東日本大震災の余震はいつまで続くの?疑問点を解説!

東日本大震災とは、2011年に発生した三陸沖を震源とする
地震を発端とした一連の自然災害のことを示します。

しかしながら、この東日本大震災の”余震”とされる
地震が今でも時々発生しており、
”本当に東日本大震災の余震なの?”だとか、
10年以上も経過したのにまだ余震が発生するの?だとか
そういう疑問を抱く人もいると思います。

では、実際のところ
「東日本大震災」の余震はいつまで続くのかどうか、
余震と言われている地震は本当に余震なのかどうか、
その点について解説していきます。

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余震は何十年・何百年と続く場合もある

大きな地震の余震は、何日間、何週間、何か月の
レベルではなく、
なかなか想像ができないと思いますが
何年、何十年、場合によっては何百年と
続くことがあるものになります。

そのため、東日本大震災から何年経過していようと
東日本大震災の余震が発生することは
十分にあり得ることです。

もちろん、時間が経過すればするほど、
だんだんと余震の発生頻度も強さも
弱まっていくものですが、
ふとした拍子に強めの余震が発生してしまった場合は
余震の余震が発生するなどして
再び一時的に地震が活発化するようなケースもあります。

人間にとって、何年、何十年、何百年は
非常に長い時間ではありますが、
地球にとっては、何年、何十年など、
ほんのわずかな時間なのです。

そのため、この点は人間の感覚で
考えてはいけない部分であり、
何百年も前の大きな地震の余震が
時々発生することは、
地球にとってはごく普通のことである、
ということは覚えておきましょう。

回数も規模も減少するものの、長く続く

東日本大震災の発生当時は
本当に物凄い回数の余震が発生しており、
余震とは思えないような規模の大きな地震も
何度も発生していました。

しかしながら、それから長い年月が経過したことによって
今ではほとんど余震も無くなりました。

が、それでも未だに時々余震は発生しており、
回数は減り、規模も全体的には小さいものが増えましたが
それでも時々大きな余震が発生することは
あります。

そのため、今後も余震は発生する可能性がある、
というのは事実ですし、
東日本大震災の余震だけに限らず、
地震はいつ発生してもおかしくないものですから、
常に備え(神経質になりすぎる必要はありませんが)を
しておくことは、大事になります。

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大きな余震が発生すると一時的に活発化する

ある程度の規模の余震が発生してしまうと
一時的に余震が再び活発化してしまうこともあります。

例えば、2021年2月の福島沖で発生したM7.3の地震も
東日本大震災の余震とされていますが
この地震が発生した直後は一時的に
福島沖を震源とする多数の余震が発生していました。

このように、東日本大震災の余震とされるものでも、
大きなものが発生してしまうと、
再び一時的に余震活動が活発化する可能性も
十分にある、ということです。

余震と言えど、警戒は必要

「余震」と聞くと、ついつい、
最初の地震よりも弱いものだから、と
油断してしまう人もいるかもしれませんが、
それは間違いです。

余震であっても人的被害が出るようなことは
実際にあることですし、
そもそも発生する地震が全て余震とも限らず、
また新たな地震が発生してしまう可能性も
十分にあるわけです。

そのため、余震も甘く見てはいけませんし、
常に、地震に対する備えは
出来る範囲内でしておく、ということは
大事になります。

東日本大震災の余震の中にも
大規模なものはたくさん存在しており、
その中にはけが人が発生しているような
地震も多数存在しています。

何年、何十年と経過しようと、
決して”油断”だけはしてはいけない、
ということですね。

余震は”いつ”終わるの?

東日本大震災の余震はいつ終わるのか。

これに「答え」はありません。
何故なら「どの地震が最後の余震か」なんて
人間には分からないことだからですね。

仮に余震が終わっても、
元々、東日本大震災が発生してしまった
一帯は、地震が発生しやすい地域ですので、
地震の発生自体が無くなることはないでしょうし、
それが関係のない地震なのか、東日本大震災の余震なのかを
人間が100パーセントの精度で識別することは
残念ながらできません。

そのため、東日本大震災の余震がいつ終わるのかどうか、
ということを知ることは、人間にはできない、
というのが答えになります。

が、余震も含めて
今後も小規模なものを含めれば、
東日本大震災の震源地でもある三陸沖をはじめ、
関連する岩手沖・宮城沖・福島沖・茨城沖・千葉東方沖などでの
地震は、0になることは、まずあり得ない話です。

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本当に全部余震なの?

東日本大震災以降、
関係する地域で少し大きめな地震が発生すると、
その都度「東日本大震災の余震とみられる」というような
言葉を聞くことが多いと思います。

そうなってくると「本当にそれ、余震なの?」と
思ってしまうのも、確かに無理はないと思います。

この答えとしては
「余震か、関係ない地震かを見極める方法は人間にはない」というのが
現時点での答えになります。

そのため、余震と発表されていても
地球からすれば「いや、関係ない地震なんだけど」というようなものも
あるでしょうし、
逆に何も騒がれていなくても、余震であったものもあるでしょう。

ですので、あくまでも「余震とみられる」というのが
人間の限界であり、
余震かどうか、など100%判別することはできないのです。

そもそも、本震・余震などという区別も
地球側からしてみれば、地震は地震でしかなく、
そんな区切りは人間が勝手に作ったもの…!
…かも、しれませんし、
人間が「地震」という自然災害のことを”分かったつもり”に
なっているだけで、案外、色々なことが分かっておらず、
コントロールもできない、というのが現実でもあります。

そのため、”これは本当に余震なのかどうか”ではなく、
何であろうと、
身を守る、警戒する、備えておく、ということは
大事ですし、
先程も書いたように、余震の余震が発生することも
あるわけですから、
あまり「これは東日本大震災の余震なのか?違うのか?」ということを
一般の方が気にしても意味はないと思います。

どっちにせよ、大きな地震が発生すれば
余震を誘発する可能性は
あるわけですからね。

今後はどうなるの?

今後も、東日本大震災の余震とされる地震は
定期的に発生はするとは思います。
もちろん、東日本大震災とは関係のない地震も
同じような場所で発生する可能性は
十分にあります。

ですので、地震に対する備えは
日ごろからしっかりとしておき、
最低限の知識と、防災グッズなどの備えを
しておくことをおすすめします。

東日本大震災の余震に限らず
地震はいつ、どこで発生するか分からないものですし、
東日本大震災の地域とは全く関係のない
地域であっても、当然、全く関係のない地震が
発生する可能性は十分にあるわけですから、
常日頃から、しっかりとある程度の備えは
しておいた方が良いでしょう。

過剰に神経質になりすぎる必要は
全くないと思いますが
必要な部分に関しては”備え”をしておく、
ということは大事なことのひとつになります。

まとめ

少なくとも、今、生きている人が
”東日本大震災の余震のおわり”を
見るようなことはないと思いますので
そこのところを気にしても
あまり意味はないと思います。

常に、地震はどこで発生するか
分かりませんので、
日ごろから、ある程度、いざと言う時のための
備えをしておくことができるかどうか、ということが
一番大切なことになるのではないでしょうか。

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