野球の試合中や観戦中に雷が鳴ってきた場合の注意点!

野球の試合をしていたり
観戦していたりする場合に
雷が鳴ってきたら…。

これは、実は非常に危険な状態なので
しっかりと注意点を把握し、
理解をしておき、
安全のための行動を取らなくてはいけません。

実際に野球の試合中に雷に打たれて
命を落とす、などという事例も
過去には発生していますから
雷を甘く見てしまわないことです。

雷は、時に人の命をも奪う可能性のある
非常に恐ろしいものである、ということは
しっかりと頭の中に入れておいた方が、
良いでしょう。

では、野球の試合中や観戦中に
雷が鳴り始めてしまった場合の注意点や
安全対策について、
解説をしていきたいと思います。

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雷が人に落ちる…

雷は、人間に落ちる可能性もあり、
人間が落雷を受けてしまうと、
命を落とす危険性もありますし、
大怪我をしてしまう可能性もあります。

運が良ければ軽いけがなどで
済むケースもありますが、
こればっかりはなんとも言えませんし、
命を落とす危険性もある以上、
へらへらと雷に打たれるようなことは
非常に危険なことですので、
注意をしておかなくてはいけません。

特に、雷は”広い場所”に居る場合
人間に非常に落ちやすいものになっているため
野球場に居る場合は、注意をしなくてはいけないのです。

これは、何故かと言うと、
雷は”高いもの”に落ちる習性があります。
野球場は規模にもよりますが
広い場所が多く、野球場のグラウンドに人間が
立っている場合
”人間が一番高いもの”になってしまい、
そうなってしまうと、試合中の
人間に雷が落ちてしまう可能性が
高まってしまう、ということになってしまいます。

野球場に限った話ではなく、
運動場だとか、周囲に高いものが
あまりないような場所に人間が立っていると
人間に落雷する可能性は
飛躍的に高くなってしまいます。

そうなってしまわないためにも、
野球場に居る場合は
注意をしなくてはいけません。

雷が鳴ってきたら…

一番の安全対策としては、
野球の試合中に雷が鳴って来てしまった場合、
とにかくまずは避難をする、ということです。
事前の予報だけで試合を中止したりするのは
なかなか難しいと思いますから、
雷が実際に鳴り響いて来たら、ということに
なるとは思いますが、
そのまま試合を続けていると
上にも書いたように、雷が野球選手や
審判、関係者などに落雷する恐れがあり、
非常に危険なことです。

そうなってしまってから後悔しても
どうにもなりませんから、
そのようなことにならないように、
早め早めに避難などを
行うことが大切になります。

また、観戦している人にも
当然危険が及ぶ可能性がありますから、
試合の進行の責任者は
早い段階で試合を一時中断するなり
試合を中止する判断を下すなり
しなくてはいけません。
何か被害が起きてからでは
遅いですし、人間が雷に
撃たれてしまった場合、
高い確率で大怪我、最悪の場合は
命を落とす可能性もありますから、
その点もしっかりと注意しなくては
いけません。

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選手の立場での判断は難しい

個人的に仲間内で
遊んでいるような場合であれば、
自分たちで「この雷は危険だな…」と
判断し、試合を中断したり中止にしたり
判断することができると思いますが、
プロ野球だったり、社会人野球だったり
高校野球だったり、公式的な試合の場合は
選手個人で「これは危ない」と判断することは
難しいです。

危ないと思ったとしても、
運営側が「試合中止」や「試合中断」の判断を
下さない限り、試合は続くでしょう。

そのため、この判断は運営側が
しっかりと下さないといけませんし、
雷が鳴ってきた場合にどのように
対応するべきなのか、ということは
運営する側がしっかりと理解しておき、
すぐに対応できるようにしておかなくてはいけません。

中断か中止か

雷が鳴ってきた場合、
「中断」にするのか「中止」にするのか
判断を強いられることになるかと思います。
そのまま試合を強行してしまうことは
場合によっては大参事に繋がる可能性が
ありますから、早い段階で判断していくことが
大切になります。

雷の場合は、プロ野球の試合などでも
屋外の球場の場合は中止になることが
ありますから、試合が一度始まってしまった場合でも、
慎重にどのように対応するかを判断していく
必要があるのです。

ただ、雷も、その時によって
鳴り方は大幅に異なり、
短時間で鳴りやむような場合もありますし、
1日中だらだらと雷が
鳴りつづけているようなケースも
存在します。

前者の場合は、一時的に試合を中断し
天候が回復するのを待つことで
試合を再開することも可能かもしれませんが
後者の場合に関しては
試合の継続は、その日は困難になるでしょう。
そのため、前者の場合は中断のあとに
再開、という流れを視野に入れても
良いかと思いますが
後者の場合に関しては
中断のあとに再開する、というのは
非常に難しいことになると思いますし
現実的ではありません。

気象庁の雨雲レーダーや雷レーダーを
見たり、天気予報のサイトなどを
見たりしていれば、このあたりの予測は
つくと思いますから、
しっかりと情報を確認し、
今後、天気がどのようになるのかを計算し
対応を考えていくようにしなくては
いけません。

すぐに天気が回復するのに中止となれば
代わりの日程などを組むのが大変になりますし
観客からも不満が出る可能性は高まります。

が、逆に、回復する見込みがないのにも
関わらずいつまでも粘っているのは、
これまた逆効果でしかありませんから
その点は注意をし
しっかりとした判断が求められます。

個人的な予定なのであれば…

公式の試合だとか
相手が絡むような試合だとか
そういったものでは難しいとは思いますが
個人的なレベルでの試合だとか
友達と遊ぶ程度の野球の試合であれば
天気予報によっては”中止”にすることも
一つの大事な決断になります。

注視にしないまでも日程を
色々とずらしたりすることで
上手く悪天候の日を避ける、ということは
大事なことになると思いますから
しっかりと対応をしていきましょう。

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夏場は特に注意

雷がより発生しやすい季節、夏場は
特に注意をしなくてはいけません。
夏場だと、午前中は晴れていても
急激に天候が悪化して
ゲリラ豪雨などに見舞われる可能性もありますし、
予報が出ていなくても、急激に天気が
崩れるようなケースもあります。

そういったケースもしっかりと頭の中に入れておき
夏場は特に天候の変化に
注意をするようにしましょう。

30分前には青空だったのに
30分後には大雨になっていて
雷も鳴っている、なんてことは
本当にあることですから
その点に関してはしっかりと注意を
するようにしなくてはなりません。

万が一が起きないように

落雷による被害が発生する可能性としては
年間の件数で見てみると
そんなに高いものではありません。

しかしながら、万が一
落雷による事故が発生してしまうと
大きな被害が発生してしまう可能性は
非常に高く、その点に関しては
気をつけなければいけません。

”万が一”が起きてからでは
遅いので、そういったことが
起きないように、しっかりと考えていく、
ということも野球の試合をする、
運営する上ではしっかりと
考えて行かなくてはならないことなのです。

まとめ

野球の試合が屋内であれば
問題ありませんが
屋外の場合は、雷が落ちてしまう
環境が見事に整ってしまっているので
その点には気を付けるようにし、
事故が起きないよう、配慮
していきましょう。

再三書きましたが
”何かが起きてから”では
遅いのでその点、しっかりと考えて
対応をしていく必要があるのです。

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