雷は、いつ発生するか分かりません。
地震などとは異なり、
事前に天気予報などである程度の予測はつきますし、
発生前に雨雲が発達してきたら分かるので、
事前に知ることはできますが、
それでも、人間の都合に合わせて発生したりだとか
そういうことはありませんので、
どんなタイミングで雷がゴロゴロと鳴りだすのかは、分かりません。
当然、学校にいる間も雷が発生することは
あるでしょう。
今回は、学校にいる間に雷が発生してしまった場合
どのように対応すれば良いのかを
まとめていきたいと思います
雷から身を守るためのポイント!
学校にいる間に雷が鳴りだす…
当然、そういうこともあるでしょう。
小学校、中学校、高校、大学…とずっと
進学していくにあたり、必ず、雷が鳴るような日は
何度も何度もあるかと思います。
基本的に、学校では
校舎内にいれば、それほど大きな危険はありません。
校舎の中にいたのに雷の被害を生徒が受けてしまった、
などというお話は聞きませんし、
学校の校舎内にいた場合は、大きな心配はいらないでしょう。
しかしながら、
自分の行動によっては100パーセント安全!というわけでは
ありませんから、その点には注意しておく必要が
あるかと思います。
学校にいる最中に雷が鳴った際の
安全のためのポイントを、それぞれご紹介
していきたいと思います。
外に出ない
基本的に、雷が鳴っている間は
無理に外に出ないことをおすすめします。
体育の授業(雨が降ってない場合)などで外に
出ることになる可能性はありますが
(この場合は、先生がしっかりと安全について判断するべきです)
そうでなければわざわざ外に出る必要はありません。
昼休み中だったり、
自由に外に出ることのできるタイミングがは
あるかと思いますが、
そういったタイミングで外に出れば
身を危険に晒すことになります。
雷による人的被害は
実際のところ、交通事故よりもはるかに少ないです。
しかしながら、実際に雷に打たれている人もいますし
大怪我した人、命を落とした人がいるのも事実。
可能性は限りなく0に近かったとしても、
運が悪ければ、雷による被害を
受ける可能性は実際にあるのです。
そのため、雷を侮らないようにすることが大切ですし
”無駄に外に出ない”ということはとても重要なポイントに
なってくるのです。
特に、校庭などの広い場所は
雷が落ちやすい場所の一つです。
何もない広い所に人間が立つ、というのは
非常に危険なことであり、
そういった落雷事故が起きているのも事実ですから、
出来る限り外には出ないようにしましょう。
基本”高いものに落ちる”特性が雷にはあるので、
広い場所に立っていることで、
”人間”が周囲では一番高いものになってしまいますから
注意が必要です。
また、屋上も同じことです。
雷が鳴っている最中に屋上に行くことは
非常に危険なことなので、
注意しましょう。
これも、校庭と同じように、広い屋上の上では
”周囲のもので一番背の高いもの”に人間が
なってしまう可能性がありますから、
注意しなくてはいけないのです。
窓の側に注意
可能性としてはこちらも低いのですが
”窓の側”には注意しなくてはなりません。
例えば、近くに雷が落ちた際に、その電流が
窓から入って人間に当たったりするようなことも
実際にあるのです。
そのため、雷が激しく鳴っている際に
窓から外を見つめていたりすれば、
その雷が直撃してしまって、
大怪我をしたりする可能性も実際にあるのです。
もちろん、可能性としては非常に低いものではあるのですが、
それでも、0ではないので、しっかりと注意をしておくことは
大切なポイントになるのです。
窓から外を覗きこんだりしていない場合に関しても
不用意に窓に近づいたりだとか
そういったことはしないようにすることを
強くおすすめします。
体育の授業など
体育の授業などを外で行うのは
危険も伴います。
前述のとおり、校庭などの広い場所に居る場合は、
雷が人間に当たる可能性も上がります。
そのため、雷が強くなってきた場合に関しては
出来るだけ外で授業をしないことが
望ましいと言えます。
もちろん、雷と共に大雨が降っていたりすれば
外で体育の授業を行うようなことは基本的には
ないかと思いますが、
雷だけが鳴っているようなケースの場合は
先生によっては、外で授業を行う可能性も
0ではありません。
こればっかりは先生の判断になってしまいますし
生徒の側から「先生、雷が鳴っているので」なんて
なかなか通用しないのも事実だと思います。
先生の側のしっかりとした対応が求められます。
件数としては少ないですが、
雷の最中に外で体育の授業をやっていれば
生徒も、先生も雷による影響を受ける可能性は
0ではありませんから、本来であれば
雷鳴の鳴り響く中、外で体育の授業を
するべきではありません
下校のタイミングだったらどうする?
下校するタイミングで雷が鳴っている場合に
関しては、自分自身で判断することが大切になります。
夜遅くまで、というのは無理だと思いますが
放課後に「すぐに校舎から出て行け!」なんてことは
あまりないと思いますから、
すぐに雷が落ち着きそうなのであれば
本来は校舎内で待っていた方が安全であるのは確かです。
可能性が低いとは言え、下校中に
雷などの被害を受ける可能性もありますから
多少の雷であればともかく(それでも危険性は0パーセントではありません)
酷い雷の場合は、できれば少し様子を見た方が
確実なのは確かです。
が、学校が終わったら早く帰りたい!という気持ちも
充分に分かりますし、
遊びに行きたい!という気持ちも十分に分かります。
そのため、もしも下校するのであれば
なるべく広い場所は避け、木の近くなども避けつつ、
あまり寄り道せずに帰るようにしましょう。
また、落雷とは直接は関係ありませんが
雷と一緒に雨も降っているような場合に関しては
河川などに近づかないようにすることも大切です。
増水した河川というのは人間の予想以上に
恐ろしいものですから、油断しないようにして下さい。
登校時間に雷が鳴った場合は?
上で紹介した下校時間とは異なり
登校時間に雷が鳴っている場合に関しては
家で様子を見る、ということは難しいです。
例えば、大雨警報などが出ている場合に関しては
学校が自宅学習になったりするケースもありますが
雷だけの場合に関しては、
基本的にそういった対応はないはずです。
雷が酷い場合でも、学校に遅れれば
遅刻にされてしまいます。
そのため、雷でも登校しないといけなくなってしまいます。
対処法としては下校の時と同じように
「なるべく寄り道をしない」「広い場所を避ける」
「水の周辺を避ける」「木の近くを避ける」など
安全面に配慮しつつ、登校するようにしましょう。
また、遅刻しない範囲内で登校時間を遅らせることも
1つの方法になりますし、親などが
車で送ってくれたりする場合に関しては
お願いするのも一つの方法であるかと思います。
”登校中に雷に打たれて”なんてニュースは
まず聞きませんが、それでも可能性は0ではない、
ということは覚えておかなくてはなりません。
まとめ
学校にいる最中は、それほど危険はないとは思いますが
説明してきた点には気を付けることの出来る範囲で
気を付けた方が良いかと思います。
巻き込まれてしまう可能性に関しては決して
0パーセントではありませんし、
もしも雷による被害を受けたら、大怪我してしまう可能性もありますし
最悪の場合、命に関わってくる可能性もあります。
そういったことになってしまわないためにも
注意できる部分に関しては、注意しておくべきと思います。