自然災害や悪天候時の車の運転!安全?危険?注意すべき点は?

地震や火山の噴火などの自然災害や
台風、竜巻、雷などの悪天候…

そういった状況で車で移動することは
危険なのかどうか。
それぞれの現象ごとに
お話をしていきたいと思います。

安全になるものもあれば危険になるものもあります。

それぞれの場合の
車の運転についてしっかりと覚えておき、
いざという時にトラブルに巻き込まれて
しまったりすることのないように
注意していきましょう。

それぞれの自然災害ごとのポイントを
まとめていきたいと思います。

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車は安全?危険?

これは、その時起きていることにもよります。
徒歩で移動するよりも安全な場合もあれば
逆効果な場合もあります。

例えば、雷が鳴っている場合などは
徒歩で歩くよりもその安全性は
髙いと言えますが、
竜巻などが近づいている場合に関しては
徒歩の方が小さな道も移動できるために
安全な場合もあります。

それぞれの自然災害ごとに、しっかりと安全なのか
危険なのかを理解しておき
対策をしていくようにしましょう。

地震発生時は…?

地震発生時の車での移動は危険です。
まず、地震が発生した際には
小さな揺れであればそのままスルーしても良いですし
地震後も特に気にする必要はありませんが、
大きな地震の場合は、道路の端に寄せて
停車するなどして、身の安全を確保
するようにして下さい。

そのまま走りつづけたりするのは危険ですし、
まずは停車できる場所で落ち着いて停車し、
身の安全を確保するべきです。

その上で、揺れが落ち着いたら
そのまま走れそうであれば
走行しても良いですし
大きな揺れだった場合で、
走行が困難だと判断した場合は、
道路の端に止め、
鍵はそのままにして
移動する、というのが基本になります

(鍵をそのままにすると盗まれるんじゃないか
という心配があると思いますが
震災発生時などは鍵を抜いて移動してしまうと
救急車両の通行の妨げになった場合などに
移動できずに混乱が生じてしまうためには
鍵はそのままにしておく、ということが
基本的な対応になっています)

なお、大きな地震であった場合は
まともに交通できる状況ではなくなっている
可能性が非常に高いですから
その場合は車は使い物にならないかと思います

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雷が鳴っている際は…?

雷が鳴っている状況では、
車での移動は、雨にさえ注意すれば
比較的安全です。
少なくとも、徒歩よりは安全でしょう。

雷に関して言えば、確かに
車に落雷する可能性もあるのですが
仮に車に落雷した場合でも
車が爆発・炎上したりしてしまうことは
基本的にはないとされていますし
(そういう実験も過去に行われています)
中の人間が感電してしまうことも
基本的にはありません。
車が突然停電のような状態になって
交通事故を起こす、みたいなことも
ありませんから
その点は安心しても良いと思いますし
万が一落雷が発生しても中の人間には
影響がない、ということで
この点は徒歩よりも安心
できるのではないかと思います。

ただ、雨に関しては注意が
必要ですので、その点は
しっかりと注意を
しておくようにしましょう。

台風の際は…?

台風直撃時にはどうか…。
これは、徒歩よりは安全ではありますが
危険であることには変わりないために
注意はしましょう。

雨も降っていると思いますから
いつも以上にスリップだとか
そういったことに注意をしなくてはいけませんし
交通事故のリスクなどは高まります。

ただ、台風の中、徒歩や自転車で
移動することに比べればはるかに安全なのも
事実ですから、台風の際は、
車を利用して移動するのも一つの方法です。

”何かが飛んでくる可能性”がある、ということに
注意することと、
大雨の場合は、浸水している箇所などが
あるので、その点に注意することなどは
しっかりと覚えておくようにしましょう。

竜巻発生時は…?

竜巻発生時は、車の利用は
あまりおすすめできません。
と、いうのも竜巻の速度は非常に早く
車では逃げ切ることが基本的にはできません。

竜巻の速度も完全に「こうだ!」と
決まっているわけではなく、早いものもあれば
遅いものもあるのですが
竜巻と車の進行方向が被ってしまった場合
車で逃げ切ることは難しいですし
竜巻の規模によっては
大きな被害が出てしまうことも想定されます。

実際の話をすれば、何の障害物もない
直線で、車が全速力で逃げれば
よほど早い竜巻でなければ
逃げ切れるでしょう。
ただ、現実問題、普通の道路を
止まることなく全速力で車で走ることは
不可能です。

信号待ち、周囲の安全、カーブ…
色々ありますよね。
ですから、竜巻より速度が出たとしても
逃げ切ることはできない、ということです。

竜巻から身を守るためには頑丈な建物に
避難することになります。
車では逃げ切ることができない場合もありますから
その点は、注意しなくてはいけません。

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大雨の場合は?

大雨が降っている際には
浸水などに注意しましょう。
浸水している箇所を通行してしまい
身動きが取れなくなった車の映像などを
見たことがある人も多いかと思います。
低い場所や川の側など、そういった危険が
予測されるような場所に関しては
通行しないようにする、という工夫が
必要になります。

また、スリップだとか
ブレーキだとか、そういった部分にも
注意しましょう。
大雨の場合に車に乗って移動するのは
全然問題はありませんし
雷、台風などにも強いのは事実ですが、
交通事故のリスクは高まりますから
そういったことになってしまわないように
注意する必要があるのは事実です。

大雪の場合は?

これも注意が必要ですね。
自転車やバイクで移動するよりは
安全ですが
タイヤのチェーンなど、
しっかりとした準備をしていない
状況で走ると、スリップなどを起こし
大事故を起こす可能性があります。

自分は大丈夫、などと思い込んでいると
本当にそうなってしまう可能性もありますから、
しっかりと雪の日の走行についてを
理解し、安全な走行をする必要があります。

それができなかったり、
自分の運転に自信がない場合に関しては
雪の日の運転はやめておいた方が
良いかと思います。

事故を起こしてしまってから
後悔するのでは遅いですから
その点は、ちゃんと覚えておかなくてはいけません。

火山噴火発生時は?

これは、噴火の規模がどの程度
だったかにもよりますね。
噴火の希望が小規模だったり、
ある程度大規模でも、範囲が限られているような
限定的なものだったりする場合は、
そのまま走行しても問題は
ないかと思います。

が、大規模な噴火が起きた場合で
降灰などが酷く、とても車が
走れるような路面状況ではない場合などに
関しては、車での走行は難しいでしょう。

そこまでの大噴火が起きることは
あまりありませんが、
噴火が起きてしまった場合に関しては
しっかりと周囲の状況を把握しながら
運転する、しないを決めて行くように
することが大事になります。

火山噴火でもそうですし、
他のことでもそうですが
あまり無茶をしすぎると結果的に
自分にマイナスが降りかかることに
なってしまいますから、無茶は
し過ぎないように、注意して下さい。

まとめ

自然災害発生の車の運転には
細心の注意を払うようにしましょう。

台風や雷など、
歩いたり、自転車で走行したりするよりも
車に乗っていた方が安全なケースもありますが
注意するべき点はそれぞれありますから
そういった点を理解しておき
安全運転をするようにする、
というのはとても大事なことです。

事故を起こしてしまってから後悔
したのでは遅すぎますから
しっかりと安全のための知識は
身に着けておくようにしましょう。

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