし、
そういった不安を煽るような人も
当然出てきます。

ですが、何度も地震の多い時期・少ない時期を
繰り返していて、少ない時期の間に
細かい地震の頻発は、多くの人が忘れているだけなので、
細かい地震がある程度増えること自体は
珍しいことではありません。

ただし、珍しい時期ではない、と言っても
大きな地震が発生する確率は0.0パーセントではありませんし、
周辺には「京都府南部」以外の震源地もたくさんありますから、
日頃から「備え」は最低限、用意しておくことは、大切です。

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