電車の中で地震に遭遇した場合はどうすればいいの?流れを解説!

地震はいつどこで発生するか分からないので
どんな場面でも、発生してしまったら対応しなくてはいけません。

たとえそれが「電車に乗っている場合」でもです。

もしも、電車に乗っている場合、地震に遭遇してしまったら
どのように対応していけば良いのでしょうか。

対応方法を間違えてしまうと、周囲に迷惑をかけたり、
自分が危険な目に遭ってしまう可能性もありますから、
しっかりとした行動を身につけておきましょう。

知識を蓄えておく事は大切なことです!

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乗車中の地震発生時のポイントと注意点!

電車に乗車中、地震が発生する可能性は十分にあります。
地震の発生タイミングは人間が選べるわけではないので、
当たり前のことですが、運悪く、変なタイミングで
地震発生してしまうことも十分に可能性としては
考えられるわけです。

電車でも、当然そういうことはあり得ます。

小さな地震であれば、電車はそもそも元々揺れていますから
気付かないとは思いますが
大きな地震の場合は気づかない、というわけにはいきませんし、
安全な方法で避難しなくてはなりません。
注意点やポイントを見ていきましょう。

電車が停車する

最近では、緊急地震速報と連動した自動ブレーキなどが
導入されているほか、されていない車両でも
強い地震が発生すれば、電車は停車することになります。

この際に電車の中も激しく揺れる可能性が高いですから
つり革や手すりにつかまっておくことは非常に大切です。
また、転倒などにも注意しましょう。

電車の脱線についてですが、
これは、過去に事例があるとは言え、そこまで強く心配するほどの
ことではありません。
基本的には電車が無事に停車できるケースが多いです
(100パーセント脱線しない、というわけではありません)

脱線してしまっているケースなども0ではありませんが、
そんな心配をしていたら電車には乗れなくなってしまいますし、
基本的には脱線する可能性は低いです。
また、トンネル、線路などの崩落による事故も、
最近では補強工事なども随時行われていますから
昔に比べると圧倒的に安全になっていますから、
そのあたりも怖がってしまうぐらいに不安に思う必要は
ないかとは思います。

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パニックを起こさないようにする

地震災害時の危険を呼ぶ行動の一つが「パニック」です。
決してパニックを起こさないようにして、
電車内でパニック行動を起こしたり、慌てて勝手に
外に飛び出さないようにすることが大切です。

とりあえず、電車が無事に停車できれば、
大きな危険は回避できています。
鉄道会社や運転手側からの指示などが
行われると思いますから、まずは冷静になって
自分の身の安全を確保しましょう。
パニックになると、余計に恐怖心をあおることになりますし、
自分の身に危険が及ぶ可能性もありますから、
落ち着いて行動するようにして下さい。

運転再開には時間がかかる

電車が地震により停車した後には、
係員の指示に従って行動することになります。
運転が再開される場合もありますが、基本的には、
電車から降りて線路上を歩くようなことになるケースも多いです。

しかしながら、いずれにせよ、運転再開がされるのだとしても
非常に時間がかかります。
周囲の安全確認など色々な項目を確認し、
ようやく運転再開、ということになるのですが、
短時間で再開されることはなく、長時間かかることを
覚悟して下さい。

また、大きな地震だった場合、余震などが続く可能性も
あり、対応までに時間がかかるケースもあります。
空調なども停止してしまうため、満員電車の場合は
非常に息苦しくなることも考えられます。
窓を開けるなどして、しっかりと換気を行うようにしましょう。
(ギュウギュウで自分では移動できないでしょうから
協力し合うことが大切になります)

外に出て避難する場合

電車の外に出て避難する場合は、勝手にドアを
開けるのではなく、係員の指示に従って避難することになります。
誘導員や安全確認など、色々な準備がありますから、
しばらく電車内で待機することになるかと思いますが
必ず、案内はありますから焦らずに案内を待つようにしましょう。

もちろん、ドアを強引に開けることはできるのですが、
それをやってしまうと、余計に鉄道会社側の混乱を
招くことになり、避難の案内などが遅れてしまい、
結果的に他の電車にも迷惑をかけることになってしまいます。
そのため、くれぐれも強引に外に出たりはせずに、
係員の案内があるまでは待機するようにしましょう。

あれだけの数の乗客が勝手に線路に飛び出して
逃げだしたらパニックも起きるでしょうし、
大変なことになるということは安易に予想が
出来るかと思います。
そうなってしまわないように、一人ひとりの協力が
必要になるタイミング、ということですね。

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基本は係員の指示に従って

電車が停車したあとの基本は、係員の指示に従うことです。
電車が停車したままそのまま放置されてしまう、ということは
ありませんから、その点は安心して下さい。

係員の方から指示があるまではじっと待ち、
指示があった場合に関しては移動を開始するようにしましょう。
なお、対応方法は停車した場所や、地震の規模、周囲の状況などに
よって大きく異なると思いますから
その時その時によって異なります。

分からないことがあれば、駅員の方などに
タイミングを見て、尋ねてみましょう。

怒りをぶつけないように注意

地震災害は人間には予測できないものです。
電車内などでしばらく待機することになれば
不安も溜まりますし、ストレスやイライラも
募ってくることでしょう。

中には駅員や運転士の対応に不満を抱いてしまうような人も
居るかと思います。
ですが、関係者を怒鳴りつけりだとか、そういった行動は
してしまわないように注意して下さい。
鉄道会社が地震を起こしたわけではありませんし、
鉄道会社側も突然の事態に混乱しています。
そんな、混乱している人たちにクレームをつけたり、
怒鳴りつけたりすれば、さらに現場はパニックとなり、
避難の誘導なども遅れてしまいます。
クレームをつけたところで地震が起きたと言う事実を変えることはできませんし、
駅員の方たちにもどうすることもできません。

くれぐれも、迷惑をかけるような行動は慎むようにして下さい。

電車から出た後は?

車両から出た後は、係員の指示に従って移動するようにしましょう。
地震の規模が大きい場合は、電車が動くかどうかは不明です。
場合によっては駅などで、一夜を過ごすことになる可能性も0ではありません。
ですが、ひとまずまずは線路から安全な場所へと移動しなくては
なりませんから、誘導に従って移動するようにしましょう。

なお、線路は普段歩きなれていないでしょうから
転倒などしないように、足元に注意しながら
移動するようにして下さい。
また、大きな地震災害発生後は「余震」が多発する可能性もあり、
これも大変危険ですので、気を抜かずに、
安全第一で移動することが大切になります。
くれぐれも、危ない行動はしないようにしましょう。

何かあれば、係員の方に申し出ましょう。

まとめ

電車内で大きな地震に遭遇する可能性も0ではありません。
無事に電車が停車できれば
(基本的に無事に停車できます)
大きな危険はありませんから、係員の指示に従って
避難するようにして下さい。
パニックを起こしたり、勝手な行動をする方がとても危険ですので、
そのあたりのことを忘れることなく、
冷静に対応していけるようにしましょう。

時間はかかると思いますし、
電車の中でしばらく待機するのは不安になるとは思いますが、
それも安全のためなので、堪えるしかありません。

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