余震は「いつまで」かも「余震かどうか」も人間には分からない!

地震における「余震」はとても恐ろしいものです。

例えば、大きな地震などが発生すると
その余震が長々と続くようなこともあり、
建物などへのダメージもそうですし、
現地にいる人々への精神的なダメージも
とても大きいものになっていきます。

当然、余震と言えどもその強さによっては
更なる被害が生まれることもあり、
決して、油断してはいけないものです。

ですが、残念ながら人間には
”地震の余震がいつ終わるのか”ということは
はかり知ることができないのです。

この点について、詳しく解説していきましょう。

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人間では分からないことが色々ある

そもそもの話、地震全般が、人間には
分からないことも非常に多いですが、
余震に関しても、分からないことは非常に多く、
現在の人間の技術では、

”余震がいつまで続くのか”ということは
当然分かりませんし、
”今発生したのは前の地震の余震なのか、別の地震なのか”と、
いうことも厳密に判断することはできません。

人間には、余震のことも含め、
色々なことが分からないことだらけ、というのが現実です。

「いつまで続くのか」は、判断できない

余震で人間に言えることは
「今後、〇週間は余震に特に注意してください」と、
いうぐらいのことまでが限界で、
それ以上のことは言うことはできません。

具体的に”いつまで”余震が起きるのか、
それをハッキリと明言できる人間は、
少なくとも現代には存在しません。

どんなに地震に詳しい専門家や学者の方であっても
”今後~~程度続く恐れがある”ぐらいまでが限界で
具体的に何月何日まで、みたいにピンポイントで宣言するのは
現在の人間には不可能なことです。

今後、技術が進歩していけばどうなっていくかは分かりませんが
少なくとも、今の時点、そして近い未来では
”余震が何月何日まで続く”というレベルの精度で
それを突き止めることはできません。

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余震かどうか明確に判断することもできない

人間には、”発生した地震が余震なのかどうか”と、
いうことも明確に判断することは、残念ながらできません。

例えば同じような地域で発生した地震であっても、
それが余震なのか、それとも異なる地震活動が
始まったのか、そういったことを
100%正確に見極めることはできませんし、
”余震だと思っていたものが実は前震だった”
などというケースもあるために、
このあたりを確実に、正確に判断することは
非常に難しい、というのが現実になります。

これに関しても、やはり近い将来でどうこうできる問題では
ないのは、事実ですね。

余震の強さを判断するのも難しい

”発生前の余震”がどの程度の強さになるのかどうかも
予想するのは難しく、
大体の地震の場合「同規模程度の余震が発生する可能性がある」と
発表するのが”今現在の限界”になります。

そして、そう言った発表が気象庁などから
行われた場合でも、現実問題、確実に余震の強さを
判断することは難しく、
余震に注意、と言っておきながら余震が発生しないようなケースも
当然ありますし、”同規模程度の余震”が実際に発生するケースもあれば、
逆に小規模な余震が何度か続くだけで終わってしまうような場合もあり、
この点は何とも言いにくいのが現実です。

また、2016年に発生した熊本地震などのように
”最初の本震と思われていた地震よりもさらに強い地震”が
発生するようなケースもあり、
(この時もいつものように最初の地震の時に
 余震に対する説明がされていました)、
地震活動の強さや発生タイミングなどを
正確に予見するのは非常に難しいことです。

余震の強さに関しても同様で、
こればっかりは、特に規模の大きな地震が発生した時
等に関しては”今後しばらくの間注意してください”ということが
限界になります。

そのため、各自でしっかりと備えを
しておくことは、とても大切なことになります。
くれぐれも油断をしないようにしましょう!

常に備えをしておくことは大事

ここまで書いてきた通り、”余震”は
人間には予測不能な領域です。

そのため、”常に備え”をしておくことが大切です。

”常に”と言っても、24時間ずっと警戒していないといけない、
ということではなく、
”最低限の備えはちゃんとしておき、いつでも対応できるようにしておく”
ということで、
備えの準備さえ出来てれば
ずっと地震のことを考えていなさい、ということではありません。

最低限の準備として

・地震に関する最低限の知識(主に安全に対すること)を理解しておく
・防災グッズを用意しておく
・避難経路や避難場所などを事前に確認、家族がいるなら話し合っておく
・費用などと相談しながら自分の生活の範囲内で可能な耐震対策をしておく

このあたりを意識しておくと良いと思います。

このあたりの事柄をしっかりと準備しておき、
それが出来てさえいれば、後は”常に準備は出来ている状態”に
なりますから、定期的な防災グッズのメンテナンス(例えば非常食が期限切れになってないかなど)
をしていれば、普通に生活し、地震のことをずっと考えておく必要はありません。

ただ、こういう備えはやっておくと、大きく変わって来るので、
その点はしっかり備えておくことが大切です。

まとめ

余震に関しては、人間には分からないことが多く
「こう」と言い切ることは
現在の人間の技術力では残念ながら不可能です。

だからこそ、地震が発生した後も
”余震”に対する備えは常に対応できるように
行っておくことが必要になるのです。

しっかりと、備えをしておきましょう!

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